ロンバルディアで絶対に行くべき観光地!ミラノ顔負けの7選をご紹介

皆さん、イタリアを地図で見るとブーツの形をしているのはご存知ですよね!そのブーツ型の国の一番北にあるロンバルディアという州はご存知でしょうか?ロンバルディアという地名は聞き覚えがないかもしれませんが、ファッションの聖地であるミラノなどが含まれていて、イタリア観光には欠かせない場所となっています。今回はミラノを含め、ロンバルディア州のおすすめスポットを紹介していきます!(なお情報は記事掲載時点のものです。詳細は公式サイトなどでも事前確認することをおすすめします)

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このまとめ記事の目次

1.ミラノ大聖堂/ミラノ(Milano)

ミラノはロンバルディア州の西に位置する、首都ローマに続いてイタリアでは第二の大都市です。ミラノの魅力といえば、伝統とモダンのコントラスト。ルネサンス期の数々の芸術作品を鑑賞することができる美術館や歴史的建造物が建ち並ぶ美しい街並みを堪能するのはもちろんのこと、世界三大ファッションショーの一つである「ミラノ コレクション」を開催する地としてトレンドの最先端の文化に浸ることもできます。
ミラノでまず訪れたいスポットは、こちらのミラノ大聖堂(Duomo di Milano)。なんとこの聖堂は1386年に建築が始まり完成するまでに500年もかかっており、その出来栄えは御覧の通り。その大きさに圧巻されるのはもちろんのこと、ゴシック様式に建てられたこの聖堂の細かな内部模様に目が釘付けになります!ミラノの中心にあるため、ミラノに着いたらとりあえずここに寄ってみることでミラノの雰囲気を感じとることができたり他の観光地に移動しやすいでしょう!
大聖堂でミラノの歴史的な一面を見た後は、モードな一面を体験できるモンテナポレオーネ通り(Via Monte Napoleone)を訪れてみましょう!大聖堂から電車で一駅、もしくは徒歩十分のところにあるのでアクセスも簡単です。モンテナポレオーネ通りはハイファッションブランド店が集まった通りで、日本でいうと表参道や銀座のような雰囲気です。老舗イタリアブランド店を本場で訪れ、そこにしかない限定アイテムなどを発見することは忘れられない経験となるでしょう。ブランド店だけではなく若者に人気のファッションストアもあるので、ウィンドウショッピングだけではなくちゃんと買い物するチャンスもあります。

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2.サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂/ベルガモ(Bergamo)

大都市ミラノをひとまず観光したところで、ベルガモ(Bergamo)という街を訪れてみませんか?ベルガモはミラノから電車で一時間弱で着くことができるので日帰り旅行にぴったりです。ベルガモはアルプス山脈の麓に位置しており、旧市街のチッタアルタと新市街のチッタバッサの二つのエリアからできています。ベルガモは城壁に囲まれた丘の上の芸術都市として知られています。ミラノの人混みから逃れながら、イタリアの芸術を堪能してみませんか?
ベルガモでぜひ訪れてほしいのが、サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂(Basilica di Santa Maria Maggiore)15世紀に完成したこのロマネスク様式の教会は内部がなんといっても豪華なんです!大型な教会を埋める金を誇張とした金箔模様や天井画、絵画、大理石の彫刻を一目見れば思わず声が漏れてしまいそうですね。なかなか見ることの出来ない神々しい建造物は驚くことに無料で入場できるので、このチャンスをお見逃しのないように!
旧市街と新市街に分かれているベルガモの主な移動手段はバスですが、特別な旅行の途中にケーブルカーを使ってみませんか?スピードは遅めですが、普段乗る機会の少ないケーブルカーでイタリアの芸術都市を優雅に移動してみるのもいいかも!丘の上にある旧市街へ移動するときにベルガモの街全体の絶景が目の前に広がり、ゆっくりと登りながら旅の疲れも癒してくれるでしょう。

