女子旅にぴったり!経験者がおすすめするスペイン・コルドバでしたい7つのこと

皆さんはスペイン・アンダルシア地方の古都、コルドバ (Cordoba)をご存知でしょうか。日本人にはあまり馴染みのない地名ですが、実は綺麗な景色や美味しい料理を堪能できる、まさに女子旅にはぴったりの場所なんです。本記事では、今まで20カ国もの国々を旅してきた筆者が中でも特にオススメするコルドバを存分に楽しむ方法を7つご紹介します。(なお情報は記事掲載時点のものです。詳細は公式サイトなどでも事前確認することをおすすめします。)

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このまとめ記事の目次

コルドバ (Cordoba) とは?

photo by procaffeinator97
スペイン南部、アンダルシア地方に位置するコルドバ (Cordoba)は、「コルドバ歴史地区」があることで有名な街です。キリスト教・イスラム教・ユダヤ教の3つの歴史や文化が融合し、独特な雰囲気を醸し出すこの街はスペイン有数の人気景勝地となっています。特に気温が暖かく過ごしやすい春にはヨーロッパ各地からバカンスに訪れる人々で賑わいます。白を基調とした建物が花々に彩られた街並みはとっても可愛く、まさに女子旅にはぴったりの場所。マドリードやセビリア、マラガなどの大都市とも近いのでアクセスも簡単です。ではそんな「女子旅で訪れたいスペイン・コルドバ」の楽しみ方を7つご紹介します!

① パティオのある宿探し

コルドバは「パティオ」と呼ばれる中庭が付いた邸宅が多いことで有名です。コルドバに宿泊するなら、まずはパティオ付きのホステルを探してみましょう。パティオとひとくくりに言ってもスタイルは多種多様。花で囲まれた可愛らしいものからイスラム風のデザインが施されたものまで、こだわりの詰まったパティオばかり。是非事前にチェックして自分のお気に入りのホステルを見つけてみてください。( パティオ付きの宿は満室になりやすいので余裕を持って予約をしておきましょう。)
宿泊する予定はないけどパティオも見てみたい...という方もご安心ください。街中にはパティオ風のカフェやレストランも数多くありますよ。また毎年5月には「La Fiesta de los Patios」というパティオ祭りが開催され、花々に彩られた可愛いパティオが多数公開されます。普段は個人宅で公開していないものが多いので是非見ておきたいですね。

② 旧ユダヤ人街 (La Juderia) を散策 / 歴史地区

さて、コルドバに着いたらまずは歴史地区を散歩してみましょう。中でも地区全体が世界遺産に登録されている「旧ユダヤ人街」は、迷路のように入り組んでいて歩いているだけでも充分に楽しめるスポットです。真っ白な建物を花々が彩る街並みはとっても綺麗ですよ。インスタグラムで有名な花の小径(Calleja de las Flores Alley)などフォトジェニックな写真が撮れるスポットも多数あります。
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また旧ユダヤ人街にはお土産屋さんもたくさんあるので、散策しながらいろんなお店をチェックしてみるのがオススメです。イスラム風の綺麗な柄が施されたタイルや陶器、名産品である手製の革製品、伝統工芸品のアクセサリーなどお土産にぴったりなものばかり。家族や友人へのプレゼントにも喜ばれそうです。

詳細情報

The Jewish Quarter garret

Calle San Fernando, 101, Córdoba, Spain

- 011

Calleja de las Flores

Calleja de las Flores, 1, Córdoba, Spain

- 029

③ キリスト教とイスラム教が共存する世にも珍しいメスキータ (Mezquita) / 歴史地区

photo by procaffeinator97
ユダヤ人街をローマ橋方向に抜けると見えてくるのが、メスキータ (Mezquita)です。メスキータとはスペイン語でモスクのこと。8世紀に建設が始められ10世紀には世界最大級のモスクになりましたが、13世紀に都市がキリスト教徒勢力に奪還された (レコンキスタ) 後はキリスト教の聖堂として使われるようになりました。レコンキスタ前と後、どちらの時代の面影も残すメスキータは2つの宗教が共存する世界的にも珍しい建造物としてコルドバ一の見所となっています。
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メスキータ内部に入ってみると、赤と白の大理石で造られたアーチが連なる「円柱の森」が視界いっぱいに広がります。天井の細部まで綺麗な装飾が施されていてとっても見応えがありますよ。さらに奥に進むと今度は大きなカトリックの大聖堂が。イスラム教の建物の中にキリスト教の聖堂があるとはなんとも不思議な感覚です。是非訪れてみてください。

詳細情報

メスキータ Mosque-Cathedral de Córdoba

Calle Cardenal Herrero, 1, 14003 Córdoba, Spain

3.66 10423
あまり期待していなかったけれど、、、

あまり期待しないで行ったメスキータ、、期待を裏切られました!!!! 何層にも重なる赤と白のアーチ、見たことのないような景色で感動しました! 昔の人は何を思いこのようなデザインにしたのか、、、 メスキータは周りがイスラム教のモスク、真ん中にキリスト教の教会がある不思議な建物。 違う宗教が同じ空間にあるのは、不思議な感じがしました。 いよいよ教会のところへ、、、!目の前に広がった光景に圧倒されます! 天井絵は美しく、真っ白い壁、きれいなステンドグラス、、、しばらく時間を忘れて眺めていました。 本当に期待以上の経験が出来たと思います。 近くには真っ白い壁に、真っ青な植木鉢に赤いお花が咲き乱れている”花の小道”があるので、そこへもぜひ立ち寄ってください! ちなみに花の小道のピークは5月だそうです。 私が行ったときは9月で、お花は全然咲いていませんでした、、笑 でも色と青のコントラスト、すごくきれいでお花がなくても楽しめました!! 周りにはカラフルなお皿やジェラートなどお店もいっぱいあります。 目の前に橋があるのですが、その端を渡って反対岸からメスキータ方面を見るのもとてもいい景色でした!こちらも忘れずに見ていただきたいです!

