能古島にある「のこのしまアイランドパーク」は、創業者である久保田耕作が1969年に創業した公園です。能古島の海が見える素晴らしい眺望や地形などの「自然」を活かして完成させました。開園当時から、ジェットコースターなどの遊戯施設を置かないというコンセプトを貫いてきましたが、それが現在の「のこのしまアイランドパーク」の良さになっています。休日には子どもたちが思いっきり走り回り家族がお弁当を食べる、といった自然な楽しみ方をする人が多いです。

「のこのしまアイランドパーク」のメインは、何といってもフォトジェニックなお花畑です。広大な敷地面積には季節によって異なるお花が植えられていてとてもきれいです。6月、9月には鮮やかな色を付けるダリヤ、8月～12月上旬には情熱的な赤いサルビアの花、10月に入るとコスモスと遅咲きコスモスが花を咲かせます。お花によっては夕方からライトアップをされることもあるので、ぜひ幻想的なお花たちを見に来てください。パーク内で販売されている小物と写真を撮ればもっとフォトジェニックになります。

「のこのしまアイランドパーク」には、日本の伝統的な文化を自分で体験できるスポットが用意されています。「楽焼」は、自分で絵付けをしたオリジナルのお皿を作れます。お皿だけでなく置物や灰皿、貯金箱が用意されているので、自分が絵付けしたいものに想像力を働かせながら描いていくのは楽しいですよ。完成した作品は窯で焼き、郵送してくれます。楽焼以外にも、まるで陶芸家になったような気分になれる「ろくろ体験」もできます。お茶碗や小鉢、マグカップなど自分だけの食器を作ってみませんか？

パーク内にはたくさんの遊び場があります。特に子どもたちから人気を集めているのが、ロープスキーやアスレチックです。お花畑の隣にあり、無料で遊ぶことができます。ロープスキーは、斜面を専用のそりで滑って降りるアトラクションです。何度も繰り返し遊びたくなるほどのスリルとワクワク感が楽しめます。遊具は、大人にも大人気の大きな軌道を描くロングブランコがあります。ほぼ木でできていて趣を感じます。

お弁当を作ってお花畑を眺めながら食事をするのも良いですが、「のこのしまアイランドパーク」にはバラエティ豊かなレストランがたくさんあります。「喫茶 夢路(ゆめじ)」では、レトロでかわいい店内で癒しを感じながら食事ができます。天気が良ければテラス席も開放しているので、自然と融合させたフォトジェニックが撮影できるかもしれません。国産のオーガニックティーやケーキセット、スウィートポテトなどSNS映えしそうなスイーツが揃います。また、能古島名物の「ブラッドオレンジ」を使ったフレッシュジュースは夏に人気の商品です！

「のこのしまアイランドパーク」で毎日数多くのお客さんが訪れる駄菓子屋さん、「思ひ出や」。大人も訪れれば子ども心がよみがえり、夢中になってしまいそうです！昔懐かしい駄菓子はもちろん、小さいころに遊んだおもちゃまで幅広い商品が取り揃えられています。その他にも、福岡出身の有名な画家に関するオリジナルグッズが多く販売されている「わらべ館」や、お花畑との相性抜群な撮影アイテム「能古島サイダー」が販売されている「しまや」も人気のショップです。ここでしか購入できないアイテムで、のこのしまアイランドパークをもっと楽しみましょう！

「のこのしまアイランドパーク」は、遊戯施設を置かない自然をテーマとした自然公園です。遊園地のアトラクションも楽しいですが、たまにはのんびり自然を楽しむのもいいと思います。天気のいい日のピクニックやデートにいかがでしょうか？季節折々の花を見てリラックスした休日を過ごしてください。目の前に広がるお花畑のフォトジェニックを撮影しながら、大自然を満喫しましょう！