箱根でアートを満喫!ポーラ美術館でしたい7つのこと

ポーラ美術館は箱根町仙石原にある、近代絵画のコレクションを中心とした美術館です。都会の美術館とはまた違う広々とした空間で、アートを堪能できます。心身ともにリフレッシュしたい時におすすめのスポットです。今回はそんなポーラ美術館でしたい7つのことをご紹介します。(なお情報は記事掲載時点のものです。詳細は公式サイトなどでも事前確認することをおすすめします)

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このまとめ記事の目次

ポーラ美術館とは?

ポーラ美術館は「箱根と自然と美術の共生」のコンセプトのもと、2002年9月に開館しました。モネやルノワールなど、19世紀以降の印象派の西洋絵画は、日本最多のコレクションを誇ります。ガレのランプに代表されるガラス工芸、香水瓶や手鏡をはじめとする世界でも珍しい化粧道具のコレクションも。また、箱根の自然を散策できる森の遊歩道もあります。電車の場合は新宿駅からおよそ2時間、箱根登山鉄道・強羅駅からバスで13分。車の場合は東京から約1時間の御殿場インターからさらに25分でアクセスできます。夜は箱根の温泉で身体を、昼間は芸術に触れて目と心を癒す。そんな贅沢な休日はいかがですか?

①日本最多!西洋の近代絵画のコレクションを見る

ポーラ美術館の西洋絵画は、19世紀から20世紀にかけての印象派をはじめとするおよそ400点ものコレクションがあります。印象派の代表的な画家クロード・モネ(「睡蓮」他18点)、都市風俗や女性像を明るい筆致で描くピエール・オーギュスト・ルノワール(「レース帽子の少女」他15点と手紙1点)、新古典主義やシュルレアリスムの代表的画家パブロ・ピカソ(「母子像」18点)、「乳白色の肌」と呼ばれる美しい裸婦像で絶賛されたレオナール・フジタ(藤田嗣治 「キュビスム風静物」他175点)など、そうそうたる画家の、教科書で見たことのあるような代表作を鑑賞することができます。印象派だけでなく、新古典主義や抽象絵画、シュールレアリスムの画家たちまで。西洋の近代絵画の名画を実際に鑑賞しながら、モダンアートの系譜に触れることできます。

②化粧道具コレクションで世界のメイクの歴史を知る

ポーラ美術館は、ガレをはじめとするガラス工芸もみどころのひとつ。そのなかでも、「ポーラ化粧品」で有名なポーラの創業家2代目・鈴木常司が収集した、化粧道具のコレクションは、世界的にも珍しいものです。18~19世紀のフランス及びイギリスの化粧セットや銀の手鏡、美しい装飾が施された香水瓶。日本の江戸時代の婚礼化粧道具、アフリカやオセアニアの女性が用いる装身具など。古代から現代までの世界の化粧道具がなんと6700点もあります。化粧の歴史を紐解くことで、風土や民族の歴史、工芸的な文化のレベルまで知ることができます。男女問わず、どのようなものを愛し、美しいと思っていたのか。あなたも遠い世界の遥かな時代の価値観を感じてください。

③企画展やワークショップ・トークショーで芸術を学ぶ

ポーラ美術館では、コレクションのモダンアートやガラス工芸をはじめとして、多彩なラインナップでの企画展が行われています。充実した展示が多く、観光ではなくポーラ美術館の企画展だけのために箱根を訪れる方がいるほどだとか。展示だけでなく、企画展にあわせたテーマのワークショップなども行われています。より深い知識を得ることができる、専門家による講演会やトークショー。またギャラリートークでは絵画を見ながら学芸員の解説を聞き、新たな視点で作品を味わうことができます。また、B1階にあるカフェ・チューンではコンサートが開かれることもあります。大きな窓から差し込む自然の光の中、優雅なひとときが過ごせます。

④森の遊歩道を散策し箱根の自然に癒される

ポーラ美術館は、富士箱根伊豆国立公園に位置しています。その豊かな緑の中に、2013年に森の遊歩道がオープンしました。山々にかこまれた670メートルの道のりを、鳥の声を聞きながら、ゆったりと散歩することができます。ヒメシャラやブナの群生する森では、箱根の貴重な動植物を観察できることも。遊歩道の散策所要時間はおよそ20分です。また、遊歩道には彫刻が置かれているポイントがあります。作品を探しているうちに、森の小さな動物たちがひょっこり顔を出す、なんていうこともあるかもしれませんね。

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⑤BCS賞受賞の美しい美術館でアートなグルメを味わう

ポーラ美術館は、文化の進展と地球環境保全に寄与する建築物に与えられるBCS賞受賞作品の建物です。ガラスをふんだんに使った館内は柔らかな自然光であふれ、大きな窓からは豊かな緑と山々を臨むことができます。そんな館内B1階にあるカフェ・チューンは、大きな窓から自然の光が降り注ぐカフェです。飲み物だけではなく、各種軽食やケーキも用意されているので、鑑賞の休憩にゆったりするのもいいですね。また1階にあるレストラン・アレイは、インテリアを白で統一した、欧風料理のレストランです。大きな窓の外には緑が広がり、晴れた日にはオープンテラスでお食事を楽しむこともできます。また、企画展とコラボした限定コースメニューが用意されることも。目のあとは舌で、アートを楽しみましょう。

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⑥ミュージアムショップでお土産を買う

ポーラ美術館のB1階にあるミュージアムショップでは、200種類以上のオリジナルグッズや、有名な絵画をモチーフにした海外のミュージアムグッズなどを扱っています。ポストカードやマグカップなどは、美術館を訪れた思い出にぴったり。美術館ならではの、デザイン性に優れた雑貨などもあります。また、企画展に合わせたオリジナルグッズも展開しています。企画展の作品が印刷されたトートバッグやTシャツだけでなく、アーティストの故郷のお菓子や、作品をイメージしたスイーツなども。なお、企画展限定商品は在庫が完売しだい終売となる場合がありますのでご注意ください。

⑦箱根の地で美術館を巡る

ポーラ美術館の他にも、箱根はさまざまな美術館や博物館が点在しています。都会の美術館とは違い、広い景色そのものが展示品になるような建築で、コンセプトに沿った庭園なども充実していますよ。ポーラ美術館の近場では、「星の王子さまミュージアム」「箱根ガラスの森美術館」「箱根ラリック美術館」があります。これらの美術館を巡り、それぞれの違いを堪能するのもきっと楽しいでしょう。中でも箱根ガラスの森美術館にはガラス作りの体験工房もあります。アートに触れた後、自分の手でも何か作品を作ってみるのも楽しいでしょうね。

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箱根ガラスの森美術館

神奈川県足柄下郡箱根町仙石原940-48 箱根ガラスの森美術館

3.14 762902

いかがでしたか?

ポーラ美術館は、緑あふれる箱根の地でアートを楽しむことができる、美しい美術館です。コレクションは10,000点以上に及び、特に印象派をはじめとする西洋絵画は日本有数。企画展の内容の評価も高く、観光の枠を超えてこれだけを見に来る方もいるほどです。また、世界でも珍しい化粧道具のコレクションも一見の価値があります。箱根にお越しの際は、都会の喧騒から離れ、自然の中でアートに触れる休日を堪能してはいかがでしょう。

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