エキゾチックな世界遺産!スペイン「アルハンブラ宮殿」でしたい7つのこと

スペイン南部に位置する異国情緒あふれる街・グラナダ。そこで一際目を引くのが「アルハンブラ宮殿」でしょう。アルハンブラ宮殿を訪れると、その宮殿内の至るところに見られる際立って美しい装飾や彫刻の数々から、スペインの歴史に刻まれたイスラムの栄光を垣間見ることができます。今回、スペインを代表する世界遺産でもあるアルハンブラ宮殿の魅力を一気にご紹介しましょう。(なお情報は記事掲載時点のものです。詳細は公式サイトなどでも事前確認することをおすすめします)

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このまとめ記事の目次

アルハンブラ宮殿って?

アルハンブラ宮殿は宮殿と呼ばれているものの、敷地内には王の宮殿をはじめ、モスクや市場・要塞などが整備された城塞都市として、貴族を中心に2000人以上が暮らしていたとも言われています。アルハンブラ宮殿の敷地内には、時代の流れに翻弄されつつも今なお残る、目を見張るようなアラベスク模様が壮麗な建造物はもちろんのこと、水や植物の美しさを引き立てる噴水や広々とした庭園など、イスラム様式だけでなく、イタリア・ルネッサンス様式が調和よく混ざり合っています。移動は市街にあるヌエバ広場から約10分間隔で運行している「アルハンブラバス」がおすすめです。

①美しい造形の宮殿を見学する

アルハンブラ宮殿の中でも、特に圧倒的な存在感を放っているのが「カルロス5世宮殿」です。宮殿の中心には円形の中庭が据えられ、ルネッサンス様式の建物の至るところには美しい装飾が施されており、中世の貴族が過ごしたであろう優雅なひと時を感じることができるでしょう。ヘネラリフェは「水の宮殿」とも呼ばれていますが、その名にふさわしく、宮殿中央に配された噴水と緻密なアラベスク装飾が施された建物が、調和よく美しい景観を創り出しています。

②美しすぎる八角の天井を写真に収める

アルハンブラ宮殿の中心と言われるのが「ナスル朝宮殿」です。宮殿内部は、まさにイスラム文化の栄光とも言えるような豪華なアラベスク装飾が施され、どこを見てもフォトジェニックな光景が広がっていますが、特に目を見張るのが八角形の天井でしょう。きらびやかな鍾乳石装飾が特徴的で、クモの巣をかたどった繊細なデザインにカメラを向ければ、引き込まれる感覚さえ感じるでしょう。さらに、進んだ先にはライオンの中庭を取り囲む124本もの大理石の柱が立ち並び、優雅で壮大なイスラム建築の美しさを写真に収めることができます。それぞれの柱には緻密な装飾が施され、中央にあるライオンを型どった噴水をさらに引き立てています。

③敷地内のホテルに泊まり中世の雰囲気を体験する

アルハンブラ宮殿の敷地内にあるホテル「パラドール・デ・グラナダ」に泊まれば、さらにアルハンブラ宮殿を満喫できるでしょう。15世紀に建てられた修道院を改装した高級感あふれる内装には、中世を旅しているような感覚を味わえます。客室の窓からは噴水のある中庭が見え、アルハンブラ宮殿の優雅さを体験。宿泊までは考えていない方であれば、ホテル内でのディナーもおすすめです。地域性が感じられる様々なメニューが楽しめます。中世の雰囲気が漂う優雅なひとときになることでしょう。

④エキゾチックなお土産を購入する

アルハンブラ宮殿らしいお土産が探すなら、アルハンブラ宮殿のミュージアムショップ「リブレリア・デ・ラアルハンブラ」がおすすめです。アルハンブラ宮殿内の至るところで目にするモザイクをモチーフにした雑貨やカードに加えて、アルハンブラ宮殿の荘厳さを収めた写真集や本などが揃っています。また、グラナダの伝統工芸をお土産に考えているなら、寄木細工の「タラセア」がおすすめでしょう。木材はもちろんのこと、鉱石や貝殻などを組み合わせて作られた幾何学模様の繊細なデザインから、緻密なイスラム芸術の美しさを堪能することができます。

⑤グラナダの伝統菓子「ピオノノ」をいただく

スペインでもそれぞれの地方によって多彩な食文化を楽しめますが、ここグラナダでぜひ味わっておきたいのがグラナダの伝統菓子「ピオノノ」でしょう。当時のローマ教皇ピオ9世にちなんで名付けられた「ピオノノ」は、細長いロールケーキに卵黄でできたカスタードクリームをたっぷりのせて焦がした、素朴ながらも甘〜いお菓子です。最近では伝統的なカスタードクリームの他にいくつもの種類が豊富に揃い、グラナダでのお土産に買い求める人も多くいます。

⑥グラナダの旧市街「アルバイシン地区」にも足を伸ばす

アルハンブラ宮殿の周辺エリアで訪れるなら、グラナダの旧市街「アルバイシン地区」がおすすめです。グラナダの街の中でも最も歴史のある地区であり、ユネスコ世界遺産としても有名です。旧市街へアルハンブラ宮殿を彷彿とさせるアラブ様式のアーチをくぐれば、そこには石畳みの曲がりくねった細道に真っ白な壁の家々が連なり、異国情緒あふれる雰囲気を楽しむことができます。街路に沿って点在する異国情緒あふれるお土産やさんを覗くのも楽しいでしょう。

⑦ライトアップされたアルハンブラ宮殿に再訪する

日も暮れると、今度はライトアップされた幻想的なアルハンブラ宮殿を眺めることができます。もちろんアルハンブラ宮殿を夜の部で近くから見学することもできますが、それよりも少し離れて旧市街「アルバイシン地区」にあるサン・ニコラス展望台から眺めるアルハンブラ宮殿の輝きは見逃せません。昼間とはまた違った、夜だけに見るアルハンブラ宮殿の荘厳さや光り輝くそのきらめきは、息をのむほど美しいものです。

いかがでしたか?

アルハンブラ宮殿の壁や天井を埋め尽くす繊細なアラベスク模様、細い大理石の柱の圧倒的な存在感、そして季節の花々が咲き乱れ、絶え間なく流れる中庭の噴水など、エキゾチックなアルハンブラ宮殿の魅力をお伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか?イスラム芸術とヨーロッパ文化の融合を垣間見ることのできるアルハンブラ宮殿に、ぜひ訪れていただきたいものです。

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