歴史ある明日香村で行くべき観光スポット!趣感じる7選をご紹介

奈良県にある明日香村には今から1400年も昔、6世紀末から7世紀にかけて日本の都がおかれていました。誰もが歴史の教科書で学んだことのある聖徳太子や中大兄皇子が支配していた場所で、飛鳥時代の多くの史跡が残されています。中央集権律令国家が始まった地であることから、日本の始まりの地とも呼ばれています。明日香村でタイムスリップしてみましょう!(なお情報は記事掲載時点のものです。詳細は公式サイトなどでも事前確認することをおすすめします)

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このまとめ記事の目次

①飛鳥寺/近鉄 橿原神宮前駅東口から徒歩1分

飛鳥寺は、飛鳥時代の大臣である蘇我馬子によって建てられた、日本最古の本格的な伽藍配置の仏教寺院です。この寺院の設立は、蘇我馬子が聖徳太子と共に戦った物部氏との対立に勝ったことによる権力の誇示と、日本での仏教のスタートの象徴になりました。21年の歳月をかけて、609年に設立されました。約1400年もの長い歴史がある寺院です。
こちらの阿弥陀如来坐像(飛鳥大仏)は、国の重要文化財にも指定されています。少し面長なお顔が特徴で、当時の日本にはなかった朝鮮の最新技術を駆使して作られたことから、他の大仏とは違う独特な雰囲気があります。1400年もの飛鳥の歴史を同じ場所でずっと見守っているのです。

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②万葉文化館/近鉄飛鳥駅から明日香周遊バス「万葉文化館西口」下車すぐ

日本最古の歌集である万葉集を軸に、万葉びとの生活や文化について学ぶことができる美術館・博物館です。入り口では、古代の格好をしたせんとくんが出迎えてくれます。万葉集には奈良について詠まれた歌が多いので、文化館で気に入った歌の場所をそのあと訪れるのも良いかもしれません。
文化館では、古代の人たちの人形が置かれていたり、映像や音楽を用いて解説されており、子供から大人まで、歴史に興味がない人でも楽しめるような工夫がされています。まるで古代にタイムスリップしたかのように感じるでしょう。また、万葉衣装や着物の貸し出しもしてるので、綺麗な庭園で写真撮影会をすることも出来ます。

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③亀石/近鉄 橿原神宮前駅から野口経由岡寺前行バス「野口」徒歩5分

田んぼや民家のある道を抜けたところに亀石はあります。明日香村はたくさんの石の建造物があることでも有名なのですが、亀石は中でもとても可愛い印象があります。可愛い見た目とは裏腹に恐ろしい伝説を持つ亀石なのですが、まだ謎の多い亀石、その不思議さに人は心を奪われるのかもしれません。
伝説とは、亀石は昔、村人によって奈良盆地の対岸の当麻のヘビと川原のナマズの戦いにで川原の湖が干上がった時、その湖の亀が全滅してしまったことを供養するために作られたのですが、当初は北を向いていたのが現在は南西を向いていることから、亀石が西を向いた時には盆地が泥沼化するというものです。まだ泥沼化していない今が見に行くチャンスです!

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④高松塚古墳(たかまつづかこふん)/地下鉄 飛鳥駅から徒歩12分

高松塚古墳は藤原京期(694年~710年)に作られた円墳で、石室の色鮮やかな壁画で有名です。古墳は2段式になっており、直径23m(下段)及び18m(上段)、高さ5mあります。石室は凝灰岩で組み立てられていて、その上に塗られた漆喰の上から壁画は描かれています。古墳の周りを見て歩くことが出来ます。
高松塚古墳の隣には高松塚壁画館があり、石室の原寸模型、壁画の現状模写、副葬品などのレプリカが展示されています。高松塚古墳には入れないものの、壁画館で古墳内部の様子がしっかりわかるようになっています。館内には学芸員の方も常駐しているので、直接深い解説を聞くことも出来ます。

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高松塚古墳

奈良県高市郡明日香村平田

3.00 215

⑤甘樫丘(あまかしのおか)展望台/バス亭「甘樫丘」から徒歩15分

甘樫丘は日本書紀や万葉集の歌にも登場する、飛鳥を一望することが出来る絶景スポットです。標高は148mあります。展望台から広がる景色には、大和三山である、香具山(かぐやま)・畝傍山(うねびやま)・耳成山(みみなしやま)が見えます。当時の権力者、蘇我氏一族の邸宅跡としても知られています。
万葉集で中大兄皇子が大和三山について詠んだ歌で、「香具山は畝傍山と古い恋仲の耳成山を争った。神代からこうだから今も愛するものを争うらしい。」という内容の歌があります。行ってみた際には、このロマンチックな景色をみて、みなさんも中大兄皇子に負けない一句を詠んでみてはいかがでしょうか?

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⑥石舞台古墳(いしぶたいこふん)/バス亭「石舞台」から徒歩3分

石舞台古墳は、国内最大級の方墳です。30個以上の岩が積み重ねられていて、総重量は約2300トンもあります。とても力強く迫力のある古墳です。定かではありませんが、蘇我馬子の墓ではないのかと考えられています。天井石が平らになっていることから、石舞台という名前が付けられたそうです。
石舞台古墳は季節によって表情を変えるのも見所です。3月末頃は、桜が満開で、夜はライトアップもされています。秋には彼岸花が咲きます。古墳は中に入ることも可能です。周りは公園やレストランがあるので、古墳を見終わった後は、そこでゆっくり休憩するのも良いかもしれません。

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⑦あすかいちご狩りパーク/近鉄 吉野線飛鳥駅から徒歩10~30分

もし明日香村を訪れるのが1月から5月の間であるのであれば、古代の遺跡やお寺を見て終わるだけではもったいないのです。あすかいちご狩りパークでは、フレッシュなあすかルビーの30分摘み放題食べ放題が体験出来ます。毎年、明日香村内の15箇所の農園で開催されます。
室内での栽培、収穫なので、寒い日でも暖かく、雨が降って本当の予定に行けそうにない時の代わりに行っても充実したいちご狩り体験が出来ます。あすかルビーソフトやあすかルビーパフェもトライしてみてはいかがでしょうか?小さなお子さんからお年寄りまで、ファミリーでもカップルでも、無理なく一緒に楽しめます。

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タイムスリップ出来ましたか?

いかがでしたか?明日香村で "行って欲しい観光スポット7選"をご紹介しました。明日香村は歴史の好きな方、田舎でのんびり綺麗な風景を見たい方、奈良の穴場スポットを攻めたい方など色々な方におすすめです。ぜひみなさんも明日香村で1400年の歴史を肌で感じてください。きっと明日香村はみなさんの「心の故郷」にもなるはずです!

明日香村

奈良県明日香村

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