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3.ヴィラ・デステ/コモ(Como)

イタリアはヨーロッパの中でもかなりの猛暑に見舞われることで有名です。日本では避暑地として軽井沢が有名ですが、イタリアの避暑地としてロンバルディア州にあるコモというところが有名なのです。イタリアとスイスの境付近にあるコモは、コモ湖というイタリアのなかでは三番目に大きい湖に面していて、のんびり過ごす場所にぴったりです。イタリアの地元民が癒しを求めに来るコモを訪れて、自らもセレブ気分を味わってみませんか?
コモはイタリアの中でも高級リゾート地として知られており、昔はローマ皇帝が休暇に訪れていたところであり、今ではたくさんのセレブがコモに別荘をもっているそうです。なので、コモには豪華なヴィラやホテルが建ち並んでおり、それらを見学しにいくのもコモ観光の醍醐味!中でも一番有名であろうヴィラはヴィラ・デステ(Villa d'Este)。このホテルは元々修道院として始まり、個人の邸宅として受け継がれ一時期はイギリス王妃の邸宅にもなりましたが、現在は世界的にも超一流ラグジュアリーホテルになりました。五つ星ホテル・庭園・レストランとすべてが世界トップクラスのもの。映画の世界に迷い込んだような美しいホテルに一歩足を踏み込んでみては!
コモといったらやはりコモ湖なので、訪れた際にはぜひコモ湖の遊覧船にも乗ってみてください!コモ湖の周りにはコモの他にもかわいらしい街がいくつか存在するので、遊覧船を使えば一日でこれらを巡ることも出来ます。行先が決まっている場合には往復券、全てまわりたい場合には遊覧船の一日券を買うことも出来ますよ。

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Villa D'Este

Via Regina, 40, 22012 Cernobbio CO, Italy

3.06 01

4.ドゥカーレ宮殿/マントヴァ(Mantova)

マントヴァはロンバルディア州の南に位置する小さな街です。芸術の保護に力を手に入れていたゴンザーガ家の支配により芸術品にあふれる街、ルネッサンスの中心地として知られていました。そしてマントヴァは世界遺産に登録されている街なのです!小さい街ながら、その一つ一つの建物がゴンザーガ家による都市発展計画により、受け継がれるような美しい芸術物になっていったのです。イタリアには41もの世界遺産があるので、ロンバルディア州を訪れる際にはぜひその世界遺産もチェックしてみてください。
マントヴァに行くならドゥカーレ宮殿(Palazzo Ducale)!ここはゴンザーガ家の王宮とは呼ばれ、マントヴァの中でも極めて豪華な造りをした建て物です。ドゥカーレ宮殿で一番有名であるのが、宮殿内のサン・ジョルジョ城のなかにある新婚の間と呼ばれるマンテーニャが描いたフレスコ画です!壁や天井がすべて絵画で覆われ、マンテーニャの技術が光る作品の数々は見る価値あり!
次におすすめなのが、サンタンドーレア・ディ・マントヴァ聖堂(Basilica di Sant'Andrea di Mantova)アルベルティがデザインしたもので、初期ルネサンスの建築としてのお見本と評価されています。小さい街に似合わず、かなり広い造りになっており、そのサイズにだけでも圧巻されます。こちらも内部にはフレスコ画によって壁や天井が埋められていますよ。そしてこの聖堂には、十字架にかけられた時のキリストの血を被った土が保管されていると言われています!気になる人はぜひ!

