伊達家の歴史を学ぶ!仙台藩の「白石城」でしたい5つのこと

宮城県白石市の益岡公園内にある白石城(しろいしじょう)は、伊達政宗の重臣・片倉小十郎の居城でした。現在は復元された天守を楽しめるほか、白石城がある益岡公園にあるミュージアムで片倉家の貴重なな歴史資料を見ることができます。公園は桜の名所としても有名なスポットですので、家族やカップルで1日を楽しく過ごせます。「白石城」でしたい5つのことをご紹介します。(なお情報は記事掲載時点のものです。詳細は公式サイトなどでも事前確認することをおすすめします。)

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このまとめ記事の目次

白石城とは?

「白石城」は宮城県白石市にあるお城で、JRの白石駅からも徒歩で15分程度で行ける好立地の場所にあります。別名「益岡城」とも呼ばれていて、伊達政宗の重臣として有名な片倉小十郎が建てて明治維新までその雄姿を誇ってきました。明治になって取り壊されましたが、当時のお城は益岡公園として整備されました。その後、平成7年に木造の天守が復元され、現在は白石市の史跡に指定されています。今では桜の名所として市民に親しまれています。

①復元された「天守閣」を見る

白石城は復元されたお城ですが、鉄筋コンクリートで復元されるお城が多い中、木造で復元された珍しいお城です。そのため天守は当時の面影を偲ばせる優雅な内部になっていて、国産ヒノキやヒバを使った太い柱は見ごたえがあります。外から見ても日本の城では珍しい光景が見られますので、一緒に楽しみましょう。天守の石垣も復元され、珍しい「野づら積み」という石垣が見られます。石を加工しないでそのまま積み上げています。お城マニアはぜひ見ておきましょう。

②「歴史探訪ミュージアム」で白石の歴史を学ぶ

益岡公園内にある「白石城歴史探訪ミュージアム」では、城主であった片倉家に伝わる貴重な歴史資料を見ることが出来ます。2階は歴史資料館になっていて、白石城とその城下町の500分の1の模型や片倉家に伝わる甲冑(かっちゅう)や刀剣、火縄銃などの武具が展示されています。3階にはハイビジョンシアターがあり、白石城や片倉小十郎にまつわる作品が上映されています。3D映像ですので、刀や槍、弓矢などが飛び出してくる大迫力映像です。

③10月に訪れて「鬼小十郎祭り」を楽しむ

白石城でおすすめのイベントが「鬼小十郎祭り」です。大坂夏の陣で鬼小十郎と異名をとった二代目・片倉小十郎の活躍を再現するお祭りです。二代目・片倉小十郎は大坂夏の陣で後藤又兵衛や真田軍と戦い、徳川の勝利に大きく貢献しました。そのときのすさまじさから鬼小十郎と呼ばれるようになりました。祭りのハイライトは、「大坂夏の陣~道明寺の戦い」を再現して、片倉軍と真田軍の合戦シーンが再現されます。武者姿の実践さながらの合戦シーンをぜひ見てください。

④「武家屋敷」で江戸時代の雰囲気を体感する

武家屋敷

宮城県白石市西益岡町6-52

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⑤白石の特産品「温麵」を食べる

白石市のご当地グルメとして有名なのが「白石温麺(うーめん)」。そうめんの一種で製麺のときに油を使わないのが特徴です。麺の一本一本がそうめんよりも短く、すこし柔らかいながらものどごしがいい麺です。ご当地グルメなだけあって近隣にもいくつかおいしく白石温麺が食べられるお食事処が点在しています。白石城の歴史探訪ミュージアムで白石温麺は食べられるので、都合のいい場所で食べてみるのがおすすめです。

光庵

宮城県白石市本町46

3.05 04

いかがでしたか?

片倉家のお膝元だった「白石城」の周りには、グルメやミュージアムなど魅力的なスポットがたくさんあります。木造で復元した天守は見ごたえがあります。季節ごとに桜祭りや鬼小十郎祭りなどのイベントも開催されていて見どころもたっぷりです。いろいろな季節に訪れて歴史ロマンを感じてみませんか。

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