海外よりも遠い東京へ。東京最高峰、日本百名山の「雲取山」とは

日本一の山といえば「富士山」ですが、東京一の山はご存知ですか?東京都・山梨県・埼玉県と3つの都県にまたがっている「雲取山」は、東京一の山として知られている日本百名山です。今回は、東京から海外へ行くよりも遠いと言われている「雲取山」をご紹介します。(※掲載されている情報は2018年12月記事公開時点のものです。必ず事前にご確認ください。)

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このまとめ記事の目次

そもそも、日本百名山って?

「雲取山」をご紹介する前に、日本百名山についてご紹介します。聞いたことはあるけれど、意外と誰が決めたのか知らないという人も多いのではないでしょうか。百名山とは「山の歴史」「山の品格」「個性のある山」の3つの基準を満たし選ばれた100の山のことをいいます。
しかしながら、この基準は国が定めているわけではなく、小説家・登山家の深田久弥氏が実際に登頂した中から決めたものなのです。そんなユニークな背景を持つ百名山は、標高の高さは関係はないため、800m級の筑波山も選ばれています。

詳細情報

筑波山

茨城県つくば市(八郷町・桜川市)

3.14 18667

東京一の山「雲取山」とは?

日本百名山について分かったところで、ここからは「雲取山」をご紹介していきます。「雲取山」は、秩父多摩甲斐国立公園のほぼ中央に位置する標高2017mの山です。東京都の最高峰にして、埼玉県秩父の山でもあります。
冒頭で海外よりも遠い東京とご紹介したように、東京の高尾山のような日帰りでいけるような山ではなく、休憩を含めなくても12時間ほどかかるため、1泊2日で訪れるのが基本。東京から最短でいける韓国は飛行機で約2時間ですし、12時間もあればロサンゼルスまで行けてしまうので、本当に海外よりも遠い東京なのです。

山頂までの道のりは?

※画像はイメージです。

雲取山の登山コースで代表的なのは、東京都奥多摩から行く「鴨沢コース」と埼玉県大滝から行く「三峯コース」です。多くの登山家が訪れるので、休日はどちらのコースも賑わいをみせるのだそう。登山の前には「登山計画書」を忘れずに提出してくださいね。
「鴨沢コース」は比較的なだらかな登山道となっていますが、「三峯コース」はアップダウンもあります。途中に山小屋や案内の看板も立っているので、休憩を挟みながら頂上を目指しましょう。木々に囲まれた道から開けたときに見える真っ青な空は、思わず背伸びをしたくなります。

ここだけの景色がある

午前中に出発すれば、日が落ちる頃までに山頂にたどり着くことができます。夜になると、都心では見ることができない満天の星空が現れます。普段はネオンに隠れてしまって見ることができない自然の光にきっと癒されます。
早朝、天気が良けれは富士山を望むこともできます。手前には秩父の山々がありますが、そんなことはものともしない美しい富士山の姿は、登りきった人だけが見ることのできる絶景です。

海外よりも遠い東京へ

いかがでしたか?ここまで東京一の山「雲取山」をご紹介してきました。東京にもまだ自然を感じられる場所が残っているんです。海外よりも遠い東京の美しい景色と自然の姿を体感しにちょっとチャレンジしてみませんか。(※掲載されている情報は2018年12月記事公開時点のものです。必ず事前にご確認ください。)

詳細情報

雲取山

埼玉県秩父市三峰 雲取山

3.14 063

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