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国立国際美術館とは？
大阪駅から南に10分ほど歩いたところ、安治川の中洲が中之島です。その中之島に2004年11月に移転してオープンしたのが国立国際美術館です。隣には大阪市立科学館があり、大阪市役所やオフィスが立ち並んでいます。そんなオフィス街にひときは目を引く鉄骨のモニュメントが見えてきます。それが国立国際美術館です。7500点もの収蔵品があり、子供向けの企画やイベントがたくさんあることでも知られています。国立国際美術館は子供と一緒に行きたい美術館です。
①独特の外観を見る
国立国際美術館を訪れたときに、その独特な外観に驚かされます。鉄骨や鉄筋を組み合わせたオブジェのように見えるのが、美術館とは想像もできません。しかも美術館はすべて地下にあるのですから二度驚かされます。この斬新な建物はアルゼンチンの有名な建築家シーザー･ペリの設計です。同じ大阪にある「あべのハルカス」も彼の手によるものです。建物自体がアートですから、これから入場する展示場への期待がいやおうにも高まってきます。
②地下にある展示スペースもアートとして見る
国立国際美術館は外観もアートですが、展示スペースもアートなんです。展示品を見るだけでなく、ぜひ展示スペースそのものも見ていただきたいポイントです。建物の入り口を入るとエスカレーターで地下1階に降ります。そして、地下2階と3階が展示スペースになっています。地下にあるため暗いイメージがありますが、自然光を取り入れる設計になっていて明るい館内です。外観もさることながら、展示スペースそのものも展示品と思って観賞して見ましょう。
③7500点の収蔵品はあの有名な作品を見る
国立国際美術館には7500点のも収蔵品がありますが、一度にすべてを観賞することはできません。定期的な入れ替えや企画展で普段見ることができない作品を見るチャンスがやってきます。収蔵品にはセザンヌやピカソ、マックス･エルンストなど海外の有名作家のほか、藤田嗣治や国吉康雄などの国内の有名作家の作品を収蔵しています。エスカレーターを降りた地下１階には、高松次郎の『影』やジョアン･ミロの『無垢の笑い』が建物と一体化して常時展示されています。
④便利な子供向けの設備でゆっくり観賞する
国立国際美術館には、様々な便利な設備があります。ゆっくりと美術品を楽しむには重要なポイントです。第一には、美術館には珍しい「キッズルーム」があります。おもちゃや400冊の絵本もあります。授乳室もあり、ベビーカーでもそのまま入場も可能です。子連れでは行きづらいイメージがありますが、国立国際美術館では、赤ちゃんや小さな子連れでも安心して行くことができます。ロッカーもありますので、手ぶらで観賞ができますよ。
⑤イベントには特別展や子供向けの企画も楽しむ
美術館は大人のスポットとのイメージが強いですが、国立国際美術館は子供大歓迎の美術館です。子供向けのイベントも多く開催されています。その中のひとつが「こどもびじゅつあー」です。小学生と中学生を対象として、美術館の学芸員と一緒に展示作品を鑑賞します。作品2～3点を1時間ほどかけて鑑賞します。他にもコレクション展や特別展、企画展が定期･不定期に開催されています。イベントは、普段見られない収蔵品を見ることができる貴重な機会です。
⑥ミュージアムショップでグッズを買おう
地下1階の展示室入り口を入って正面、エレベータ横に「ミュージアムショップ」があります。ここでは、国立国際美術館のオリジナルグッズの他、開催中や過去の企画展などのイベント関連商品、美術関係の書籍などを販売しています。1階にある高松次郎の『影』をモチーフとした付箋は人気のグッズです。ショップは美術館の開館時間に合わせて営業していますが、土曜日だけは17時までと早く閉店します。来館の思い出やお土産に購入するといいでしょう。
⑦お腹が空いたらレストランでランチを楽しむ
広い館内を歩いてお腹が空いたらランチにしましょう。地下1階の奥まったところにあるカフェレストランの「中之島ミューズ」で食事をすることができます。コーヒーやケーキなどのカフェメニュー、ハンバーグ･オムライスなどの食事メニューが豊富に揃っています。「煮込みハンバーグセット」や「とろとろ玉子のオムライスセット」「カレーライスセット」がおすすめのメニューです。子供大歓迎の美術館ならではのメニュー「お子様ランチ」があります。
詳細情報
3.07
いかがでしたか？
国立国際美術館でしたいことを7つ後紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。展示品だけでなく外観や展示スペースまでもがアートなのは斬新な美術館ですね。赤ちゃんや子供にも優しい設備があって、子連れ大歓迎の美術館のようです。国立国際美術館へ子供と一緒に出かけてアートな時間を過ごしてみませんか。
詳細情報
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