マドリード観光ならここは外せない!歴史と芸術に彩られたスポット7選

世界遺産を擁する都市数では世界第2位のスペイン。その首都マドリードは標高600メートルを超え、ヨーロッパ諸国の首都の中でも屈指の高さを誇っています。その青い空と澄んだ空気の下、訪れる人を魅了してやまないマドリードの街で見逃せない観光スポットを7箇所ご紹介します。(なお情報は記事掲載時点のものです。詳細は公式サイトなどでも事前確認することをおすすめします)

当サイト内のおでかけ情報に関して

情報は記事掲載時点のものです。施設によって営業時間の変更や休業などの可能性があります。おでかけの際には公式HP等で事前にご確認ください。また、当サイトではアフィリエイトプログラムを利用しており、ご紹介するお出かけスポットや商品に、アフィリエイトリンクを設置している場合があります。RETRIPでは引き続き、行き先探しに役立つおでかけ情報を提供していきます。

このまとめ記事の目次

①Palasio Real de Madrid(マドリード王宮)

フランス王ルイ14世の孫にあたるフェリペ5世によって建てられた、スペイン王室の宮殿である「Palasio Real de Madrid(マドリード王宮)」。地下鉄2・5・R号線Opera(オペラ)駅より徒歩5分ほどでアクセスできます。現在は公式行事のみに使用され、王室ゆかりの調度品がそのまま展示された室内やスペイン帝国の栄華が偲ばれる芸術作品などが広く一般に公開されています。
壁一面に赤いビロードが張られた玉座の間や、豪華絢爛なシャンデリアが飾られたガスパリーニの間など、見どころの多い王宮ですが、その入り口にある大理石の大階段と、その上の天井のフレスコ画もその1つ。王宮内には他にもベラスケスやゴヤといったスペインを代表する画家の作品が飾られており、そちらも必見です。

詳細情報

②Plaza Mayor(マヨール広場)

「Plaza Mayor(マヨール広場)」はマドリードの数多い名所の中でも、歴史的価値やその美しさで高い人気を誇る観光スポットです。広場の中央にある銅像の人物であるフェリペ3世によって最初に整備された広場は、当初様々な闘牛やフェスティバル、演劇、また王室の公式行事の場としても使用されました。
現在のマヨール広場は、1854年に再建された3つの建物群によって囲まれた広場となっています。その建物の1つである「Casa de la Panaderia」は3度の火災に遭いながらも1619年建設当時の面影を残す美しい建物で、広場に面した壁面のフレスコ画も印象的です。

詳細情報

③Plaza de Espana(スペイン広場)

マドリード中心部、美しい建物群で知られる華やかなグラン・ビアストリートの西端に位置する「Plaza de Espana(スペイン広場)」。この公園がある一帯は、かつてゴヤの代表作の1つである「マドリード、1808年5月3日」の題材となった事件が起きたとされる説もある場所となっています。
現在はスペインを代表する作家セルバンテスの彫像と、彼の代表作の登場人物であるドン・キホーテとサンチョ・パンサの銅像。さらに小説に出てくるアルドンサとドルシネアの石像が両脇に飾られたモニュメントが印象的なスペイン広場。中央の池を囲むオリーブの木陰で一休みするのにもぴったりの場所です。

詳細情報

④Calle Gran Via(グラン・ビア通り)

スペイン広場からアルカラ通りまでを走る「Calle Gran Via(グラン・ビア通り)」。通り沿いに数多くの店やホテル、レストランなどが立ち並ぶマドリード屈指の目抜き通りです。さらにその建物の多くはアールデコ建築の美しさでも知られ、昼夜を問わずマドリードを代表する撮影スポットともなっています。
数多くの美しい建物の中でも人気の高いビルの1つは、アルカラ通りとグラン・ビア通りの交差点の角に立つ1911年築のメトロポリスビルディング。現在は保険会社として使われています。一日中賑やかなグラン・ビア通り周辺ですが、ディナー帰りや夜景撮影の際は、人気のない路地などには注意して下さいね。

詳細情報

⑤ Museo Nacional del Prado(プラド美術館)

世界有数のコレクションを誇る「Museo Nacional del Prado(プラド美術館)」。膨大で質の高い収蔵作品の中でもゴヤの作品は110点、エル・グレコは34点が収蔵され、さらに宮廷画家としてスペイン王室に仕えたベラスケスの作品はどれもが傑作と呼ばれるものばかりです。
スペイン王室やスペイン帝国の絶大な力を連想させるのが、当時スペインと深い関わりを持っていた北海沿岸の国々出身画家達の作品です。とりわけ、「フランダースの犬」の逸話でも知られるルーベンスはマドリードに大使館員として赴任していたこともあり、数多くの作品をプラド美術館で鑑賞することができます。

詳細情報

⑥ Parque del Buen Retiro(レティーロ公園)

プラド美術館のそばにある「Parque del Buen Retiro(レティーロ公園)」。約140ヘクタール、東京ドームにして30個分ほどの広大な敷地ではかつて芝居などが催され、スペイン王室の人々にとっての憩いの場でした。現在では広くマドリード市民や観光客に親しまれている公園となっています。
広大な敷地内にボート遊びのできる人工池や、バラ園などの見どころを持つレティーロ公園ですが、一押しのフォトジェニックなスポットは「Palacio de Cristal」。「クリスタルパレス」とも呼ばれる建物です。現在はアート作品の展示場としても使われており、自然光とガラスの織りなす絶景は必見です。

詳細情報

⑦Museo Nacional Centro de Arte Reina Sofía(ソフィア王妃芸術センター)

「Museo Nacional Centro de Arte Reina Sofía(ソフィア王妃芸術センター)」は、地下鉄1号線Atocha Renfe(アトーチャ・レンフェ)駅から徒歩8分ほどの場所にある美術館。1990年に開館し、19世紀から現在に至るまでの現代アートが展示されています。この美術館で最も有名な作品は「ゲルニカ」。地元スペインの生んだ芸術家・ピカソの代表作です。
さらに同じ常設展示フロアである2階にはダリ、ミロも展示されています。美術館はかつての病院をリノベーションした本館と、2005年に建てられた新館の2つに分かれており、新館屋上のテラスや中庭は入場者にも開放された憩いのスペースとなっています。またセンスの光るミュージアムショップのお土産物も人気です。

詳細情報

マドリード観光で芸術と歴史に触れる街歩きを楽しもう

多くの観光客で賑わうスペインの街・マドリード。駐日スペイン大使館によると、世界で2番目に観光客が多いのだそうです。今回の記事で、世界中の多くの人々を惹きつけるマドリードの文化や芸術、歴史が垣間見えたと思います。あなたもマドリードの街を歩いて、魅力に触れる旅を楽しんでみませんか?

関連するまとめ記事この記事に関連する人気まとめ記事

新着のまとめ記事編集部おすすめ!新着人気まとめ記事

ライター紹介このまとめ記事を書いた人

このまとめ記事に関して報告する