のんびりと舟旅はいかが?「近江八幡水郷めぐり」でしたい5つのこと

滋賀県の近江八幡市には、「近江八幡の水郷」という有名な観光スポットがあることをご存知でしょうか?ここは「日本三大水郷」のひとつに数えられ、「重要文化的景観」にも指定されています。今回は、この水郷の情緒あふれる景観を堪能することができる「元祖近江八幡水郷めぐり」をご紹介します。(なお情報は記事掲載時点のものです。詳細は公式サイトなどでも事前確認することをおすすめします)。

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このまとめ記事の目次

「近江八幡水郷巡り」って?

「近江八幡の水郷」は琵琶湖のほとりに広がる滋賀県近江八幡市の代表的な観光スポットです。2006年には葦原をはじめとした自然環境や、これと共生する地域住民の生活などが高く評価され、国の「重要文化的景観」にも選定されました。この優れた景観を堪能できる「近江八幡水郷めぐり」は、豊臣秀次(豊臣秀吉の甥)が宮中の船遊びをまねて船めぐりをしたことが発祥だと言われる、歴史あるものです。ちなみに小説家である司馬遼太郎は『街道をゆく』という著作で、この近江八幡市の「水郷めぐり」のようすを描いています。

①手こぎ船に乗ってみる

近江八幡市では、5つの組合が「水郷めぐり」や「八幡堀めぐり」をおこなっています。今回はそのなかでも、豊年橋から発着する「元祖近江八幡水郷めぐり」をご紹介します。「元祖近江八幡水郷めぐり」では、船頭が櫓と竿を操る昔ながらの手こぎ船で近江八幡の景観を堪能することができます。自然の中を手こぎ船でのんびり過ごしてみてください。貸切船か定員船かを選ぶことができますが、団体でお越しの方ならば貸切船のほうがお得です。ただ貸切船の場合は事前の電話予約が必要なので、ご注意ください。

②季節折々の風景を楽しむ

「元祖近江八幡水郷めぐり」では、春は桜、夏は青々と茂った緑。秋なら黄金色の葦原、冬は雪景色と、季節ごとに豊かな生態系を見ることができます。この情緒ある自然ゆえに、ここは時代劇のロケにもよく使われるそうです。葦原の水路をめぐっていると、水鳥を目にすることも少なくないようです。運が良ければ、かわいらしいカルガモの一家をみることができるかもしれませんよ。また、貸切船のみのご利用で電話予約が必要ですが、船上で近江牛のすき焼きを味わうこともできます。

③写真に残したいみごとな景観

せっかくのみごとな景観ですから、目で楽しむだけでなく写真にもおさめておきたいですよね。春夏秋冬と季節が移り替わるたびにさまざまな表情をみせてくれる、「近江八幡の水郷」。これからの季節ならば、やはり見逃せないのが雪景色でしょう。降り積もる雪をうっすらかぶった木々や葦原。雪で視界が覆われていくなかで、影のように遠くに見える里山。どこか幻想的なこの風景は、写真にとって残しておきたくなるのではないでしょうか。寒さが予想されるので、防寒対策はしっかりと。

④趣のある近江商人の街並み「新町通り」

せっかく近江八幡市を訪れたのでしたら、かつて近江商人のつくった街並みを目にすることができる「新町通り」に行ってみてはいかがでしょうか。ここは「重要伝統的建造物保存地域」に指定され、江戸時代末期から明治期にかけてつくられた商家が保存されている場所です。水郷めぐりで体験した情緒をまたもや感じさせてくれるような、歴史ある街並みをここでは見ることができるのです。「新町通り」へ行くには、バス停「小幡町資料館前」を下車すると近いですよ。

⑤最後は「喜兵衛」で郷土料理を

「郷土料理 喜兵衛」は、1994年に開店したお店です。近江八幡の食材をつかった郷土料理を提供していて、板前さんではなく、「地元のおばちゃん」が調理を担当しています。近江八幡にしっかりと根差したお店で、テレビや新聞などにもたびたび取り上げられています。気になるメニューは、「喜兵衛膳」などの各種の御膳です。赤こんにゃくや琵琶湖の小魚、鯉料理など、近江八幡の郷土料理が楽しめます。開店時間は11時から14時30分まで。夕食は完全予約制なので、ご注意ください。

いかがでしたか?

「近江八幡の水郷」の風情ある自然を楽しむことができる「元祖八幡水郷めぐり」。その周辺の近江八幡は江戸時代に商業によって栄えた過去を持つ街で、保存運動も熱心におこなわれています。このような歴史をたずねてみるのも魅力的ですね。次のおでかけ候補としてチェックしてみてくださいね。

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