歴史を感じる旅がしたい!世界遺産・石見銀山を巡る観光スポット7選

世界遺産、石見銀山は、人の手で掘られたものとは思えないとても迫力のある観光スポットです。炎天下の中でも、間歩(まぶ)のなかはひんやり冷たい冷蔵庫のなかのようで、避暑としても最適。歴史ある趣のある景観も素敵な石見銀山や付近の観光スポットを紹介します。(なお情報は記事掲載時点のものです。詳細は公式サイトなどでも事前に確認することをおすすめします)

当サイト内のおでかけ情報に関して

情報は記事掲載時点のものです。施設によって営業時間の変更や休業などの可能性があります。おでかけの際には公式HP等で事前にご確認ください。また、当サイトではアフィリエイトプログラムを利用しており、ご紹介するお出かけスポットや商品に、アフィリエイトリンクを設置している場合があります。RETRIPでは引き続き、行き先探しに役立つおでかけ情報を提供していきます。

このまとめ記事の目次

① 石見銀山 龍源寺間歩(りゅうげんじまぶ)

石見銀山にいったのなら、ぜひ寄ってもらいたい龍源寺間歩。間歩というのは、銀を採掘していた鉱山の入り口のこと。この中に入るとひんやり冷たく、まるで冷蔵庫の中にいるようです。この間歩は全長600メートルあり、常時一般公開されている間歩です。
間歩の壁には、当時の抗夫たちが手彫りで銀を採掘していたノミの跡がそのまま残っています。この間歩から採掘された銀はとても質がよく、228年もの間、掘られ続けた歴史があります。昭和18年まで採掘されていた龍山寺間歩をゆっくりと見てまわると、その長い歴史にふれることができるでしょう。

詳細情報

② 五百羅漢(ごひゃくらかん)

石見銀山観光に行ったなら、ぜひ五百羅漢に立ち寄ってみてください。五百羅漢は、石見銀山で亡くなった方々を弔うために作られました。体をひねって話しかけている像、笑っているもの、おこっているもの、その表情はさまざまです。この中に自分そっくりの像があるといわれています。
五百羅漢は温泉津町の福光の職人たちが25年の歳月をかけて作りました。ここにくれば亡くなった人の霊に会えるという噂まであり、会いたいと思った人々が集まりました。五百羅漢がいる石窟内に行くためには、小さな石の橋を通らなければなりません。この小さな石橋を通って、自分とそっくりの石像をみつけてみませんか?

詳細情報

五百羅漢(羅漢寺)

島根県大田市大森町

- 08

③ 石見銀山世界遺産センター

16世紀世界の3分の1の銀は、ここ石見銀山から採掘されたものでした。当時、金の採掘量でも有名でしたが、銀の眠る国ジパングとも呼ばれていて、その由来が石見銀山にあります。石見銀山世界遺産センターでは、その歴史や製銀の技術、生活、銀の流通などをみることができます。銀が眠る国の由来を感じてみましょう。
石見銀山世界遺産センターでは、丁銀を体験することができます。戦国時代から江戸時代ごろに使われていた銀貨の一つである丁銀は、石見銀山から採掘された銀も使われていたそう。今では、その体験としてキーホルダーやストラップをつくることができます。さあ、銀貨つくりを体験してみましょう。

詳細情報

石見銀山 世界遺産センター

島根県大田市大森町イ1597-3

3.34 442
世界遺産に登録されているアジア初の銀山遺跡『石見大森銀山重要伝統的建造物群保存地区』

今回は島根に来たら是非とも寄って頂きたい世界遺産である石見銀山の主要観光地である大森銀山重要伝統的建造物群保存地区をご紹介。
こちらは2007年にアジア初の銀山遺跡として世界遺産に登録されました。

現在では島根の観光スポットとして幅広く人気がありますが、実はこちらとてつもない広さ...。
普段観光客が行くのは大森の町並みという江戸時代化の様な歴史を感じる建物が立ち並ぶ場所ですが、暫く山道を登ると今もひっそりと頑張っている酒屋さんや遺跡、学校などレトロ好きには堪らないスポットとなっています。

大盛の町並みの中には数多くの古民家カフェ、雑貨屋、歴史を感じる神社や建物など歩いているだけでタイムスリップしたかのような気分。
今回はそんな中でも絶対に行きたかったカフェや遺跡に行ってきたのでその様子は別の記事でご紹介。

大森の町並みは山中にある為、バスも出ていますが車でのアクセスがおすすめです。
大きな専用駐車場がありそこからぐるっと歩いて散策できるようになっています。
ただし、大盛の町並みから奥への車でのアクセスは住人以外は禁止されており、止められるので注意。

意外と人も少なく穴場観光スポットですので島根に旅行に行く方は是非行ってみてはいかがでしょうか。

④ 群言堂 石見銀山本店

石見銀山を満喫したあとに、大森の町並みにある群言堂にいってみてください。古民家を再生して作られた群言堂は、家屋の趣があるすてきな空間です。食事をとるためのスペースは、一面ガラス張り。素敵な中庭をのぞみながら食べる里山の食事は、ほっこり癒されます。
群言堂は、食事をとるだけのスペースではありません。群言堂にはギャラリーも併設されています。一期一会の旅の出会いとして、群言堂のギャラリーに展示されている作品を鑑賞してみませんか。どんな作品にあえるのかはお楽しみ。石見銀山の自然に癒され、ギャラリー作品からも癒されましょう。

