皆さんは、棚田は好きですか? 日本の原風景のひとつに挙げられる棚田(たなだ)は、絶景好きの人にはたまらないスポット。今も生き続ける稲作の知恵は、素晴らしい景色も生み出してくれているのです。今回ご紹介するのは、和歌山県有田川町にある「あらぎ島」の棚田です。その幻想的な風景を見に、足を運んでみませんか。(※掲載されている情報は2018年7月に公開したものです。必ず事前にお調べ下さい。)
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美しい棚田の世界
棚田(たなだ)とは?
絶景スポットとして人気がある「棚田(たなだ)」。棚田とは、山の斜面や谷間に階段のように作られた水田のこと。山の多い日本を代表する絶景のひとつと言えるでしょう。また、西日本を中心として、海岸沿いも見られます。
日本の原風景
棚田は、埼玉・東京・沖縄県以外の地域に存在します。水田の水鏡が映し出す絶景は、日本の原風景。まるでパズルのように広がる水田が、四季や時間帯によって色を変え、さまざまな表情を見せてくれます。
太陽を映す絶景
太陽の沈む方角に広がっている棚田は、夕日を映す絶景として人気があります。その中でも、海岸沿いにある棚田では、より幻想的でダイナミックな棚田の絶景をとらえることができます。
注意しておきたいのは、棚田が今も田んぼとして利用されている土地だということです。棚田は、個人の所有する土地である場合がほとんど。そのため、鑑賞するときは景観を壊したり、迷惑になるような行為はしないように気を付けましょう。
あらぎ島の棚田とは?
川に囲まれた棚田
今回ご紹介する棚田は、和歌山・有田川町にある「あらぎ島」。国の重要文化的景観としても指定を受けている絶景です。有田川が蛇行しており、その内側に形成された中州に作られた棚田です。
山の美しさとともに楽しむ
農林水産省によって認定された「日本の棚田百選」にも認定をされているあらぎ島の棚田。周囲を山に囲まれ、四季折々の美しさを持っています。また、時間帯によって、全く違う雰囲気を感じさせてくれます。
“あらぎ島の棚田”の鑑賞スポットは? シーズンは?
あらぎ島の鑑賞スポット
“あらぎ島の棚田”の鑑賞スポットは、「あらぎ島展望台」。道の駅 あらぎの里で駐車して、歩いて向かいます。道の駅 あらぎの里は、豆腐とこんにゃくが名物です。地元で作られた新鮮野菜とともにヘルシーなランチを楽しむことが出来ますよ。
いつに行けば良い?
あらぎ島の棚田は、5月~6月にかけて田植えが行われます。この時期の水田の水鏡を狙って訪れる人も多くいます。また、夏は緑の稲、秋は黄金色の稲が美しく揺れる姿も美しく映えます。
また、冬(例年12月上旬~2月上旬)に開催される「イルミテラス」では、あらぎ島の棚田を美しいイルミネーションが飾り立て、幻想的な空間を演出してくれます。四季折々の棚田の美しさを感じることができる場所です。
詳細情報
- 和歌山県有田郡有田川町清水
- 0737-52-2111
周辺の観光情報
赤玉の“わさび寿司”
おすすめしたいお立ち寄りグルメスポットは、「赤玉」。このお店は、ご当地グルメ「わさび寿司」が有名なお店。山葵(わさび)の葉で巻かれたお鮨です。しめさばや鮎の甘露煮を入れたものもあり、和歌山の味を楽しむことも出来ます。
あらぎ島の周辺は、ハルは三歳、夏は鮎やアマゴ、秋から冬は猪肉とさまざまな山グルメを楽しむことができる場所です。子供でも食べれるものが揃っているので、ランチにも安心です。里山の美味しいグルメを堪能してみてはいかがでしょうか。
詳細情報
- 和歌山県有田郡有田川町清水337-7
- 0737250371
さぁ、美しい棚田を見に行こう
いかがでしたか? 和歌山県にある「あらぎ島」の棚田は素晴らしい日本の絶景のひとつ。素晴らしい絶景とともに、日本の原風景を体感してみません。きっと素晴らしい思い出を作ることができるでしょう。
(※掲載されている情報は2018年7月に公開したものです。必ず事前にお調べ下さい。)