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防府天満宮とは？
学問の神様で知られる菅原道真を祀る防府天満宮。幕末から明治維新にかけて活躍した志士たちを数多く輩出した山口県防府市にある日本三天神の1つであり、日本で最も古い天満宮とされています。その防府天満宮は、道真にちなんだ学問の神様としてだけでなく、縁結びや厄払い、招福のご利益としても知られるパワースポットです。さらに境内や参道などにも数多くの見どころがある防府天満宮を参詣する際に、ぜひ体験したい5つのポイントをご紹介します。
①防府天満宮で「祈願・厄除け」をする
菅原道真を祀る天神様ということもあり、合格祈願や学業成就の祈願で訪れる人の多い防府天満宮。その他にも、資格試験や就活の合格祈願などで訪れる人、さらに厄払いや七五三などでも人気の神社です。さまざまな個人祈願祭は神社の祭典や結婚式などと重複しない限り、予約は特に必要ではありません。願いごとがあるのなら思いたったら吉日、で出かけてみるのもおすすめ。また防府天満宮では通常時の御朱印とは別に、祭礼時の限定御朱印もあるのでこちらも機会があればぜひいただいてみて下さい。
②茶室芳松庵(ほうしょうあん)で「抹茶と四季の美」を楽しむ
学問の神様として知られると同時に、お茶を楽しむという文化を広めたことでも知られる菅原道真。その故事にちなんで境内に設けられた茶室芳松庵では、春の桜、夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色と美しい四季折々の自然美を愛でながら抹茶とお菓子がいただけます。茶室の隣にある史跡暁天楼（ぎょうてんろう）は元々は天満宮の門前にあった旅館の離れで、その昔、高杉晋作や木戸孝允、伊藤博文などの維新の志士達が集ったという逸話でも知られる建物。さらに庭園の中心を成すのは防府天満宮御神木のクスノキも見どころです。
③防府八幡宮で「福を釣り鯛みくじ」を引く
神社といえばおみくじ、参詣の折におみくじを引くのを楽しみにしているという人も多いのですが、ここ防府天満宮のおみくじは他の神社とは異なる趣向が人気を集めています。防府天満宮のおみくじで人気の「福を釣り鯛」は、よく目にするみくじ棒を引くタイプではなく、鯛の形をしたお守りを縁日のヨーヨー釣りの要領で釣り上げるタイプ。お守りの中に吉凶を記したみくじ紙が入っています。鯛の色は赤色と金色の2色があり、どちらを釣り上げるかも運次第。干支の形のみくじなども人気となっていますので、ぜひお試しあれ。
④防府八幡宮で「LOVE神社お守り」を入手する
防府天満宮の歴史館と菅公廟碑の間に立っているのが「LOVE神社の碑」です。これは平成19年に防府市内在住の夫妻が奉納したもので、LOVEの文字が印象的なデザインは有名ブランドや横浜美術館など数多くのロゴマークやポスター、装丁を手がけたデザイナーの手によるもの。現在ではLOVE神社のシンボルとして良縁や縁結びのパワースポットとなっています。また、同じデザイナーによるLOVE神社お守りも自分用やお土産用に買い求める人も多い人気の品。白、緑、ピンク、黄色の4色から好みのものを選べます。
⑤防府八幡宮「天神市で買い物」を楽しむ
梅祭りや七夕、御神幸祭などさまざまな年中行事や祭礼が行われる防府天満宮。その防府天満宮の表参道では祭神である菅原道真の誕生日と命日がともに25日であったことから、毎月25日に「天神市」という縁日が開催されています。地元の四季折々の新鮮食材から、さまざまな手工芸品、花などが並べられ、掘り出し物を買い求める人で毎回賑わっています。さらに、同じく表参道にある天とて屋で販売されている天神市限定のパン「縁日ロール」は、練乳とメロン、チョコ味それぞれ10個ずつの限定販売なので気になる人はお早めに。
いかがでしたか？
山口県防府市にある防府天満宮は日本三大天神にして、最古の歴史を誇る天満宮です。学問成就や、成功合格祈願、さらには縁結びや良縁、家内円満のご利益があるとされるパワースポットでもある防府天満宮で、四季折々の自然を満喫しながら、癒しのひとときを過ごしてみませんか。
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