古代から多層的な文化が根づく町!スペイン・セビリアの観光スポット7選

スペイン南部の町セビリア。ここはスペインの7大都市圏と呼ばれる町の一つで、古代は様々な民族・部族の入れ替わりが起き、中世にはイスラームの支配下にあったため、現在でも多層的な文化感じることが出来る場所です。今回はそんなセビリア観光におすすめな7つのスポットを、有名な世界遺産から、ローカルな市場、町の歴史を感じる博物館までご紹介します。これを読めばセビリア観光はバッチリですよ!(なお情報は記事掲載時点のものです。詳細は公式サイトなどでも事前確認することをおすすめします。)

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このまとめ記事の目次

1. Real Alcázar de Sevilla (アルカサル)

まず初めにご紹介するのは「アルカサル」です。ここは、イスラームとキリスト教の建築様式が融合したムデハル様式がメインの豪華なスペイン王室の宮殿です。中世のころ、キリスト教徒が当時ここを支配していたイスラームから土地を取り戻す、レコンキスタの歴史をうかがうことが出来るこのアルカサルは、世界遺産にも登録されています。
宮殿内部はとても広く、多くの見どころがあります。イスラーム時代の城壁やモザイクタイルの装飾、バロック様式の部屋やゴシック宮殿などなど、一つの場所で様々な建築・美術に出会うことが出来ますよ。シーズンによっては、観光客でかなり込み合う可能性がある場所なので、余裕を持ったプランでアルカサル観光を楽しんでくださいね!

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2. Catedral de sevilla(セビリア大聖堂)

続いてご紹介するのは「セビリア大聖堂」です。この大聖堂は世界三大聖堂の一つといわれており、世界遺産にも登録されています。ここは、イスラームのモスクの跡地に建てられました。モスクのミナレットを改修した、アラベスク文様や二連アーチが特徴的なヒラルダの塔などからそのイスラームとキリスト教の融合が感じられますね!
世界三大聖堂と呼ばれるのもあって、この大聖堂内部はとても広く美しいです。特に上の写真のような黄金の祭壇は、緻密な装飾の美しさもさることながら、高さ20メートル、幅13メートルにも及ぶその大きさにも圧倒されてしまいますよ。ぜびみなさんもご自分の目で大聖堂をじっくり眺めてみてくださいね!

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3. Plaza de España(スペイン広場)

次にご紹介するのは「スペイン広場」です。ここは、マリア・ルイサ公園内にある広場で、1929年のイベロ・アメリカ万博の会場にもなった場所です。半円型の回廊にはスペインの各県の紋章や歴史上の出来事を描いたタイルがはめ込まれており、どの県もそれぞれ個性あるタイルで見ていてとても楽しいですよ。
スペイン広場内には小さな運河も流れており、昼間には運河をボートで遊覧することも出来ますよ。運が良ければスペイン広場内で乗車できる馬車に出会えることもありますよ。カメラにも写しきれないほど広範囲に広がる、美しいパノラマビューをぜひ目に焼き付けてくださいね!

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4. Metropol Parasol(メトロポール・パラソル)

次にご紹介するのは「メトロポール・パラソル」です。これは、伝統的な古い町並みが続くセビリアの町中で現れる近代建築風のモニュメントで、世界最大の木造建築とされています。アジア文化圏の木造建築とは全く異なるこのモニュメントは、あなたの持つイメージを崩してしまうような斬新な木造建築なんです。
地下には遺跡博物館、1階には小さな市場、屋上にはレストランやパラソルの上を歩ける遊歩道などがあり、夕方以降の時間は観光客だけでなく地元の方の憩いの場にもなります。また、モニュメントの形や色から、地元では「白いキノコのオブジェ」と呼んでいるそうですよ!

詳細情報

メトロポール・パラソル

Pl. de la Encarnación, s/n, 41003 Sevilla, Spain

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5. Barrio de santa cruz(サンタ・クルス地区)

次にご紹介するのは「サンタ・クルス地区」です。ここは、セビリア大聖堂のすぐ近くにある地区で、15世紀まではユダヤ人が住んでおり、現在はバルや小さなお土産ショップが集まっています。周辺には白壁の家が立ち並び、伝統的な陶芸品であるセビリア焼や色とりどりの花などが建物の外に飾られており、散策するだけでも十分に楽しい場所ですよ。
この地区は車が通れないほど狭く、曲がり角の多い迷路のような道が続きます。そんな狭い道から顔を除く狭い空もなんだか趣がありますね。なお、細い路地に入ってしまうと道に迷ってしまうことがあり、路地では電波が届きにくい場所もあるので安全には気を付けて散策してくださいね!

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6. Mercado de Triana(トリアナ市場)

次にご紹介するのは「トリアナ市場」です。この市場はセビリアの街の中心部から運河にかかるトリアナ橋を渡った場所にあります。ここは少し中心部から離れているため、比較的物価は安めで観光客は少なく、ローカルな雰囲気を味わえる市場なんです。
日本ではなかなか見ることが出来ない珍しい野菜やフルーツ、魚介類などの食品はもちろん、陶磁器や衣服などの生活雑貨まで売っている場所もあります。お土産ショップでは見つからないローカルなお土産をぜひゲットしましょう!また、この市場の中にはフラメンコショーを行うローカル劇場もありますよ。

詳細情報

Mercado de Triana

Calle San Jorge, 6, 41010 Sevilla, Spain

3.00 04

7. Museo Arqueológico de Sevilla(セビリア考古学博物館)

最後にご紹介するのは「セビリア考古学博物館」です。この博物館はセルビアの街の中心部から少し離れており、観光客が比較的少ない場所です。この建物自体は、1929年のイベロ・アメリカ万博の際に芸術パビリオンとして活躍しました。新ルネッサンス様式の建物の目の前にはその姿を反射する池があり、外観を見るだけでも美しいですよ。
現在のスペイン南部に約2700年前に存在していたとされるタルテッソス王国の遺物をはじめ、フェニキア文明の産物やローマ支配の痕跡などが展示されています。セビリアという場所が、いかに民族や支配権力の入れ替わりが激しく、いかにして文化・文明の多層化が起きたかを感じられる場所ですよ!

詳細情報

Museo Arqueológico de Sevilla

Plaza de America s/n, 41013 Seville, Spain

3.07 02

もっとセビリアについて学ぶ旅に…

いかがでしたか?今回はセビリア観光におすすめな7つのスポットを、有名な世界遺産から、ローカルな市場、町の歴史を感じる博物館までご紹介しました。景色や食はもちろん、時には歴史や文化を知る旅をするのも良いですね。ちなみに、スペイン語で「セビリア」ではなく、「セビージャ」というカナカナ表記に近い発音で呼ぶんですよ!

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