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ドゥカーレ宮殿

Piazza Sordello, 40, 46100 Mantova MN, Italy

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3.00 00

サンタンドーレア・ディ・マントヴァ聖堂

Piazza Andrea Mantegna, 1, 46100 Mantova MN, Italy

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3.00 00

5.理想の街/サッビオネーター(Sabbioneta)

マントヴァと併せて紹介したいのが、サッビオネーターという街!なんとこの街、「理想の街」と呼ばれているのです。ゴンザーガ家のヴェスパシアーノ・ゴンザーガが「なんとかマントヴァに勝る街を作りたい!」と考え、当時の都市計画の原理に沿った街をそのまま作ってしまったのです!星型の城壁に囲まれ宮殿や劇場などの記念建造物が並ぶ小さな街は、芸術品の保護にも優れ、マントヴァと一緒に世界遺産に登録されています。
サッビオネーターには記念建造物が四つ(ドゥカーレ宮殿・古代劇場・ジャルディーノ宮殿・ガッレリア・デリ・アンティキ)あるので、それらはぜひ回ってみてください!城壁に囲まれているため建造物がきれいに保たれていて、ほぼ完ぺきに当時の状態で見物することができるところは他になかなかありません!古代劇場は珍しい室内型で、同じ時代の室外型と比べかなり小型のものですが、だまし絵や遠近法の活用により広く見える造りになっています。このような工夫を発見するのも醍醐味ですね!

詳細情報

サッビオネーター

Piazza D'Armi, 1, 46018 Sabbioneta MN, イタリア

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3.00 00

6.QCテルメ バーニ ヴェッキ/ボルミオ(Bormio)

皆さんはイタリアにも温泉があることを知っていますか?イタリアを思い浮かべたときに温泉は出てこないかもしれないですが、実は火山国のイタリアは温泉も豊富にあるのです。そんなイタリアで冬のリゾートとして有名なのが、ミラノから電車で二時間強、スイスとの境にあるボルミオ(Bormio)あのレオナルド・ダ・ヴィンチも訪れたという温泉地で旅の疲れを癒してみませんか?
自分のご褒美としてイタリアの温泉スパリゾートで一日過ごしてみるのもいいですね!テルメはイタリア語で共同浴場という意味。その伝統的なスタイルをボルミオで堪能するなら、QCテルメ バーニ ヴェッキ(QC Terme Bormio)をおすすめします!ここではパノラマの露天風呂で絶景を見ながらお風呂に浸かったり、ローマンバスと呼ばれる洞窟のなかにある源泉湯を楽しむことが出来ます。このほかに約十種類のお風呂やリラクゼーションのための施設も完備されています。混浴で水着の着用が必須なので、家族やパートナーと一緒に温泉を楽しむことができますよ。

詳細情報

Hotel Bagni Vecchi

SS38, Valdidentro SO, Italy

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3.05 00

7.スカラ家の城塞/シルミオーネ(Sirmione)

最後にロンバルディア州の中でおすすめするのは、シルミオーネ(Sirmione)。大きな湖と歴史的建造物に囲まれたこの小さな街には、レトロな雰囲気が漂い、ホリデーを楽しむ人々が集まっています。イタリアで一番大きい湖ガルダ湖のほとりにあるシルミオーネは、ローマ時代最古の温泉保養地として名が知られていますが、ローマ時代の遺跡も残っていて、そこはまるでタイムスリップしたような感覚にしてくれます。
ロミオとジュリエットの舞台となったヴィローナに近いシルミオーネには、そのヴィローナの支配者だったスカラ家の城塞があることでも有名です。13世紀に建てられたその城塞は今でも観光スポットとして人気ですので、シルミオーネに行くなら寄ってみましょう!城塞を上るとシルミオーネが一望でき、城塞自体も湖に囲まれた状態になっているので素敵な光景が目に焼き付きます!

詳細情報

スカリジェロ城シルミオーネ

Piazza Castello, 34, 25019 Sirmione BS, Italy

3.47 02

知られざるイタリアの魅力をさがしにいこう。

いかがでしたか?ロンバルディア州には、まだ日本ではあまり知られていない絶景観光スポットが数多く存在します。イタリア旅行でミラノを訪れる際にはぜひ足を延ばして、穴場スポットでしか体験できないイタリアの雰囲気を楽しんでみてください。

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