秘湯とは?
それだけでなく、他人に秘密にしておきたくなるような素敵なお湯という意味も含まれいます!
温泉ファンのみなさんは、少なからず日本の有名な温泉地に行かれたことがあるはず。
でも、そういう温泉ファンだからこそ、みんなが行くような大きな温泉地ではなく、喧騒からはなれた、静かな温泉へと足を運びたい・・・というときもありませんか?
今回は、そんな山奥のひっそりとした温泉から、意外なところにある珍しい温泉まで、全国から10選してみました。
1、カムイワッカ湯の滝(かむいわっかゆのたき)/北海道
脱衣場もなにもない・・・というのが少し気になりますが、「滝がそのまま温泉になっている」というのは温泉マニアにとってはたまらないですよね。
ただ、近年墜落事故等が多く発生しているとのことで、行く際には十分気を付けて!
【温泉名】 カムイワッカ湯の滝
【所在位置】 北海道斜里町字岩尾別 知床国立公園内
【連絡先】 知床斜里町観光協会 0152-22-2125
【利用可能時期】 毎年6月初旬〜11月初旬頃まで(予定)
【アクセス】 網走よりR.244~斜里町~R.334~ウトロ~知床林道、知床五湖の前で右折し約8キロ。ハイシーズンは一般車規制あり
乳頭温泉郷(にゅうとうおんせんきょう)/秋田県
「秘湯」という言葉のはしりとなったと言われる乳頭温泉。
秋田県の山奥にあり、周りの雪景色、そして足元からぐつぐつ湧き出す白い温泉「鶴の湯」の写真を、温泉ファンの方なら1度は見たことがあるのではないでしょうか。
【温泉名】 乳頭温泉郷
【所在位置】 秋田県仙北市田沢湖
【連絡先】 各旅館にお問い合わせください。
【利用可能時期】 年中
【アクセス】 東北自動車道盛岡ICより約1時間
3、不老不死温泉(ふろうふしおんせん)/青森県
海沿いに浮かぶひょうたん型のお湯。脱衣所は近くにかごがおいてあるだけ!野湯の雰囲気をたのしめます。(女湯は別にあり、こちらは楕円形の湯船です。)
黄金色のお湯が人気の温泉です。
こちらの露天風呂には、不老不死温泉の宿の宿泊者のみ利用できます。
【温泉名】 不老不死温泉
【所在位置】 青森県西津軽郡深浦町大字舮作字下清滝15
【連絡先】 0173-74-3500
【利用可能時期】 年中
【アクセス】 秋田自動車道 能代南I.Cより 1時間30分
4、大滝温泉 天城荘(おおたきおんせん あまぎそう)/静岡県
宿から、山を5分ほどおりたところにある、外湯が秘湯感たっぷりでおすすめ。
色々な種類の湯船があって、まるでテーマパークにように楽しめます。
その中でも、洞窟のようなつくりになっている「子宝の湯」が特に秘湯らしく、秘湯を求める温泉ファンの方にはぜひ入ってもらいたいです。
【温泉名】 大滝温泉
【所在位置】 静岡県賀茂郡河津町梨本359
【連絡先】 0558-35-7711
【利用可能時期】 年中
【アクセス】 河津駅からバスで約20分「大滝入口」下車徒歩30秒
5、仙人温泉(せんにんおんせん)/富山県
山小屋だけあって、山を登らないと温泉にたどり着けません。かなり過酷です。
ただ、そのかいあっての絶景露天風呂はかなり魅力。
一度チャレンジしてみたいですね。
【温泉名】 仙人温泉
【所在位置】 富山県黒部市宇奈月町黒部奥山仙人谷
【連絡先】 010-88216-6877-6533
【利用可能時期】 7月~10月中旬 ※年によって若干変動あり
【アクセス】 宇奈月~(黒部峡谷鉄道)~欅平~(下の廊下)~阿曾原~仙人ダム~(雲切新道)~仙人温泉小屋 ※朝イチに宇奈月駅を出て、15時頃小屋につく予定
6、岩間温泉(いわまおんせん)/石川県
こちらは「山崎旅館」のみで入ることができます。
また、山崎旅館から徒歩1時間の場所に、露天風呂が。秘湯好きにはぜひ、ここまで足を運んでもらいたいです。本当に温泉以外なにもないですが、1時間歩いた先にある温泉は格別なはず!
