【信州上田】歴史と自然を満喫できる観光スポット10選

歴史を大切にする街、長野県上田市。2016年の大河ドラマ「真田丸」の主人公だった真田幸村でもお馴染みのこの街では、甲武信ヶ岳から流れ出る水量豊富な千曲川を抱え、様々な歴史を彩ってきました。今回は広範囲で味わえる信州上田の観光スポットをご紹介したいと思います。(なお掲載されている情報は記事公開時点のものです。詳細は公式サイトなどで確認することをおすすめします。)

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このまとめ記事の目次

【1】徳川軍を撃退!!難攻不落の上田城

上田市のランドマークと言えば、日本の名城100選にも選ばれている「上田城」。1583年築城のこの城は、400年を超えた今でも多くの人々で賑わっています。その昔、戦国時代に統治していた真田昌幸は、ここを拠点にこの土地と人々を守りました。残念ながら戦いに破れ息子の真田幸村と共に和歌山へ幽閉されたままこの世を去りましたが、今でもその知力、行動力に感銘を受けている多くのファンがおり、大河ドラマの放映も手伝って大人気の観光スポットとなっています。
桜の季節には「上田城千本桜まつり」が毎年開催され、真田氏の息吹を感じながら深い歴史とほのかに香る桜の花が、普段は感じられない世界へ連れて行ってくれます。上田城址公園内の中心に構える「上田城」。周りを取り囲むように「本丸跡のお堀」「ケヤキ並木遊歩道」「花木園」など季節を楽しめる場所もあれば「3on3バスケットコート」や隣接する芝生広場ではいつでも体を動かすこともできます。

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【2】新鮮な空気でのどか山頂!美ヶ原高原

日本の百名山にも選ばれている「美ヶ原」。その山頂にある高原には、美しの塔や美ヶ原高原美術館などがあり、遠方からの観光スポットになっています。一日中を通してその景色や空気を楽しむことができます。聡明な日の出、照りつける日中の日差し、オレンジ色の美しい夕日、そして暗くなった闇夜に映し出す無数の星たちがを見ていれば、日頃のストレスも一気に開放されるでしょう。ここはぜひ一度行って頂きたいオススメのスポットです。
頂上付近までは車で行くことができ、駐車場も完備していますが、山頂付近の道路は峠道でやや狭くなり、対向車もたくさんすれ違います。細心の注意を払いハンドルを握って進みましょう。また山頂ですから天気もコロコロ変わります。あらかじめ天気予報をチェックしてから行くことをお勧めします。

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【3】安産祈願でお馴染み!生島足島神社

良縁子宝、安産子育、夫婦円満の神として崇敬される生島足島神社。日本の国土の中心に位置する神社としても有名です。家族が円満に過ごせるように、ここでは多くの方が参拝に来られます。生けるすべてに生命力を与える生島大神と、生けるすべてに満足を与える足島大神の二神が祀られています。特に生島大神は安産祈願の神様としても有名です。
安産祈願の祈祷は毎日行われているようですが、念の為問い合わせしてからの訪問がおすすめです。また、安産祈願だけではなく、生島大神は無病息災・五穀豊穣、足島大神は縁結び・商売繁盛・必勝合格・海運厄除といった神様としても知られています。必要な時期にお祈りすることで、穏やかな気持で日々を過ごせるかもしれません。境内は池があり、ご神木があり、木々に溢れ緑豊かな場所です。のんびりしてゆっくりと散歩をしながら景色を楽しむだけでもオススメのスポットです。

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【4】信州最古の温泉、別所温泉

古代ロマンを感じる温泉街「別所温泉」。上田駅から上田電鉄に揺られて最終終着駅が別所温泉。中心部から時間をかけて向かう為、秘境感も満載です。国宝や重要文化財が数多くあり一日歩いても十分楽しい観光地です。
別所温泉にある北向観音。境内には愛染カツラの木があります。その昔、川口松太郎氏が書いた小説の題名となり、その後映画になり大ヒットしました。それ以来縁結びで有名な木となり、別所温泉を訪れた人々が樹齢300年を超えたこの霊木に参拝などをして親しんでいます。この木は1939年より上田市指定天然記念物に認定されています。

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【5】昔ながらの宿場町、海野宿

上田市をご紹介するならばここも欠かせません。地名としてはお隣の東御市ですが、市の境でアクセスもよく、また昔ながらの宿場街として今も伝わる趣のある通りです。この北国街道でゆっくり時間を過ごすなら、江戸時代へタイムスリップしたような錯覚に陥ることでしょう。
この街は、江戸時代の旅籠づくりの建物と明治時代以降の養蚕が盛んな頃に建てれた家々が今も大切に保管されています。養蚕づくりに適した伝統的な造りをしており、1986年には「日本の道百選」に、 1987年には「重要伝統的建造物群保存地区」に選定され重要な文化財として街ぐるみで大切にしています。

