稚内に来たら絶対に訪れたいおすすめの観光名所10選

日本の最北部にある稚内は、宗谷岬など、有名な観光スポットがあるだけでなく、新鮮な魚介類も美味しいです。札幌から特急列車が走っている他、稚内空港も存在し、東京からのアクセスも可能です。市内の移動は、路線バス以外にもレンタカーが便利です。今回は、稚内のおすすめ観光スポットを10個紹介します。(なお情報は記事掲載時点のものです。詳細は公式サイトなどでも事前確認することをおすすめします)

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このまとめ記事の目次

1:宗谷岬

宗谷岬は、日本最北端の岬で有名で、毎年全国各地から多くの観光客が訪れます。北緯45度31分・東経141度56分に位置するこの岬は、一般人が立ち入れる日本最北端の地となっています。なお、政府が実効支配している日本最北端は、宗谷岬から西へ約1km離れている、無人島の弁天島です。列車の発着時刻に合わせて、路線バスも運行しています。
宗谷岬周辺は公園となっており、最北端の碑・間宮林蔵像・宗谷岬音楽碑などの石碑が立っています。最北端の碑は北極星の一稜をモチーフにしたものです。また、立像となっている間宮林蔵は稚内から樺太へ渡り、樺太の島を確認した事で有名となっています。なお、快晴の日は樺太の姿も見えます。

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2:ノシャップ岬

ノシャップ岬は、稚内駅から北に5km離れた場所にあります。アイヌ語で「ノッ・シャム」と発音し、「岬の突き出た所」と「波の砕けた場所」を意味します。空が澄んでいる時は、利尻富士や礼文島も見渡せます。なお、晴れた日の夕方には、夕日が美しく見えるため、カップルなどで賑わいます。
すぐ近くにある恵山漁港公園には、ノシャップ岬の碑だけでなく、イルカのモニュメントが置かれています。ノシャップ岬のすぐ近くに水族館があることに由来されていると思われがちですが、昔話では、イルカが宗谷海峡を渡ったと言われており、その名残となっています。なお、このノシャップ岬で、日本海と宗谷湾が区切られています。

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ノシャップ岬

北海道稚内市ノシャップ2-5

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3:防波堤ドーム

稚内港の北にある防波堤ドームは、海上からの高さ14m・長さ427mを誇り、外観もアートのような造りになっており、世界でも類を見ない防波堤となっています。見た感じでは、古代ローマ遺跡を思わせるような雰囲気で、中を歩いてみると、大きな空間に圧倒され、思わず上を見上げたくなります。
防波堤ドームは、冬に激しくなる北西の波がなだれ込んで、周辺の港に被害が及ぶのを防ぐために建てられました。元々は稚内と樺太を結ぶ樺太航路が運行され、冬の大波に悩まされていましたが、防波堤ドームのおかげで、冬の大波に悩まされる事も少なくなりました。現在も防波堤として役立っており、北海道遺産にもなっています。

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4:稚内公園

稚内公園は、市街地を見渡せる高台に存在し、隣り合う森林公園と併せて約100ヘクタールが市民の憩いの場として親しまれています。5月の中旬には八重桜や蝦夷山桜などが咲き誇り、道北の桜スポットとして有名になります。周囲には開基百年記念塔や九人の乙女の碑なども存在し、見どころが沢山あります。
氷雪の門は、稚内公園の北部にある門で、稚内市を代表するモニュメントです。サンフランシスコ平和条約により異国の地となってしまった樺太への望郷の思いと、樺太で亡くなってしまった方々を弔うため、昭和38年に建てられました。毎年8月20日は、慰霊祭「氷雪の門・九人の乙女の碑平和祈念祭」が行われます。

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5:ノシャップ寒流水族館

ノシャップ岬の周辺にある水族館で、日本最北端の水族館です。館内の大回遊水槽は、360度の角度から見ることができ、幻の魚「イトウ」をはじめ、北方系の生き物を中心に約100種類展示されています。その他にも、北の海のアイドル・フウセンウオの孵化に成功し、魚の展示だけでなく、新しい魚の飼育にも挑戦中です。
ノシャップ寒流水族館の名物と言えばアザラシ。この水族館は、アザラシ専用の池が設置されており、他の生き物と離れているため、ストレスなく生活しています。アザラシのショーは1日数回行われ、そのパフォーマンスは観客を惹きつけます。さらに、運が良ければアザラシの赤ちゃんに遭遇できるかもしれません。北の海で逞しく生きるアザラシは、見る価値が非常に高いです。

