難攻不落の名城を偲ぶ!島根県の「月山富田城」でしたい5つのこと

島根県にある月山富田城は、三本の矢で有名な毛利元就と戦った尼子氏の居城で、難攻不落といわれた戦国時代最強の名城です。今では月山登山を楽しむ人が多い人気スポットになっています。山頂にあるお城までたどり着くと、難攻不落の意味が良くわかります。そんな、島根県の「月山富田城」でしたい5つのことをご紹介します。(なお情報は記事掲載時点のものです。詳細は公式サイトなどでも事前確認することをおすすめします。)

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このまとめ記事の目次

月山富田城(がっさんとだじょう)とは?

月山富田城は島根県安来市の月山山頂に造られたお城で、日本100名城に選ばれています。戦国時代に中国地方の覇者として君臨していた尼子氏の居城です。毛利元就もてこずらせた難航不落の名城として記録されています。今では天守閣はなく、石垣だけが当時の面影を残すだけになっていますが、本丸跡や二の丸、三の丸の石垣を見るだけでも尼子氏がいかに勢力を誇っていたかがうかがえます。また、標高197mの山頂からは絶景も楽しめます。

①まずは月山富田城を攻略しよう

月山富田城を見学する前に、毛利元就になったつもりで月山富田城を攻略してみましょう。月山富田城は山頂にありますので、辿りつくためには約25分の山道を登らなければなりません。七曲がりと言われる難所は、実際には十数回曲がっているようです。今では、コンクリートで舗装された登山道がありますが、それでも難航不落の意味を体感できますよ。途中には「親子観音」や「堀尾勘解由(かげゆ)の墓石」「山吹井戸」などがありますので、見落とさないでくださいね。

②月山富田城の本丸跡を見学する

登山道を山頂まで登ると、まだ見上げる位置に本丸跡があります。毛利元就のつもりで登って、七曲や急勾配の難所で守られている月山富田城を攻めようと思いますか。最初に見えてくるのは三の丸跡です。次に二の丸跡です。三の丸と二の丸の間にはかなり深い掘り切りがあり、お城の守りがよく分かります。その先に本丸跡があります。石垣だけを見ても、強固なお城であったことがわかります。本丸跡からの風景を眺めると、攻め入ってくる敵兵の様子は丸見えです。難攻不落の理由がそこにもありました。

③月山富田城で山中鹿之助(やまなかしかのすけ)を偲ぶ

月山富田城の本丸横に、山中鹿之助の記念碑が立てられています。山中鹿之助は月山富田城最後の城主・尼子晴久の家臣でした。尼子三傑のひとりで勇猛な武将として知られています。尼子氏の再興を願って数々の武勇伝を残しています。「願わくば、我に七難八苦を与え給え」と言って刀を岩壁から投げたという逸話は有名で、歴史好きの人にも高い評価を得ています。また、大手門を上がったところにある広大な「山中御殿(さんちゅうごてん)」を楽しむこともできます。

④勝日高守(かつひたかもり)神社で参拝する

月山富田城跡の奥にひっそりと佇む「勝日高守神社(かつひたかもり)」も一緒に参拝しておきましょう。御祭神は大国主命で、月山富田城の守護神として尼子氏の繁栄を見守ってきた神社です。富田八幡宮の奥の院となっていて、富田八幡宮は古事記にも記載があり由緒のある神社です。「矢中松(やたてまつ)の伝説」なども残っていて、決して派手な感じはありませんが、厳かな風格を感じます。石段を上った先にも小さな社がありますので、順番にお参りしておきましょう。

⑤日本100名城スタンプを押そう

山を下りたところに「安来市立歴史資料館」があり、日本100名城スタンプが置いてあります。月山富田城の見学記念にスタンプを押して帰りましょう。また、資料館には安来市の歴史展示があり、戦国時代の展示もされています。資料館からも山頂へ向かう入り口があり、途中には「山中鹿之助の像」や「花の壇」の復元がありますので見ておきましょう。また、道の駅「広瀬富田城」が近くにあり、食事やお土産を楽しむことができます。

いかがでしたか?

日本100名城のひとつ月山富田城でしたいことをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。戦国武将になりきって、標高197mの山頂を目指すといかに難攻不落の名城であったかを体感できます。城ガールや歴史好きでなくても、一度は行っておきたいスポットです。ぜひ訪れてみましょう。

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