時代を超える浪漫旅行!福島県「会津若松」のおすすめスポット7選

休日には、日常を離れ家族や恋人、友達と過ごす旅行は良いものですよね?そんな中、時代すらも飛び越えた気分になれる旅行があるとしたら素敵だと思いませんか?そこで今回おすすめしたいのは日本の歴史が根付く土地、福島県の会津若松市、古くから続く伝統や当時の様子をそのまま再現した建物など見どころが盛りだくさん、一人旅でも外さない、思わず時間旅行した気分になれるおすすめスポットを7選形式でご紹介いたします。(なお情報は2018年9月掲載当時のものです、詳細は公式サイトなどでも事前確認することをおすすめいたします)

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このまとめ記事の目次

①五色沼湖沼群(ごしきぬまこぬまぐん) / 猪苗代駅よりバス約30分

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まず初めにご紹介するのは“五色沼湖沼群(ごしきぬまこぬまぐん)”です。会津地方を見守るようにそびえ立つ「会津富士」の呼び名でも知られる「会津磐梯山」その北側にあって「裏磐梯」と呼ばれる地域にこの湖沼群はあります。季節などで多少変化はありますが、大小30近い湖沼が赤、青、緑とそれぞれ様々な色彩に彩られる姿はまさに絶景です。
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鮮やかな湖沼群を眺めながら五色沼自然探勝路(ごしきぬましぜんたんしょうろ)を歩くついでにぜひ立ち寄っていただきたいのが「遠藤現夢(えんどうげんむ)の墓」です。探勝路出口近くにあるこの場所は、人の往来が少なくほとんど獣道になっているところを抜けた先にあり、「裏磐梯緑化の父」と呼ばれる遠藤氏の功績を称えた石碑とお墓が残る神秘的な空間が広がる場所になっています。

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②会津若松城 / 市内周遊バス鶴ヶ城入口より徒歩約5分

2つ目にご紹介するのは会津若松のまさにランドマーク的存在“若松城”です。地元の人を中心に「鶴ヶ城」の名前で知られているこちらのお城、市内のどこからでも天守閣を望むことができます。音楽の教科書でも有名な「荒城の月」の歌詞に出てくる「荒城」のモデルとしても知られていて、本丸の月見櫓近くには記念碑が建てられています。
お城のある敷地以内はほとんどが無料で入ることができ、公園としても利用されています。また、鶴ヶ城のある鶴ヶ城公園は「日本さくら名所100選」にも指定され、春にはきれいな桜を、秋には美しい紅葉を楽しむことができます。さらに、夜になるとお城全体がライトアップされ、昼間とは違った景観を楽しむことができます。

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③元祖輪箱飯 田季野(たきの) / 七日町( なぬかまち)駅より徒歩約18分

旅と言えばやはり気になるのがご当地ならではの食事、そこでご紹介するのは元祖「わっぱ飯」のお店“元祖輪箱飯 田季野”さんです。「輪箱飯(わっぱ飯)」とは、福島をはじめ新潟等の東北地方で見られる郷土料理の一つで、もともとは山で働く人や旅人がお弁当箱として活用していた「曲げわっぱ」と呼ばれる薄くした杉や桧を曲げて円筒状にした容器に、お米と様々な食材を入れ蒸しあげたものです。
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こちらのお店は下野街道にあった宿場を移築復元した建物で、時代を感じる内装になっています。おすすめは五種類の食材を入れた輪箱飯と、こちらも会津を代表するグルメ、会津地そばをお箸を使わずネギで食べる「ねぎそば」のセット「会津物語」や、他にも会津のグルメ「小露(こづゆ)」や「けっとばし」と呼ばれる馬肉の料理など会津グルメが盛りだくさん、季節にもよりますが輪箱飯などはお土産でも売っています。

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④ 会津さざえ堂 / 市内周遊バス飯盛山下駅より徒歩約5分