④ キリスト教徒の王たちのアルカサル (Alcazar) / 歴史地区

コルドバに来たら、キリスト教徒の王たちのアルカサル (Alcazar)も必見です。メスキータより徒歩10分の場所にあります。中世に建てられたこのお城ですが、なんとあのコロンブスも航海に出る前にカトリック両王と謁見した場でもあるんだとか。その他にもスペインの歴史に度々登場する重要なお城です。イスラムの建築様式を色濃く残しています。
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アルカサルの見所は何と言っても城の外に広がる庭園です。特に花の満開シーズンには丁寧に整備された水路と花々が映えてとっても綺麗!日本ではなかなか見れない景色を楽しむことができます。また城の頂上からはコルドバの街を一望することができる絶景スポットもあるので是非チェックしてみてください。

詳細情報

⑤ 地元バルで絶品グルメを堪能!

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グルメ大国スペインに来たらバル料理を食べないで帰るわけにはいきません。スペイン料理といえばパエリアが有名ですが、中でもオススメはイカスミのパエリア。シーフードの具材がたっぷりで絶品です。イカスミも食べやすく日本人の口にもよく合いますよ。スペイン料理は基本量が多いので2〜3人でシェアするのが一般的です。バルで話をしながら、お酒を嗜みながら、ゆっくり食べるというのが現地スタイルなんだそう。まさに女子旅にぴったりですね!
またコルドバに来たら絶対食べたい名物料理がサルモレホ (salmorejo) とフラメンキン (flamenquin) です。サルモレホとはトマトとパンで作る冷製スープのことで、日中気温が40°を超える夏場によく食べられる家庭料理です。オリーブオイルがたっぷり入っていてとっても濃厚。一方フラメンキンは生ハムやゆで卵が入ったロールカツのようなもの。日本人にも馴染みのある食べやすい味です。この2品はコルドバ市内のほとんどのバルで食べることができますが、特にオススメのお店が郷土料理の名店エル・カバーリョ・ロホ (El Caballo Rojo)。メスキータのすぐ近くにあるので観光後に寄ってみるのはいかがでしょうか?

詳細情報

⑥ 本場のフラメンコ鑑賞 / タブラオ・エル・カルデナル (Tablao El Cardenal)

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せっかくスペインに来たのなら本場のフラメンコも見てみたいですよね。実はアンダルシア地方はフラメンコ発祥の地。コルドバの旧市街でもフラメンコが鑑賞できるんです。オススメはタブラオ・エル・カルデナル (Tablao El Cardenal) のフラメンコショー。チケットはネット予約または日中に会場で直接購入します。
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1時間半にも及ぶショーにはドリンクチケットが付いており、好きなドリンクを飲みながら鑑賞することができます。手拍子、ギター、歌声のみで奏でられる情熱的な音楽に合わせて、ダンサーが代わる代わる踊ります。とても迫力があって感動なしでは見られません。旅の思い出になること間違いなしです!

詳細情報

Tablao Flamenco El Cardenal

Calle Buen Pastor, 2, Córdoba, Spain

3.05 02

⑦ イースターの時期に行くなら要チェック!聖週間「セマナ・サンタ(Semana Santa)」とは?

欧米ではビッグイベントのキリストの復活祭・イースターですが、カトリック国のスぺインはイースター直前の聖週間・「セマナ・サンタ (Semana Santa)」をより盛大に祝います。例年聖週間の時期になると、スペイン各地で信徒がキリスト像や聖母マリア像をのせた山車を担ぎ、宗教歌と共に町中をゆっくりと行進します。「プロセシオン (Procesión)」と呼ばれるこの聖行列はアンダルシア地方が特に大規模で、コルドバにもプロセシオンを見に毎年世界各地から観光客が押し寄せます。この時期にコルドバを訪れるなら是非見物したい宗教行事です。
このプロセシオンは各地域によって雰囲気や特色が異なりますが、コルドバのプロセシオンはとても厳かに行われます。そのため見物人の中には聖像を見て泣いている信徒の姿も度々見られます。豪華な装飾が施された聖像や、マントに身に包んだ信徒の姿は、カトリックにあまり馴染みのない日本人でもついつい食い入って見てしまいます。またこの期間中は街全体がお祭りモードになり、昼夜問わず活気に溢れます。聖週間限定の名物菓子なども食べることができますよ。普段なかなかできないユニークな体験を楽しむことができます。

詳細情報

2019年のセマナ・サンタ
開始:4月14日日曜日
終了:4月21日日曜日

(移動祝日のため、詳細の日程はHP等で調べてることをオススメします。)

いかがでしたか?

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いかがでしたか?今回は異国情緒溢れる街、コルドバをご紹介しました。コルドバは絶景や美食・ユニークな体験を味わうにはまさにぴったりな場所です。是非次の女子旅の候補に入れてみてはいかがでしょうか。

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