海を望む美しい水城!中津城とその城下町でしたい5つのこと

中津城は九州北西部大分県中津市にあり、16世紀の名将黒田孝高(くろだよしたか)により築城されました。細川家により完成され、その後奥平家が長く統治しました。明治の廃藩置県で廃城となりますが、1964年奥平家により再建された、日本3大水城の1つでもあります。今回はそんな中津城でしたい5のことをご紹介します。(なお情報は記事掲載時点のものです。詳細は公式サイトなどでも事前確認することをおすすめします)

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このまとめ記事の目次

中津城とは?

中津城は九州の北部大分県中津市にある、かつての中津藩の城です。16世紀の名将、黒田孝高(くろだよしたか)が築城し、細川家が仕上げました。高松城、今治城と並んで、日本の3大水城の1つです。中津は羅漢寺(らかんじ)、耶馬渓(やばけい)などの観光スポットにも恵まれています。城へのアクセスはJR日豊本線「中津駅」から徒歩15分、車では九州自動車道「小倉IC」か「宇佐IC」で下り、国道と県道経由でお城の無料駐車場に入ります。今回は中津城を訪れたらしたい5つのことをご紹介します。

①勇壮な「中津城」を観賞する

中津城の北は周防灘に面し西は中津川に面していて、城の堀には海の水が流れ込みます。16世紀末に築城を開始した黒田孝高はNHK大河ドラマでも描かれ、「黒田官兵衛」や「黒田如水」とも呼ばれています。細川家、小笠原家につづき入った奥平家は、154年にわたりこの地を統治しました。明治の廃城後、奥平家が中心となり1964年(昭和39年)、遺構に築城されて黒と白の勇壮なたたずまいを見せています。天守閣内部は歴史資料館で古文書や刀剣類、衣装など奥平家ゆかりの品々が展示されています。中津城の歴史に触れる見逃せないスポットです。

②「石垣」が語る歴史を学ぶ

中津城本丸北にはy字型の境界線を境に左右に異なる石垣の積み方が現れています。右が「黒田の石垣」、左が「細川の石垣」です。黒田の時代には自然石による野面積み(のづらづみ)が行われたはずですが、右手には四角く切り出された石が見えます。これは福岡県の唐原山城(とおばるさんじょう)から四角に加工した石を運び転用したためです。16世紀には土塁に代わり石垣が多く築かれましたが、同時期の他の石垣が壊れたため、中津城は「九州最古の近世城郭」と言われています。中津城を訪れたらぜひ石垣に注目しましょう。

③「中津祇園」を撮影する

中津市には京都の八坂神社「祇園祭」と同じ系統のお祭りがあります。中津10万石の欠かせないお祭りとして、580年もの昔から行われてきました。毎年7月20日を過ぎた金、土、日の3日間にわたり山車が旧市内に列をなして行進します。その「コンコンチキチン」の音色が心を躍らせるお祭りです。発祥した当時は漁民のささやかな祭りであったということですが、17世紀ごろから今のような華やかでエキサイティングなお祭りになったと言われています。美しいお祭りですから、きっとインスタ映えする写真が撮影できますよ。

④「鱧かつ丼や唐揚げ」を味わう

中津といえば、鱧(はも)や唐揚げが有名です。中津城から車で8分ほどの場所にある「和風味処鬼太郎(わふうあじどころきたろう)」では、鱧も唐揚げもいただけるんです。鱧しゃぶ、鱧かつ丼、はもしゅうまいに人気があります。鱧かつ丼は、酢の物や鱧の肝吸い付きです。ランチタイムもあり美味しいお昼がリーズナブルなお値段でいただけます。唐揚げがお好きな方には、迫力ある唐揚げがつく「鬼から定食」がおすすめです。カウンター席、テーブル席、いす席、個室もありますよ。

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⑤おみやげに「ビスマン」を買う

大分県中津市には、お土産に喜ばれるお菓子が数多く販売されています。中でも「殿畑双葉堂(とのはたふたばどう)」の「ビスマン」は、ビスケット生地で黄身餡をくるんで焼き上げてあるのが特徴です。黒田家が藩主だった時代、神学校を作ったお礼に宣教師が「ビスカウト」と呼ばれるお菓子を献上したという話が言い伝えられています。中津と南蛮の文化に交流があったことにちなんで作られたのが「ビスマン」です。ビスケットの香ばしさと、黄身餡の組み合わせが絶妙で人気のあるお菓子です。

いかがでしたか?

いかがでしたか?中津城は黒田孝高が築き、細川氏により完成され、明治期にいったんは廃城されながら奥平家により再建されたお城です。近隣には福澤諭吉旧居、「姫路町」や「京町」など、黒田時代からと言われる町名が残る城下町が広がります。あなたも次の旅の行き先に、中津城とその界隈や城下町を候補に入れてみてはいかがでしょうか。

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