詳細情報

群言堂石見銀山本店

島根県大田市大森町ハ183

3.47 126
レトロな街並みにある歴史感じるカフェ『石見銀山 群言堂 本店』

こちらは世界遺産に登録された鉱山遺跡の昔から建つ建物が未だ建ち並ぶ大森の町並みにある古民家カフェ。

『石見銀山 群言堂 本店』は1989年に暮らしの楽しさを発信する場所として建てられました。
敷地はなんと300坪となっており、カフェ・雑貨・衣服・生活・美容など様々なこだわり抜いた品々が販売されています。
そして1989年から18年かけて少しずつ自分たちの理想である空間を作り上げたとの事。

建物外観は江戸時代化の様な見た目でお店という雰囲気ではなかったので最初は入るのに少し躊躇しました。
そして玄関をくぐるとまずは畳ディスプレイに展示されたアートがお出迎え。
こちらは開店当初より季節毎にスタッフや地元アーティストとともに作成し展示しているそうです。
迫力がすごい!

そして進むと中庭を囲むように雑貨コーナーやカフェ、衣服などコーナーが仕切られている造りになっていました。
まずはお腹も空いたし喉も乾いたという事でカフェへ。

店内は中庭が見える様全面ガラス張りになっており、テーブル席が縁側に並んでいます。
どの席からでも中庭が眺められるのが素晴らしい...。

メニューも大変凝っており、地元の旬の食材を使用した季節パフェや季節タルト、黒豆コーヒーや島根りんごジュースなどが頂けます。
ランチメニューではハヤシライス、島根県美郷町の猪を使ったいのししスパイスカレーなどもあります。

今回は夕食も控えていたのでサクッと食べられそうな季節パフェを注文。
秋という事で焼き芋がコンセプトの様です。
しかし...出てきてビックリのボリューム!

大きいパフェグラスにこれでもかと大切りのサツマイモが乗っており間には素材の味が詰まったサツマイモなどのアイスクリームが入ってました。
食べ終わってみると1食分食べたかのような満足感。
カフェのパフェというより料理として楽しむイメージかもしれませんね。

食事を楽しんだ後はお待ちかねの販売品巡り。
島根の工芸品やあまり見かけないようなお土産、冬の生活をイメージしたディスプレイコーナーなど風変わりなお店で大変面白かったです。
お土産を買おうと考えている方は是非こちらで他と被らない特別な品を買うのがおすすめです!

レトロ好きな方、古民家カフェが好きな方、こだわり雑貨屋が好きな方など色々な方に間違いなく刺さる最高のお店です!
石見銀山に訪れる予定の方は是非とも寄ってみてはいかがでしょうか。

⑤ 石見銀山御料銀山町年寄山組頭遺宅 高橋家

大森の町にある旧家、高橋家を紹介します。高橋家は、江戸時代に建築された家で2階建ての歴史ある旧家です。高橋家は、龍源寺間歩の近くにあります。高橋家は、山組頭のお宅でした。山組頭とは、代官所と銀山師を調整する役のことです。高橋家は茶室や酒造業もしていた歴史ある建物です。
高橋家と共に、大森の町並みを散策してみるのもおすすめです。歩いているうちに、赤い瓦屋根が多いことに気づくかもしれません。赤い瓦はこの地方独特のもの。大森の町は一度大きな火事にあいました。そこで防火防災を兼ねて、瓦屋根になったのです。

詳細情報

3.00 01

⑥ 有福温泉

石見銀山観光の疲れをほぐすなら、有福温泉がおすすめです。歴史のある有福温泉は、なんと聖徳太子の時代からある温泉なのです。美人の湯として広く知られており、遠くからもこの温泉を求めて観光客がやってきます。有福温泉の湯につかりながら旅の疲れをとりましょう。
有福温泉は、その町並みもレトロで素敵です。温泉でゆっくりした後は、町並みを散策してみましょう。有福温泉のおみやげは何にしよう。迷ったなら、善太郎餅をおすすめします。ほんのり甘い善太郎餅は、お茶のお供に最適です。そして、おみやげとしても喜ばれる一品です。

詳細情報

予約する

有福温泉

島根県江津市有福温泉町

- 04

⑦ 仁摩サンドミュージアム

石見銀山観光にきたのならぜひ立ち寄ってほしいスポット、仁摩サンドミュージアム。仁摩サンドミュージアムは大きな三角のガラスピラミッドが目印です。このピラミッド内には世界最大級の砂時計が設置されていて、今この瞬間も落ちる砂により時が刻まれています。
仁摩サンドミュージアムの象徴である大砂時計。この大きな砂時計は、どうやってひっくりかえすのでしょうか。答えは人力です。12月31日の大晦日にごろりとひっくり返す祭典がなされます。1年間さらさらと時を刻んだ大砂時計。大晦日の夜に一年の振り返りをしながら祭展に参加してみませんか。

詳細情報

日常から離れて石見銀山観光をしてみませんか

今回は、歴史ある石見銀山とその周辺の観光スポットを紹介しました。せっかくのお休みを自分の体験を増やす時間にしてはいかがですか?日常からはなれて、自然豊かな石見銀山へ観光にぜひ、足を運んでみてください。

関連するまとめ記事この記事に関連する人気まとめ記事

新着のまとめ記事編集部おすすめ!新着人気まとめ記事

ライター紹介このまとめ記事を書いた人

このまとめ記事に関して報告する