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武雄神社とは？
武雄神社は佐賀県武雄市の御船山麓にある、市内最古の神社です。武内宿禰（たけうちのすくね）を主神とする五社大明神を祀っていますが、武内宿禰は長寿の神様で、政治補佐として5代の天皇に仕えたといわれています。またかつて5円札に描かれていたため、お金にご縁がある神様ともいわれています。「肥前鳥居」といわれる鳥居は、この地方独特の形をした鳥居です。また珍しい真っ白な社殿は、武雄神社の使いとされる白鷺にあやかっています。今回はそんな武雄神社を楽しむための5つの方法をご紹介します。
①樹齢3000年！武雄の大楠を参拝する
樹齢3000年以上の「武雄の大楠」は、高さ30メートル幹周り20メートルの大きさで、全国の巨木第7位にランクインしているほどの巨大な楠です。この大楠には龍神様が宿っているといわれており、神々しい厳かな雰囲気を醸し出しています。その凛とした空気は、まさにパワースポットといわれる御神域そのものです。ごつごつした樹皮の根元には空洞があり、中は12畳ほどの広さがあるとか。空洞には天神様（菅原道真公）が祀られているそうですが、残念ながら一般の人は入ることができません。
②夫婦ヒノキにご縁をお願いする
武雄神社には、大楠以外にも有名な御神木があります。「夫婦檜（むすびの檜）」と呼ばれる御神木は2本のヒノキが並んで立ち、2本の幹にはロープがかけられていてその中央部分から更に赤いロープが下されています。2本のヒノキは根元が繋がっており、また上部では枝同士が合着していて仲良く立ち並んでいる姿から、縁結びとして多くの参拝客に親しまれています。夫婦円満だけではなく、人と人との縁や仕事との縁、金銭との縁など、さまざまな縁を繋ぐシンボルとして願掛けに訪れる人が多いです。
③ユニークなおみくじ！歩射みくじを引く
武雄神社には、佐賀県内最古の占いである「歩射みくじ」があります。武雄神社では毎年2月17日に1200年の歴史を誇る神事「歩射祭」が開催されています。五穀豊穣と年占い、無病息災の願いを込めた神事を参拝者にも体験してもらおうと始めたそうです。矢を両手で握り心の中で願いごとを唱えます。それから弓納所にある弓で矢を放ち、木の鳥居に備え付けられている輪の中を矢が見事に通れば、満願成就するそうです。万が一的を外れても除災招福になります。恋占い専用の赤い矢もありますので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
④御朱印をもらう
パワーをいただけるお守りや御朱印などは、社務所や授与所で購入できます。特に「宝来守」は縁結びや金運、心願成就のお守りとして人気です。また「大楠守」は楠の木の中で祈願したお守りで、延命長寿や病気平癒、商売繁盛など、木の生命力と大地に根を張って確実に成長することにあやかったお守りです。武雄神社は御朱印も人気があり、片面と両面の御朱印があります。両面は2種類あり、金粉であしらわれた大楠が描かれた美しい御朱印となっています。また夏期のあかり展期間中と秋期の流鏑馬の時期には期間限定の御朱印も登場します。
⑤市内のパワースポット！「武雄の三楠」をすべて見る
武雄神社にある武雄の大楠以外にも、武雄市には大楠があり全部合わせて「武雄の三楠」と呼ばれています。川古の大楠は、全国の巨木第5位にランクインしており、樹齢3000年以上といわれ国の天然記念物に指定されています。武雄の大楠と同じように、根元が空洞となっていて稲荷の石碑が祀られています。塚崎の大楠は佐賀県内で3番目に大きい楠で、樹齢は2000年から3000年といわれ、市の天然記念物に指定されています。1963年に落雷に遭い、幹の上部は失われてしまいましたが、根回りはまだ健在で悠然とした姿を見せてくれます。
いかがでしたか？
今回は「武雄神社」を楽しむための5つの方法をご紹介しました。佐賀県内でも最大級のパワースポットといわれる武雄神社には、3000年以上昔からある大楠が御神木となっています。その雄大さと神秘的な雰囲気には圧倒されながらも力強さを感じるので、ぜひ訪れてみてくださいね。
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