バルセロナを観光するなら必ず訪れておきたいスポット10選

港町として、高層ビルの立ち並ぶベイエリア地区を始めとする近代都市として、さらに美しい街路のある旧市街や世界遺産を有する観光都市としての顔を合わせ持つバルセロナ。数多くの魅力的なスポットのあるバルセロナを訪れる時に、ここだけは絶対に外せない!という必見スポットを10箇所ご紹介します。

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このまとめ記事の目次

グエル公園

「グエル公園」は、地下鉄3号線Lesseps(レセップス)駅から徒歩15分ほど。ガウディの芸術性を見出した実業家グエルとガウディが、バルセロナに自然共生型住宅都市を実現しようとした跡地にある公園です。計画はグエルの死去に伴い中止され、最終的に建設された住宅は現在ガウディ博物館として公開されているガウディ自身の家とグエルの旧友の建てた別荘のみです。
その後グエルの遺族により市に寄贈された開発跡地は公園として整備され、1984年に世界遺産に登録されました。園内の細部に至るまで、ガウディの美意識の下に作られたグエル公園は、フォトジェニックな建築物で知られるガウディの作品の中でも、一際カラフルで楽しい雰囲気にあふれた建築物となっています。

カサ・ビセンス

1877年バルセロナの富裕なレンガとタイル会社のオーナーがガウディに発注して建てた「カサ・ビセンス」。ガウディ初期の頃の建築物で、世界遺産にも登録されています。他のガウディの作品にはない直線的な形と、イスラム文化や芸術を感じさせるデザインがユニークです。
2014年までは個人の住宅でしたが、オーナーが替わった2017年11月から博物館として広く一般に公開されており、今まで見ることのできなかった建物内部も見学できます。建物内部も期待通りのタイル装飾が至るところに施されており、見どころ十分。建築過程のわかる模型なども展示されています。

カサ・ミラ

1910年に完成したガウディ設計の「カサ・ミラ」。その外観から「石切り場」との別名を持つバルセロナを象徴する建物の1つであり、世界遺産にも登録されています。この「カサ・ミラ」は内部の見学もできますが、いくつかのフロアは今現在も現役の住宅として使われています。
このカサ・ミラは、仕上げの段階で施主と意見が対立したガウディが手を引いたため、バルコニーや玄関ホールなどはガウディの助手たちが手がけています。屋上はサグラダ・ファミリアや周辺のグラシア通りなどを一望することができる絶好の撮影ポイント。カサ・ミラ全体を撮りたい時は通りの中央にある遊歩道からがおすすめ。

カサ・バトリョ

バルセロナ市内にあるガウディ関連の世界遺産の中でも、サグラダ・ファミリアと並んで高い人気を誇る「カサ・バトリョ」。地下鉄2・3・4号線Passeig De Gracia(パセッチ・ダ・グラシア)駅から徒歩2分ほどです。1877年築の建物の改築を、1904年に当時のオーナーに任されたガウディがタイルやガラスの破片などを用い、独自の美的センスをフルに生かして作った傑作とされています。
カサ・バトリョの1番の魅力は建物を外から眺めた時と内側から眺めた時、さらに日の光の下で見る時と、夜のライトアップされた時のそれぞれの違った美しさを楽しめるというところです。ハイシーズンにはその美しさを楽しむために行列ができることもしばしばなので、できればネット予約をしてから出かけるのがおすすめです。
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カサ・バトリョ

Passeig de Gràcia, 43, 08007 Barcelona, Spain

3.18 29802

サグラダ・ファミリア

言わずと知れたバルセロナを代表する建築物であり、完成前にも関わらず世界遺産に登録されたガウディの傑作である「サグラダ・ファミリア」。実はサグラダ・ファミリア全体が世界遺産登録されているわけではなく、登録対象はガウディが手がけた「生誕のファサード」と呼ばれる部分です。
もう1つの受難のファサードと生誕のファサード共に内部を登ることができるようになっており、特に生誕のファサード側からは晴れた日には地中海も遠望できます。また、建物内部のステンドグラスは方向により使われている色が違うため、日が差した時のそれぞれの美しさも格別です。
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サグラダ・ファミリア

Mallorca 401, 08013 Barcelona La Sagrada Família

3.16 573837

バルセロナ凱旋門

バルセロナ凱旋門は1888年に開催されたバルセロナ万国博覧会の会場のメインゲートとして建てられた門です。地下鉄の駅から凱旋門にかけての広場はシウタデニャ公園まで続く広い遊歩道となっています。昼過ぎ以降はしばしば大道芸人がパフォーマンスを披露するなど、多くの観光客で賑わう場所です。
全ての角度に施されたレリーフや飾られた彫刻が美しい凱旋門。特に正面の彫刻はモンジュイック墓地などの彫像などで知られるジョセフ・レイエスが手がけた見事なものです。人気の写真スポットである凱旋門ですが、周辺にはしばしば観光客狙いのスリなども出没するので、撮影の際には手荷物の扱いに注意して下さい。

サンタ・エウラリア大聖堂(バルセロナ大聖堂)

サンタ・エウラリア大聖堂は、バルセロナ大聖堂とも呼ばれるゴシック建築様式の教会です。屋根や壁面部分に飾られた、ガーゴイルを始めとする伝説上から実在するものまで様々な生き物の彫像は、この大聖堂の見どころの1つとなっています。また、ファサード部分は1888年のバルセロナ万博に合わせて増築されたものです。
大聖堂の名前はローマ帝国によるキリスト教弾圧に逆らい、13歳の若さで殉教した聖エウラリアにちなんだもの。また、大聖堂の内回廊では13羽のガチョウが飼われています。これは聖エウラリアが生前ガチョウを飼っていたことと、13歳で亡くなったことに関係しているのだとか。

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