沖縄の歴史ある由緒正しい神社。気になる「琉球八社」をご紹介!

「琉球八社」をご存知でしょうか?1429年から1879年の450年間、沖縄ではなく琉球王国であった頃に建てられた8つの神社が現在も沖縄にあるのです。歴史ある神社にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。今回はその8つの神社をひとつひとつご紹介していきます。

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このまとめ記事の目次

1選目:波上宮/那覇

沖縄空港から車で約10分の場所にある「波上宮」は、琉球八社の中でも最上位に位置付けられています。波の上ビーチの大きな崖の上に建ち、地元の人から親しみを込めて「なんみんさん」と呼ばれています。御祭神は、伊弉冉尊 (いざなみのみこと)をはじめ三神が祀られ、お正月には30万人もの参拝者が訪れます。
目の前に海が広がり、境内には沖縄らしい赤瓦の本殿が建ち、その両脇には狛犬ではなくシーサーがいることも見どころの一つです。沖縄ならではの色鮮やかな紅型のお守りも観光客に人気です。ニライカナイ信仰の祈りの場所で、豊漁や豊作を祈願していたと言われています。

2選目:沖宮/那覇

「沖宮」は那覇市の奥武山公園の中にあります。はるか昔那覇港で光り輝いた霊木を祀ったことが起源だと伝わっています。御祭神はなんと11社も祀られています。当初那覇埠頭に建てられていましたが、その後安里八幡宮の隣に移転されました。戦争により焼失しましたが昭和50年に再建され現在に至ります。
琉球王朝時代には中国や薩摩方面への航海前に必ずここに立ち寄って航海安全と商売繁盛を祈っていたそうで、現在では金運にご利益があるといわれています。初詣には参拝者が訪れる人気スポットになっています。年末年始限定で行われるイルミネーションで美しく照らされた神秘的な神社を見ることができます。

沖宮

沖縄県那覇市奥武山町44

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3選目:識名宮/那覇

那覇空港から車で20分、那覇市繁多川識名霊園近くにあります。琉球国王尚元王の長男尚康伯の病気を治すために創建されました。御祭神は伊弉冉尊(いざなみのみこと)をはじめ5神が祀られています。元々は洞窟の中にあった神社であったため、神社の境内にある洞窟には霊石が祀られています。
社殿は戦火により焼失してしまいましたが、1968年に再建されました。社殿の瓦には立派な鬼瓦が使われており、これは沖縄では珍しいそうなので、行かれたときにはぜひご覧になってみてはいかがでしょうか。識名宮は、病気回復、子宝、安産のご利益があるそうですよ。

識名宮

沖縄県那覇市繁多川4-1−43

3.00 04

4選目:普天満宮/宜野湾

普天間宮は、那覇空港から車で約40分、宜野湾市普天間にあり、本島中部最大で宜野湾市唯一の神社です。ちなみに神社の近くには米軍基地があります。もともとは普天間の洞穴に琉球古神道神を祀ったのがはじまりと言われ、御祭神は伊弉冉尊(いざなみのみこと)をはじめ天・地・海など様々な神様が祀られています。
戦後しばらくの間は米軍の所有物となっていましたが、1950年に再建されました。普天間宮には全長約280メートルの鍾乳洞「普天満宮洞穴」があり、無料で参拝することができます。洞穴からは今から3000年前の土器や石器が発掘されています。縁結び、子宝、安産、商売繁盛のご利益があるとされています。

普天満宮

沖縄県宜野湾市普天間1-27-10

- 010

5選目:末吉宮/首里

「末吉宮」は、那覇空港から車で30分、首里城の近く末吉公園の高台にある神社です。琉球王国の時代に鶴翁和尚が熊野権現を勧請して創建されたのがはじまりと伝えられています。戦争により建物は喪失しましたが、1972年に再建されました。沖縄県指定有形文化財に指定されています。
鶴翁和尚にちなみ、学業成就、商売繁盛、立身出世などにご利益があります。末吉宮は自然いっぱいの末吉公園の高台にあり見晴らしがいいので、ぜひ参拝の後に境内を散策することをお勧めします。公園の緑と、趣里の街が見渡せる素晴らしい景色が眺められますよ。

6選目:安里八幡宮/国際通り

「安里八幡宮」は那覇空港から車で20分、ゆいレールの安里駅から500メートルほどの住宅街にあります。琉球八社の中で唯一八幡神である応仁天皇(オウジンテンノウ)、神功皇后(ジングウコウゴウ)、玉依姫(タマヨリヒメ)が祀られています。戦火で喪失しましたが、1962年に再建されました。
6代琉球国王がきかい島に攻め入り、その成功を称え建てられました。それにより成功勝利、合格祈願などのご利益があります。高層マンションや一戸建ての家が建つ住宅地にひっそりと佇む神社です。交通の便もいいので、ぜひ縁起のいい安里八幡宮に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

安里八幡宮

沖縄県那覇市安里3-19-14

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7選目:天久宮/那覇

「天久宮」は那覇空港から車で約15分、那覇市泊港近くの聖現寺(しょうげんじ)の境内にあります。創建は成化年間(1465年~1487年)と伝えられています。弁財天が現れて祀ったのがはじまりとされています。それにより縁結びのご利益があるとされています。
社殿は戦火で喪失しましたが、1972年に再建され現在に至ります。本殿前にある拝殿は木造で普通の民家のようですが、境内には御嶽(うたき)という沖縄で神を祀る聖所もあるので神聖な場所であることは間違いはないのです。そしてパワースポットとしても知られています。

天久宮

沖縄県那覇市泊3-19-3

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8選目:金武宮/宜野座・金武町

「金武宮」は、那覇空港から車で約1時間、北部の金武町にある神社で、金武観音寺境内の金武鍾乳洞内にあり、鍾乳洞自体が神として祀られている珍しい神社です。その昔村人たちを苦しめていた大蛇を退治した日秀上人(にっしゅうしょうにん)により建立されたと伝わります。
「金武宮」は、商売繁盛、金運、仕事運などにご利益があると言われています。洞窟内は鍾乳石がずらっと並び圧倒されます。奥には金武大川の名水を使った泡盛が貯蔵されており、一年中一定の温度に保たれるため適した場所なのだそうで、なかなか美味しいと評判です。お酒が好きな人はぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

金武宮

沖縄県国頭郡金武町金武222

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沖縄で神社巡り

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