大正ロマンと明治モダンを感じる港町「門司港レトロ」でしたい7つのこと

歴史と文化が息づく街、門司港。今回は、JR門司港駅周辺に近代建築群が軒を連ねるエリア、北九州市門司区の「門司港レトロ」をご紹介します。そんな歴史情緒あふれる「門司港レトロ」で、時間を忘れるノスタルジックな街歩きをしてみませんか?(なお情報は記事掲載時点のものです。詳細は公式サイトなどでも事前確認することをおすすめします)

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このまとめ記事の目次

門司港レトロとは?

九州と本州を隔てる関門海峡。その本州側は山口県・下関ですが、九州側がいわゆる北九州・門司港エリアで、九州の玄関口として知られています。外国との貿易で栄えた明治・大正時代に造られた建築群が現在も残っており、JR門司港駅を中心に、周囲一帯の街並みがレトロな雰囲気に整備されていることから「門司港レトロ」と呼ばれています。近年は海外からの観光客も増え、九州を代表する観光スポットの1つです。

①レトロな街並みを散策する

「門司港レトロ」では、様々な文化財が趣のある街並みを作り出しています。鉄道の駅として初めて国の重要文化財に指定されたJR門司港駅や、旧大阪商船ビル、旧門司税関など、見どころがたくさん。また、ヨーロッパ伝統の木造建築工法で建てられた旧門司三井倶楽部では、かつてアインシュタインが宿泊した部屋が展示されているなど、実際に建物内に入って見学することもできます。ぜひ散策をしながら当時の門司港の姿に想いを馳せたり、写真を撮ってみたりしてみてくださいね。

②九州鉄道記念館で鉄道の歴史を学ぶ

JR門司港駅から歩いて3分ほどの場所にある「九州鉄道記念館」は、旧九州鉄道本社のビル(通称:赤レンガ)を改修して造られた、九州の鉄道を楽しく学べるスポットです。屋内では、切符や列車のヘッドマーク、駅員の歴代制服などの展示が盛りだくさん。さらに、電車運転シミュレーターで運転士になった気分も味わえます。屋外の車両展示場では、SLやブルートレインなど、九州を実際に走っていた懐かしの実物車両が展示されており、迫力満点!実際に中に乗ることもできるので、子どもは楽しく遊べて、大人は昔を懐かしむこともできそうですね。

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③門司港名物「焼きカレー」を味わう

門司港を訪れたら絶対に食べるべきグルメは、ズバリ「焼きカレー」です!昭和30年代に焼きカレーが誕生してから徐々に人気が出始め、今ではご当地メニューとして親しまれています。ご飯の上にカレーとチーズ、卵などを乗せてオーブンで焼いた焼きカレーは、一度食べたら忘れられないほど絶品。エリア内では、10店以上の飲食店がそれぞれ独自の焼きカレーを提供しています。どのお店で食べるか悩んだら、駅や様々な店舗に「焼きカレーMAP」が置いてあるので参考にしてみてくださいね。

④門司港発祥「バナナの叩き売り」に参加する

「バナナの叩き売り」は、明治時代から貿易港として栄えた門司港で、出荷途中の傷んでしまったバナナを売りさばくために生まれたとされています。現在は、毎週土曜と第2・4日曜にバナナの叩き売りの実演が行われており、誰でも参加してバナナを競り落とす体験ができます。バナナがなくなり次第終了なので、参加したい方はお早めに。また、複合商業施設である「海峡プラザ」では、門司港発祥といわれるバナナの叩き売りにちなんだ門司港限定の「門司港レトロバナナカステラ」がお土産として人気を集めています。

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バナナの叩き売り発祥の地

福岡県北九州市門司区港町1-7

3.08 030

⑤関門海峡ミュージアムで関門海峡の歴史を学ぶ

「関門海峡ミュージアム(海峡ドラマシップ)」は、関門海峡の過去と現在を五感で感じられる博物館で、関門海峡にまつわる歴史や文化、自然に関する展示を見ることができます。クラシックな建築物や路面電車を復元した「海峡レトロ通り」や、関門海峡の歴史を吹き抜けの空間で音や映像で体感できる「海峡アトリウム」など、様々な仕掛けがあります。また、最上階からは関門海峡とその向こうにある下関を一望することができます。

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関門海峡ミュージアム(海峡ドラマシップ)

福岡県北九州市門司区西海岸1-3-3

3.15 535

⑥旅の記念にお土産をゲットする

人気の観光地である「門司港レトロ」には、先ほどご紹介した「門司港バナナカステラ」以外にも多くの人気商品がお土産として購入されています。門司港名物、焼きカレーが味わえる「焼きカレー」レトルト各種や、贅沢な味わいの「うにまん」、ほんのり甘い「門司港クッキーレトロバター」、「ふぐせんべい」など、数えきれないほどのラインナップ。これらのお土産は、複合商業施設の「海峡プラザ」や「門司港レトロ観光物産館」で手に入れることができます。

⑦船で5分!向こう岸の下関へ渡る

九州と本州を隔てている関門海峡ですが、関門連絡船という船を利用するとたったの5分で本州・下関に到着するんです。下関にも歴史の深い建築物が多数現存しており、門司港のものと合わせて日本遺産に認定されています。そのほか、新鮮なふぐ刺しや海の幸を味わえる「唐戸市場」や、ふぐの展示種類数世界一を誇る水族館「海響館」など、観光スポットが豊富です。また、関門海峡の下(海中)にある関門トンネルでは、歩いて本州に渡ることもできます。時間があれば、下関に足を運んでみるのもいいかもしれませんね。

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いかがでしたか?

いかがでしたか?ノスタルジックで文化と歴史があふれる街「門司港レトロ」をご紹介しました。福岡県の中心・博多駅から門司港エリアへの所要時間は、交通手段にもよりますが、大体1時間ほど。博多エリアとは全然違った雰囲気を味わうことができる「門司港レトロ」は、一度は訪れる価値ありです。国土交通省の都市景観100選を受賞したこともあるクラシックな街並みを、潮風を感じながら散策してみてはいかがでしょうか。

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