世界中が求める絶景と歴史がここに。京都・嵐山の観光おすすめ15選

近畿地方の都道府県である「京都府」。その南部に位置している京都市は同府最大の市で、有名な観光名所がぎっしりと詰まっています。特に人気エリアのひとつである「嵐山」は、四季折々の景色が美しいことで有名です。今回は「嵐山」に行った際にここは外せない!という定番スポットから、筆者が外したくないおすすめまで、15選に渡りご紹介します。(なお、情報は記事掲載時点のものです。詳細は公式サイトなどで事前確認することをおすすめします。)

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このまとめ記事の目次

嵐山ってどんなところ?

本来の「嵐山」は、渡月橋の下を流れる桂川(かつらがわ)の右岸・西京区(にしきょうく)の地名を指しますが、 現在一般的に呼ばれている嵐山は、桂川の左岸側・右京区(うきょうく)の嵯峨地区を含めた、渡月橋を中心とした観光エリア一体を示しています。
その素晴らしい絶景はかつて、平安時代の貴族たちにも愛されていました。特に、桜が咲き誇る春・秋は紅葉が美しい名所として知られ、また歴史ある寺社も多いので、まさに京都らしさを堪能できる観光エリアとして世界中から多くの人が足を運んでいます。

① 渡月橋 / 右京区

嵐山に着いたらまず訪れたい、嵐電の「嵐山」駅から徒歩で約5分・この地のシンボルとも言える「渡月橋」は桂川(かつらがわ)に掛かる長さ約155mに渡る橋で、最初に掛けられたのは平安時代と言われています。現在のものは1934(昭和9)年に完成したもので、橋全体は鉄筋コンクリート・欄干(らんかん)部分は嵐山の風景に溶け込むようにと、ヒノキを使用しています。
わたる月の橋と書いて「渡月橋」。ロマンティックな名前の由来は鎌倉時代にあります。まるで月が橋の上を渡るように見えた亀山天皇が「くまなき月の渡るに似る」と言われたことから、この名が付けられました。春夏秋冬さまざまな姿を見せてくれる渡月橋で、時代に想いを馳せてみてはいかがでしょうか。早朝は人も少なく、橋本来の姿を垣間見ることができるかもしれません。

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② 天龍寺 / 右京区

嵐電「嵐山」駅を降りて徒歩約2分。世界遺産に登録されている「天龍寺」は、臨済宗天龍寺派の大本山です。見どころはなんと言っても、しばし時を忘れてしまいそうになる大きな庭園。後ろにそびえる嵐山と亀山の景色を借景(しゃっけい)とし、山も含めてひとつの作品としている「曹源池庭園(そうげんちていえん)」の、厳かな壮大感は圧巻です。
「天龍寺」境内で見かけるインパクトのある絵こちらは、禅宗の開祖である「達磨大師(だるまだいし)」の姿を描いたもの。どこかあたたかくユニークなお顔に心が安らぎますね。もうひとつの見どころの法堂(はっとう)の天井には、加山又造画伯が平成9(1997)年に描いた「雲龍図」が。こちらは特別参拝期間のみ公開しているので、事前にHPで確認しておくと安心です。

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天龍寺

京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68

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③ 竹林の道(竹林の小径)/ 右京区

天龍寺の北口を出ると、目の前に凛とした静かな世界が広がります。嵐山・嵯峨野の観光名所として有名な「竹林の道(小径・こみち)」は、縁結びや源氏物語で有名な「野宮(ののみや)神社」から、大河地山荘庭園へと続く道です。竹林の道に一歩足を踏み入れれば、歴史や詩情あふれる嵯峨野を感じることができそう。
竹の間から差し込む木漏れ日が、目にも心にも優しいですね。早起きをして、竹の葉がサラサラと揺れる音を聞きながらゆっくりと歩きたい。竹林は年中楽しめますが、特に見頃なのは秋。たけのこを育てる実りの春が終わると、初夏には黄色く色づき葉を落としていきます。再び葉を茂らせて新緑する秋は「竹の春」という季語にもなっていますよ。

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嵯峨野 竹林の小径

京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町 竹林の小径

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④ 嵯峨野トロッコ列車 / 右京区〜亀岡市

赤や黄色のクラシカルな色の車体が、時速25km(少し早い自転車くらいの速さ)という速度でガタゴトと懐かしい響きで走る「嵯峨野トロッコ列車」は、トロッコ嵯峨駅からトロッコ亀岡駅を片道およそ25分かけて走る観光列車です。四季それぞれの景色が楽しめ、特に景色のきれいな場所では速度を落として走ってくれるので、ゆっくりと嵯峨野の自然を味わえますよ。
座席は全車指定席となっていて、窓ガラスのない人気の5号車「ザ・リッチ号」は当日乗車券のみの販売ですのでご注意を。チケットの購入は、JRみどりの窓口や各旅行会社・予約サイトなどでの事前予約か、当日トロッコ列車各駅での先着順での販売となります。公式HPの購入方法をチェックしてくださいね。「嵯峨野トロッコ列車」に乗って、楽しいガタゴト旅を!

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⑤ 御髪神社(みかみじんじゃ)/ 右京区

ここ嵐山には、日本で唯一の髪にまつわる神社があるのをご存知ですか?その名も「御髪(みかみ)神社」は、先ほどご紹介した嵯峨野トロッコ列車「トロッコ嵐山駅」を降りた直ぐのところにある「髪」の神社です。理容・美容業界関連の仕事をされている人から、美しい髪を守りたい!という思いの人など、“髪のしあわせ” を願う人たちが全国から訪れています。
御髪神社の御祭神は、日本の髪結職の初祖と言われている「藤原采女亮政之(うねめのすけまさゆき)」公。社務所にて神職の方に髪を切っていただいたあと、袋に収めて献納する「献髪(けんぱつ)」をおこなって参拝をするという、御髪神社ならではの参拝方法となっています。髪にまつわる可愛いモチーフのお守りも。ご自身や大事な人の髪の健康を祈りに行かれてはいかがですか?

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⑥ 常寂光寺(じょうじゃっこうじ)/ 右京区

御髪神社から奥嵯峨の方角へ歩いて数分のところにある「常寂光寺」は、紅葉で有名な寺院。秋になるとたくさんの人が訪れますが、それ以外の季節も美しく穏やかな空気をまとっています。山門から受付を通ると、茅葺き(かやぶき)の仁王門に。更に石段を登っていくと重要文化財である「多宝塔(たほうとう)」が見えてきます。奥には展望台があり、京都が一望できますよ。
常寂光寺は小倉山との境目に塀などがないため、まるで山の中に溶け込むような自然豊かな寺院です。境内を参拝していると、こちらで暮らす黒猫と遭遇できるかも知れませんよ。寺名は「常寂光土(じょうじゃっこうど)」という仏教用語から来ていると言われています。まるで仏さまが住むような風情のある清らかな場所という意味があり、境内の美しい風景を見ているとその由来も納得です。

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