サイズによって大きさの異なるチャーシュー
1980年創業の八王子を代表するラーメン屋。平日昼のみ営業で11席のみの小さなお店にも関わらず営業中は常に行列ができる。現在は先代のお店を受け継ぎ、娘と孫で切り盛りしている。チャーシューは並・大・特大でそれぞれ大きさが異なり、こってりとした醤油のスープの上に乗ったビジュアルが美しい。すりおろしの玉ねぎが混ざったこってりとした醤油スープに低下水のやや縮れ麺が絡み合う。 ◆場所 八王子駅から徒歩7分 ◆営業時間 11:00~14:30 ◆定休日 月曜日、土曜日、日曜日、祝日 ◆混雑状況 平日の昼に足を運びました。 椅子席がなくなるほど行列ができていましたが、回転が早く30分ほどで席につけました。 ◆本日は【ミックス特大チャーシュー麺】(¥1200)+【味玉】(¥100)を注文。 ラーメンを作っている間も器が冷めないようにお湯を入れていたり、それぞれのお客さんに合わせた声かけなど店内は気遣いで溢れる。 注文してから10分ほど待つとラーメンがテーブルに運ばれた。まずはスープを一口。最初は口元にラードのコクが強い印象を残すスープで、スープの正体は豚骨と鶏ガラのダブルスープ。チャーシューを纏ったビジュアルからは想像つかない鶏の油が食べた後もしっかり余韻を残してくれる。 自動販売機で食券を渡すと「硬さは普通で良いですか?」と聞いていただくのだが、このお店の麺は博多ラーメンのような細さで、低下水のやや縮れ麺なので硬さを聞かれるのも納得。チャーシューは大きい方が嬉しいが、麺が大盛りだとちょっと、、という人でも博多ラーメンのぱつぱつの細麺を想起すれば余裕だろう。 肝心のチャーシューは口当たりは旨い脂が滲み、柔らかさがそのあとに印象付ける。スープはもちろんだが、チャーシューも玉ねぎが合わさることで味に変化がつくのもこのラーメンの魅力。 ラードが印象的な唯一無二の優しいラーメンでした。