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【6】絵だけが語る、戦没画学生慰霊美術館 無言館

次に紹介するのは上田市の美術館「無言館」。第二次世界大戦中に命を落とした画学生達の作品を無言の叫びとして展示しています。展示される絵画は何も語らず「無言」、見つめるギャラリーもそれを観て「無言」となることから名付けられた美術館です。
館内は冷たく無機質なコンクリートの壁。そこに展示される絵画の一つ一つからメッセージが伝わってきます。時々、涙をすする声や、目頭にハンカチを押さえながら絵を見つめるギャラリーもいらっしゃいます。志半ばで人生を閉じた画家たちが遺した作品は、心に響くことでしょう。

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戦没画学生慰霊美術館 無言館

長野県上田市古安曽山王山3462

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【7】おしゃれな北欧家具が揃う店 haluta

お洒落な上田市民も愛用しているHalutaは、東京神田と軽井沢にも店舗を構える北欧家具・北欧雑貨専門店。北欧家具は、冬が長く家で過ごす時間も多いため、その時間を楽しく過ごそうと、生活の知恵から有機的な家具が生み出されてきました。ここ上田のHalutaでも、そのような知恵を楽しめる場所となっています。
4,000坪の工場跡地をそのまま利用し、膨大な数のヴィンテージ物の机や椅子を陳列しています。ゆっくり見ようとしたら、いろんな妄想で自宅を飾り付けてしまうかもしれません。とにかく種類の豊富さに圧倒さてしまいそうですが、スタッフは皆さん接客が素晴らしく、納得行くまで説明をしてくださいます。人情豊かなこの店でのスタッフさんの気遣いが旅を色濃くしてくれることでしょう。

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haluta

長野県上田市小泉821-1

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【8】本に囲まれた上田の新名所 NABO

活字好きでコーヒー好きならたまらない上田の新名所、NABO。元々ここには前述のhalutaが店舗を構えていましたが、引っ越しに伴い新スタイルの古本屋&コーヒーショップがオープンしています。毎日日替わりでイベントが開かれ、時には都内からミュージシャンやパフォーマーがやってきては、ここで温かいライブを開催してくれます。観光で立ち寄った際に、一期一会の機会を捉えてみてはいかがでしょうか。
「小島紙店」という全く違う看板がこの店のポイントです。「NABOさんはどこかしら?」という会話がこの通りではよく聞こえてきます。築100年以上経っている建物を丁寧にリノベーションして、現在の古本店はカフェと共に営業しています。中に入ると高い天井からぶら下がる無骨な梁に出迎えられ、個性豊かなお店にすぐ惚れ込んでしまうことでしょう。

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【9】湯治で有名、最高のお湯!室賀温泉ささらの湯

たっぷり観光であちらこちらと動き回ったなら、おすすめするのは上田市が誇る温泉「ささらの湯」です。ここは全国的にも湯治としても知られており、日本中からその湯質を求めてやってくるんだとか。旅行の良い思い出になります。本当に最高の温泉です。
地下1500メートルから湧き出る源泉100%温泉は、美肌の湯として知られ、また飲用にも用意されており、訪れる地元の方たちは大きなペットボトルを手にお風呂に入り、お酒で割ったり、コーヒーを淹れる際に使用したり、それぞれのライフスタイルに合わせて利用しています。

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【10】上田駅周辺にも観光スポットあり

JR長野新幹線上田駅周辺にも観光スポットはあります。改札降りるとバスロータリーがあり、そこでは真田幸村公が騎馬に乗り出迎えてくれます。また、古くから営業しているみすゞ飴でお馴染みの「みすゞ飴本舗飯島商店」は駅より徒歩2分、大正ロマンあふれる素敵な館。こちらは国指定登録有形文化財で市民に大切にされている建物です。ここは一見の価値ありです。
池波正太郎が愛した蕎麦屋「刀屋」で、大盛りのそばを食べて旅の思い出にもできます。「中村屋」のうどんは、馬肉が食べれる数少ないお店。ここのうどんはコシがあり、つゆとの相性が抜群で病みつきになります。「日昌亭」のやきそばは、毎日行列を作る上田のソウルフード。回転が良いのですぐに店内に入れますが、どれだけ待っても期待通りの美味しい焼きそばを食べることができます。食のスポットも視野に入れ観光してみれば、楽しみが倍増していくこと間違いありません。

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いかがでしたか

東京から約2時間で行ける信州上田のおすすめ観光スポットのご紹介でした。戦国からの息吹を感じられる、歴史ある街に観光に行かれる際にぜひ参考にしてみてください。浪漫に溢れ歴史情緒を大切にしつつも、一方で新しい取り組みを行う若者たちもおり、文字通り彩りの鮮やかな街です。ぜひ訪れた際に、新旧織り混ざった魅力的な街で、その素敵な魅力に触れてみてください。

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