志定まれば、萩に旅に出よ!山口県萩市でおすすめしたい7つのこと

山口県萩市は中国地方の西側、島根県寄りの北部に位置する町。下関や岩国など、県内に観光地は複数ありますが、萩市もその1つ。萩市は、明治維新の精神的指導者として知られる吉田松陰(よしだしょういん)の生誕地で、日本の近代化に尽力した偉人を多く輩出した町でもあります。また、海の幸にも恵まれ、ブランド肉も生産されるなど、萩市ならではグルメも充実。ここでは歴史もグルメも外せない、山口県萩市でしたい7つのことを紹介します。 (※掲載されている情報は記事公開時点のものです。必ず事前にご確認ください。)

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このまとめ記事の目次

幕末を語るには欠かせない町、萩

明治維新の精神的指導者として語り継がれる吉田松陰(よしだしょういん)。思想家であり教育者だった松陰先生は「松下村塾(しょうかそんじゅく)」を開き、塾頭として高杉晋作(たかすぎしんさく)、伊藤博文(いとうひろぶみ)など、歴史に名を残す英雄たちの育成に貢献しました。
松下村塾は、今も大切に残されています。身分や階級にとらわれることなく、志の高い若者たちに多くの学びを説いた松陰先生。「志定まれば、気盛んなり」とは松陰先生の名言。目標が決まれば、自然とやる気がでてくるという意味ですが、今でも十分に響く言葉です。

1. まずは、城跡を訪ねる

毛利輝元(もうりてるもと)が、1604年に築城した「萩城」。指月(しづき)山麓に建てたことから、別名で指月城とも言われています。現在は、石垣と堀の一部が残されているだけですが、その重厚な石垣に400年以上もの時が刻まれていると思うと、ただただ圧倒されます。

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また、城跡を川から望む遊覧船も運航しています。城跡近くを始点に、城下町や歴史的建造物を眺め、船頭さんの説明に耳を傾けます。また、萩城跡指月公園には500本のソメイヨシノがあり、開花の時期は桜の名所としても有名。春の時期は、ぜひ訪れたいスポットです。

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萩八景遊覧船

山口県萩市堀内83-8

3.01 05

2. 世界遺産をめぐる

萩反射炉(はぎはんしゃろ)

萩市には世界遺産に登録された建造物が多く存在しています。「萩反射炉(はぎはんしゃろ)」は、1856年に萩藩の軍事力強化の一環として導入された金属溶解炉。鉄製大砲の鋳造の際に使用されていました。遺構は煙突部分、高さは10.5mほど。なかなかの大きさです。

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萩城下町

城跡や武家屋敷が町並みとして残る「萩城下町」。幕末の時代に、産業化に取り込んだ様子を表し、それらの屋敷や石垣などが良好な状態で残されていることから、世界遺産登録されました。当時の面影を色濃く残す風情ある町並みは、萩観光には外せないスポットですよ。

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3. 気分は職人!萩焼体験

「一楽 二萩 三唐津」とうたわれるほど、茶人に好まれる器を焼き上げることで有名な「萩焼(はぎやき)」。はじまりは1600年頃、長年使い込むことで表面の色が変化し、枯れた味わいをみせる“七化け”が魅力です。時を経て変化をみせる器とは、実に興味深いですね。
萩焼の陶芸体験ができるスポットがあります。さながら陶芸家気分を味わえる”電動ろくろ”をはじめ、初心者や子供でも自由に造形を楽しめる”手びねり”、手軽に体験できる”絵付け”など、コースは様々。世界で1つだけのオリジナル作品を作ってみませんか。

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萩焼会館

山口県萩市椿東新川東区3155

3.36 06

4. イベントで魅力再発見

萩 夏みかんまつり

萩の特産品「夏みかん」。白い花が咲き、萩のまちじゅうに甘い香りが漂う5月初旬~中旬頃、この時期に毎年開かれるのが「萩・夏みかんまつり」です。夏みかんの収穫体験や、夏みかんや製品販売や、郷土芸能の披露など、この季節ならではの萩を感じることができます。

萩ふるさとまつり

秋深まる頃に行われるのが、萩市最大の産業まつり「萩 ふるさとまつり」です。伝統芸能や発砲実演などのお披露目をはじめ、農林水産物や特産品の販売、萩の郷土料理”うにめし”や、山口県のブランド魚”瀬つきあじ”の押し寿司の販売もあります。

5. やっぱり魚が食べたくなる

日本海に面した萩市は、1年中新鮮で美味しい魚が食べられます。その数年間250種!であれば、やっぱり旬な鮮魚を食してみたいというもの。道の駅”萩しーまーと”内にある「来荻(きはぎ)」は、朝一番に市場で仕入れた新鮮な魚を味わうことができます。
看板メニューの海鮮丼や、高級魚”のどぐろ”の煮つけと刺身がセットになった定食、うに丼やにぎりなど、メニューは豊富。どんぶりにそびえ立つ天ぷらがインパクト大の天丼もおすすめ。漁期に合わせた限定メニューもあり、旅欲を刺激するメニューが揃ってます!

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6. 実は、お肉も美味しいです

鮮魚だけでも十分満喫できる萩ですが、実はお肉も美味しいのです。萩を代表するブランド牛「見蘭牛(けんらんぎゅう)」は、その柔らかさと脂の旨みに魅了される人が多いとか。超高級肉とされる和牛原種の血統を継いでいるだけあって、おいしさは確実です。
人気メニューはハンバーグ。見蘭牛100%使用した贅沢ハンバーグの他、萩市むつみで飼育されているブランド豚”むつみ豚”のハンバーグもあります。より肉感を味わえる、牛・豚それぞれの絶品ステーキ丼もあります。誇り高き地場産の食材を、心ゆくまで楽しめますよ。

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7. 日本酒と肴をお土産に買ってみる

山口県は日本酒の産地としても認知されています。自然豊かな環境、清らかな水、美味しいお米が育ちやすい気候と、酒造りにおける重要な要素を十分に満たしています。今や国外にも認知される山口県を代表する日本酒もある中、萩にも酒蔵はいくつも存在しています。
お酒が決まれば、やっぱり肴もほしくなるというもの。海の幸はお土産としても大人気です。真ふぐ、サザエ、ウニ、わかめなどの新鮮な魚介の他、地魚の干物やちりめんなども好まれています。山口県独自の伝統手法で作り上げる「焼き抜き蒲鉾」もおいしいですよ。

見て・感じて・食べる喜びを

提供:松陰神社
いかがでしたか?2018年は明治維新150年の節目を迎える年であり、年間を通じて様々な記念行事が行われいます。明治維新ゆかりの人物を多く輩出した萩の歴史に触れ、萩の豊かな自然を感じ、そしてその恵みから生まれる地場産を味わえる喜びと、観光要素盛りだくさん。ぜひとも足を運んでほしいスポットです。
(※掲載されている情報は記事公開時点のものです。必ず事前にご確認ください。)

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ライター紹介このまとめ記事を書いた人

trisaranキャンプとコーヒー、ときどき散歩。

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