また、岩間温泉には、源泉が噴き出す全国的にも珍しい噴泉搭があります。
こちらは、山崎旅館から徒歩2時間。少しハードルが高いですが、温泉マニアとしてはぜひ一目みたいですね!
【温泉名】 岩間温泉
【所在位置】 白山市尾添ム4-1
【連絡先】 山崎旅館 076-256-7950
【利用可能時期】 6月~11月
【アクセス】 金沢から車で80分ほど
7、新穂高温泉 新穂高の湯/岐阜県
川沿いにある野湯で、解放時期は夏~秋。夏になると、水着着用の家族連れが多く、温泉というよりは「温水プール」のイメージ。もちろん混浴です。
あまり「温泉らしさ」はないかもしれませんが、川と山のある自然いっぱいの場所でお湯に漬かるのは魅力的ですよね!
【温泉名】 新穂高温泉
【所在位置】 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷神坂
【連絡先】 奥飛騨温泉郷観光協会 0578-89-2614
【利用可能時期】 夏~秋 ※10月31日~6月下旬は休業
【アクセス】 JR「高山駅」よりバスで約85分の中尾高原口を下車して徒歩2分
8、湯の峰温泉 つぼ湯(ゆのみねおんせんつぼゆ)/和歌山県
その中にある、こちらの「つぼ湯」は、まさに秘湯として有名。
お湯は、足元から湧き出ており、熱め。
1日に7回お湯の色がに変化すると言われているのも、気になるポイントです。
【温泉名】 湯の峰温泉 つぼ湯
【所在位置】 和歌山県田辺市本宮町本宮
【連絡先】 湯の峰温泉公衆浴場・つぼ湯 0735-42-0074
【利用可能時期】 年中
【アクセス】 松原JCTより約130km、4時間
9、長湯温泉 ガニ湯(ながゆおんせん がにゆ)/大分県
その名物的存在なのが、今回ご紹介する「ガニ湯(カニ湯)」。
なんと、街中を流れる川のど真ん中につくられた共同浴場!
正直、川もあまり美しくなく(異臭がするとか・・・)炭酸も抜けてしまっている・・・という、泉質はおすすめできるものではないのですが、なにしろ風情が何物にも代えがたい。
女性はちょっと躊躇するかもしれませんが、長湯温泉に行かれた際にはぜひチャレンジしてもらいたい温泉です。
【温泉名】 長湯温泉
【所在位置】 大分県竹田市直入町長湯
【連絡先】 野湯のためなし
【利用可能時期】 夏場 ※いつでも入れるが、お湯の温度がぬるいため
【アクセス】 豊肥本線「豊後竹田駅」からバスで40 ~50分
10、山之城温泉(やまんじょおんせん)/鹿児島県
温泉が川になっているという、温泉マニアにはたまらない野湯。
白く濁った、泉質も魅力的な温泉。
いつか行けるようになるといいですね・・!
【温泉名】 山之城温泉
【所在位置】 霧島市牧園町高千穂
【連絡先】 野湯のためなし
【利用可能時期】 特になし
【アクセス】 県道1号線を使って林田温泉”いわさきホテル”まで進む⇒ホテルの対面から延びている舗装された林道に入る⇒途中1ヶ所橋を渡り更に進んだ所に門で封鎖され車両が入れなくされた道が現れるので、ここで車を停める⇒門をこえて約20分間歩く
※現在、硫化水素ガスが発生して危険なため立ち入り禁止区域となっています。
温泉マニアの心をくすぐる「秘湯」を全国から集めてみました。次回の温泉選びの参考にしてみてくださいね。