4つ目にご紹介するのは“円通三匝堂(会津さざえ堂)”です。会津若松と言えば白虎隊が有名ですが、その白虎隊自刃の地として知られる「飯盛山」にあるのがこの御堂、なんと言っても目を引くのはその外観、渦を巻いているように見える様はまさにサザエを連想させます。
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建物内部が二重らせん構造のスロープになっていて、スロープに沿って建物を進んでいくだけで三十三観音参りができるなんとも画期的なこのお堂は、当時飯盛山にあった正宗寺(しょうそうじ)の住職「郁堂(いくどう)」の考案した建物だそうです。現在は観音像は取り外され、「皇朝二十四孝(こうちょうにじゅうしこう)」と呼ばれる、第八代会津藩主松平容敬(かたたか)公の変遷した会津藩の道徳の基盤、の絵額が掲げられています。

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⑤会津藩主松平家墓所 / 市内周遊バス院内下車より徒歩約5分

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5つ目にご紹介するのは会津若松市にある広大な史跡“会津藩主松平家墓所”です。“会津藩主松平家墓所”は会津若松の院内山と猪苗代町の見禰山(みねやま)の2か所の総称で、院内山には二代目から九代目容保公までの歴代会津藩主が葬られていて、「院内御廟(いんないごびょう)」と呼ばれ親しまれています。
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墓所の面積はおよそ15万㎡と大名墓所の中でも広大で、藩主の家族も葬られています。また、これらのお墓は神式で葬送されているなど全国的にもとても珍しく昭和62年には国の史跡として指定されました。こちらの墓所は山をそのままお墓にしたような造りになっているので、新緑の季節や夏に訪れると青々とした木々がとても気持ちよく、散策エリアとしてもおすすめのスポットです。

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⑥会津藩校日新館 / 路線バス河東方面行 会津藩校日新館下車

6つ目にご紹介するのは会津の歴史を辿るうえで欠かせない“会津藩校日新館”です。当時から藩校としては超優秀名門校として日本全国に名をとどろかせていたと言われる「日新館」、日本最古のプールと言われている「水練水馬池(すいれんすいばいけ)」や、出身者には明治維新後も教育の分野で功績を残した人が多くいることでも知られています。
こちらの施設は当時の様子をうかがえる博物館としてだけでなく、弓道場や武道場と言った道場としての利用や、なんと宿泊施設としても利用でき、様々な武道団体などが練習場や合宿場としても利用されています。また、お土産の定番赤ベコや白虎刀などの絵付け、弓道など利用状況によりますが予約なしで体験できるコーナーもあり会津の文化に触れられるおすすめのスポットです。

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⑦ロマンこけし斎藤工房 / 市内周遊バス蚕養神社前下車より徒歩約5分

最後にご紹介するのは「こけし」と「だるま」の絵付け体験ができる“ロマンこけし斎藤工房”さんです。福島県中ノ沢温泉地で伝統として受け継がれてきた「中ノ沢こけし」その独特の表情から「たこ坊主」の愛称でも親しまれています。こちらでは、数少ない「中ノ沢こけし」の工人、斎藤徳寿(とくじゅ)師匠のご自宅兼工房でご本人自ら丁寧に教えていただき絵付けの体験させていただけます。
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ご自宅兼用と徳寿師匠のお人柄もあって、アットホームな雰囲気で絵付け体験をさせていただけるこちらの工房、もちろん伝統的な「中ノ沢こけし」をお土産として購入することもできます。こけしの表情や模様も自由な発想で書かせていただけるので、世界に一つだけのオリジナルこけしをデザインすることができます。

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ロマンこけし斎藤工房

福島県会津若松市山見町158-1

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おわりに

いかがでしたでしょうか、普段の生活と違った体験や身も心もリフレッシュできるのが旅の良さ、中でも福島県会津地方は時代の背景を色濃く残している場所や伝統を受け継ぐものが様々残る土地です。現地の雰囲気や当時の情景に思いをはせることで景色や文化だけでなく時代すらも超えた気分になれるはず、記事を読んで興味を持っていただけたならぜひ時間旅行の雰囲気を味わいに行かれてはいかがでしょうか?

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