ドライブの行き先として人気の箱根。とはいえずっと運転するのも、山だけ見ているのも、悪くはないけどなんとなく味気ない。せっかくなら途中でおいしいもの、食べたいですよね。今回は、箱根でおすすめの歴史ある休憩処、【甘酒茶屋】をご紹介します!(※掲載されている情報は2018年3月に公開されたものです。必ず事前にお調べください。)
情報は記事掲載時点のものです。施設によって営業時間の変更や休業などの可能性があります。おでかけの際には公式HP等で事前にご確認ください。また、当サイトではアフィリエイトプログラムを利用しており、ご紹介するお出かけスポットや商品に、アフィリエイトリンクを設置している場合があります。RETRIPでは引き続き、行き先探しに役立つおでかけ情報を提供していきます。
ドライブで行きたい箱根
都心からもアクセスが良く、温泉地や観光地として人気の箱根。豊かな自然は四季ごとに見せる景色も異なり、ドライブの行き先としても人気です。関所などの歴史を伝えるスポットや美術館なども多い箱根は、日帰りのおでかけ先にもぴったりです。
定番スポットのひとつ、芦ノ湖の晴れた日の景色は見事な美しさ。芦ノ湖周辺は箱根神社や関所などが集まり、歴史を感じられる場所となっています。ドライブで箱根に行くなら是非行っておきたいところです。
箱根【甘酒茶屋】とは
【甘酒茶屋】は、箱根登山バス「甘酒茶屋」で下車してすぐの場所にあります。江戸初期に創業してから、箱根の関所を目指す旅人を癒す休憩処として引き継がれてきたお店。神奈川方面から芦ノ湖へのドライブなどの際寄るのにおすすめな休憩スポットです。
目印は歴史の匂いを感じさせる、かやぶきの屋根。建物は古くからある日本の家屋のようですが、地震や火災などを経験しその度に建て直しが行われ、今の姿を保っています。現在十三代目の店主がお店を受け継ぎ、今も変わらずハイキングやドライブで旧街道をやってきた人々にほっと一息つける休憩の場所とおいしい甘酒を提供しています。
甘酒とお餅でほっと一息。
代々受け継がれてきた製法で作られる甘酒茶屋の甘酒(1杯400円)は、砂糖や他の添加物を一切加えず、発酵させた米麹の自然の甘味のみの甘さ。米麹からできているので、赤ちゃんの離乳食にもおすすめだそう。この甘酒とぴったりなのは、もうひとつの看板メニューである「力餅」(500円)。毎朝きねでつき、備長炭で焼きあげたお餅です。
お餅の種類は海苔で巻いた醤油味の「いそべ」、薄緑のきな粉のかかった「うぐいす」、きな粉とすった黒ごまを混ぜた「黒ごま」(数量限定)の3種類。1皿に2つずつのっているので、一緒に来た人と違う味を分け合うこともできます。お餅に添えられたお漬物もとてもおいしく、不思議なことに甘いきな粉のお餅とも相性抜群。
その他のメニュー
メニューには他に、ところ天(500円)や味噌おでん(450円)なども。長いドライブでお腹が空いてしまったとき、軽めのお食事にも良さそう。ところ天は自家製のタレに辛子ではなくわさびが添えられています。
熱々のこんにゃくにこちらも自家製の味噌とごまをつけていただく味噌おでん。ところ天もこんにゃくも、疲れた身体に優しい消化の良い食品。旅人を気遣う優しさが見えるメニューです。この他にも、冷たい抹茶や夏季限定で自家製シロップをかけたかき氷をいただくこともできます。
雰囲気のある日本家屋でゆっくりとした時間を。
箱根の緑に囲まれ、古い趣を漂わせるお店は、なんだか心を落ち着かせます。かやぶきの屋根、天井に渡った大きな梁、それを支える柱。建て直しを経て新しく生まれ変わっても、甘酒茶屋が歩んできた歴史をしっかりと今に伝えているように感じられます。
土間のテーブル席や座敷席もありますが、囲炉裏の傍に座って、箱根に長く継がれてきたこのお店の歴史を感じながら、ゆっくり甘酒をすするのもいいですね。
ドライブで箱根に来たら、【甘酒茶屋】へ行こう。
箱根の【甘酒茶屋】はいかがでしたか?甘酒もお餅ももちろんですが、歴史を感じさせるこのお店の空気も、箱根に行ったなら一度は味わってほしいポイントです。次の箱根ドライブ、お時間があれば是非、【甘酒茶屋】もプランに加えてみてください。
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