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6:宗谷丘陵

宗谷岬の背後に広がる丘陵で、日本最北の丘陵でもあります。なだらかな斜面が特徴の、この丘陵は「宗谷丘陵の氷河地形」として北海道遺産に認定されています。この地形は、およそ2万年前の氷河期に形成されました。北から南に向かって標高が高くなります。また、風が強い事を利用して、周辺には57基もの風力発電所があります。
宗谷丘陵に存在するフットパスは、宗谷岬から始まるロングコースと、風車近くから始まるショートコースがあります。ショートコースは白い道から始まりますが、この道は砕かれたホタテの貝殻が使われているのが特徴です。石とは違い、歩いた時の衝撃を和らいでくれるので、足が疲れにくくなります。晴れた日は空気が澄んでおり、青い空と白い道の対比がはっきりします。

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7:メグマ沼

メグマ沼は、稚内空港の裏手に存在する、神秘的な海跡湖です。元々は海でしたが、何らかの原因により海と離れて沼となりました。稚内空港から徒歩で30分以内の所にあるため、アクセスが便利です。駅からは空港連絡バスが走っています。飛行機の発着時刻に合わせて運行されているため、予め時刻を確認しておきましょう。:
メグマ沼は、夏になるとミズバショウ・ワタスゲといった200種類を超える植物が咲いており、ゆっくり歩きながら散策するといいでしょう。遊歩道もあって歩きやすいだけでなく、案内板もあるため、迷わずに散策出来ます。植物のほか、野鳥も飛来しており、バードウォッチングにも適しています。

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8:稚内市開基百年記念塔

1879年、宗谷に戸長役場が置かれたことで稚内市の開基となり、100年を記念として1979年に、稚内公園の近くに建てられました。地上70mの展望台からは、西は利尻島や礼文島、北は樺太、南は雄大なサロベツ原野の姿が見えます。360度の大パノラマとなっているので、稚内独特の景色を楽しめます。
開基百年記念塔には、北方記念館も併設されています。稚内・樺太に関係する郷土資料や、間宮林蔵の足跡ならびにアイヌ民族に関する資料が展示されています。北海道の歴史が集まった博物館であるため、一度は足を運びたい場所です。6月は、1年で最も日が長いということで白夜祭も開催されています。そちらではサンゴの産卵に関する展示もあります。

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稚内市開基百年記念塔

北海道稚内市ヤムワッカナイ

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9:大沼

稚内大沼は、北海道立宗谷ふれあい公園の南にある沼で、市街地から約6km南東に離れた所にあります。路線バスも走っており、稚内駅から約25分の所にある「声問」バス停で下車します。周囲は12kmですが、水深は1.5mと浅いです。かつては宗谷湾と繋がっており、周囲は湿地帯となっています。道南の大沼と見分けやすくするために、「声問大沼」とも呼ばれています。
稚内大沼は、春に訪れるのがベストです。この時期は、水面の全面凍結が終わり、徐々に解け始めた頃に、シベリアからハクチョウが大量に飛来してきます。様々なハクチョウがやってくるので、大沼一帯は白一色になります。晴れている日は利尻富士も見えるので、ハクチョウとのコラボレーションも楽しめます。

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10:稚内副港市場

稚内副港市場は、食事・土産処・温泉が一同に集まった、日本最北端の施設です。土産では、稚内だけでなく利尻や礼文の新鮮な魚介類を取り扱っており、時期が良ければ生うにや生ほたても買うことが出来ます。1階の「浮玉」では、稚内の新鮮な魚介類を使用した海鮮丼が食べられる事で人気です。
1階のギャラリー棟は、明治時代を思わせるレトロな内装となっており、そこに駄菓子屋があるのを見ると、何だか懐かしさを感じます。2階には温泉も存在し、賑わう港を見ながらゆっくりお湯に浸かることも出来ます。稚内市樺太記念館もあり、明治以降の樺太を中心とした人々の様子が描かれています。

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稚内副港市場

北海道稚内市港1-6-28

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今回は、稚内を代表する観光地を紹介しました。宗谷岬やノシャップ岬以外にも、氷雪の門や、宗谷丘陵など、歴史や自然を満喫できるスポットまで幅広く存在する事がご理解頂けたと思います。稚内の移動はレンタカーが便利ですので、駅周辺や空港で車を借りて、稚内をエンジョイするといいでしょう。

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