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鮮やかに、心に響く、“岡谷”の旅

長野県のほぼ中央に位置し、かつて全国一の生糸生産地として発展し、日本のみならず世界中に“シルクの都”としてその名を響かせてきた岡谷(おかや)。今回は「東洋のスイス」とも呼ばれる諏訪地区岡谷市の歴史と魅力をご紹介します。

このまとめ記事の目次

東洋のスイスとも呼ばれた町

岡谷市観光協会
諏訪湖の西岸に面し、西北には塩嶺王城県立公園、東には八ヶ岳連峰、遠くには富士山を望む、湖と四季を彩る山々に囲まれた風光明媚なまち岡谷市。
岡谷蚕糸博物館
古くから信州は「蚕糸(さんし)王国」と言われ養蚕や製糸が盛んでしたが、中でも岡谷は明治以降「シルク岡谷」としてその名を世界に轟かせました。
岡谷市観光協会
製糸業で培った技術力は、精密機械工業発展の原動力となり、戦後の復興、さらには高度成長を支え、山々に囲まれた美しいまちのイメージを重ね合わせて「東洋のスイス」と呼ばれるまでに至ったのです。

訪れる前に知っておきたい!シルクと岡谷の歴史

岡谷蚕糸博物館
「糸都(しと)岡谷」。そう呼ばれる所以は、かつて岡谷が全国一の生糸の生産量を誇っていたため。
最盛期には3万人を超える工女さんが各地から集まり、町は賑わいました。
岡谷を歩くと在りし日の面影を感じる建物があちらこちらに残されています。

それら名所をお伝えする前に、知っておくとより楽しめる「シルクと岡谷の歴史」をご紹介します。
安政6年(1859年)に日本が外国との貿易を本格的に開始してから約80年間、生糸が常に最も多く輸出された商品だったことはご存知でしょうか?
明治元年から昭和9年まで、生糸が日本の輸出総額に対して占めた割合はなんと約36%。
現在の主な輸出品である自動車の14.5%(2012年)と比較しても、製糸業が日本の経済にとって重要な役割を果たしてきたことがうかがえます。
岡谷蚕糸博物館
岡谷では、明治初年、全国でもいち早く新しい生糸づくりを志す「製糸家」と呼ばれる製糸工場の経営者たちが次々と登場しました。
中山社を創業した武居代次郎氏らの活躍により、ヨーロッパの技術をコストダウンし実用化した「諏訪式繰糸機」が明治8年に開発されると、瞬く間に全国へ普及。
このようにして工場生産体制が整えられていったのです。
●製糸業全盛の頃の工場の煙突群 岡谷蚕糸博物館

●製糸業全盛の頃の工場の煙突群

明治20年代には、岡谷で生産された生糸は日本を代表する銘柄(信州上一番)に成長しました。
そして大正期になると、日本の輸出製糸は世界の生産量の過半数を超えるように。
その中でも、岡谷の輸出製糸は日本全体の約35%(大正13年)を占め、最盛期には200もの製糸工場が立ち並び、日本の製糸輸出をけん引しました。
●明治末期の天竜川口 岡谷蚕糸博物館

●明治末期の天竜川口

ここまで岡谷で製糸業が栄えた理由として、製糸に使う水が天竜川をはじめの豊富であったこと、繭保存に適する乾燥気候、原料の繭を近隣から得やすかったことが挙げられます。
そして、諏訪式繰糸機の技術開発者がいたこと、優れた経営者がいたこと、大勢の工女さんなどの労働者が得られたこと、糸商や金融関係の支えがあったことなど、それら一つが欠けても糸都岡谷は成り立たなかっただろうといわれています。

世界でも珍しい博物館「シルクファクト岡谷」

岡谷蚕糸博物館
●昭和39年に開館、平成26年8月に現在の場所(岡谷市郷田1-4-8)へ移転リニューアルオープン

岡谷蚕糸博物館(シルクファクト岡谷)は、シルクを五感で感じることができる世界的にも類まれな博物館。
ミュージアムエリア、製糸工場見学エリア、ワークショップエリアに分かれていて、お子さまでも楽しむことができます。
イベントや企画展も随時開催されており、昨年は映画「君の名は」でも話題になった組紐の展示会が開催され、多くの観光客が訪れました。
岡谷蚕糸博物館
ミュージアムエリアでは、蚕と絹、当時の工女さんたちの生活、明治時代から昭和期までの製糸機械の歴史、先人の経営資料からたどる岡谷の歴史などについて知ることができます。

岡谷で最後の製糸所「宮坂製糸所」

岡谷蚕糸博物館
●平成26年に博物館に併設された㈱宮坂製糸所は、昭和3年に岡谷で創業した製糸工場。

伝統的な生糸の生産方式が残されている日本で唯一の製糸工場で、従業員の方の熟練された技を間近で見ることができます。
湯気の立つ中で糸を繰る素早い手の動きは職人そのもの。70度を越える熱いお湯の中で、煮える繭から糸を取ります。
こうして、旧式ならではのやわらかく染色性が良い生糸ができあがるのです。
工場直営のファクトリーショップでは、棚いっぱいの絹糸を販売しています。
諏訪式、上州式などの生産方法に加え、草木染め、藍染など、染料にもこだわられたシルクはとても貴重な品。
それ以外の絹製品やシルク石鹸等も販売されていますので、お土産探しにもおすすめです。

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ライター紹介このまとめ記事を書いた人

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