どこまでも続くような、冬の道を眺めていたい。走り続けていたい。滋賀県高島市の「メタセコイア並木」は、四季折々、新緑や紅葉に包まれる、美しい並木道。冬には、白銀の世界が広がります。

冬の雪道は、危ないからゆっくり運転を心がけて。いつもはせかせかと急ぎ足で過ぎていく日々も、雪化粧したメタセコイア並木を眺めていれば、自然とゆったりとしたものになるはず。

幻想的な、まるでファンタジーなロールプレイングゲームのような世界が広がる、冬の兵庫県「竹田城跡」。冬の季節、雲の上で生活しているような、霧に包まれたマチュピチュのような景色を味わえます。

霧が発生しやすい冬の季節は、場合によっては入場規制が行われます。いつまでもそこに立ちすくんでしまいそうなほど、壮大で幻想的な景色。歴史の重みも加わり、濃厚なひと時を過ごせるでしょう。

ノスタルジックな石畳の街並み。まるで時代劇の世界に入り込んだような、タイムスリップ空間。石川県金沢市の「ひがし茶屋街」は、あなたを懐かしい気分にさせる、冬の景色へ誘います。

雪化粧を施した、連なるお店たちの暖簾をくぐる。美味しいお酒をまったり呑んだり、素敵な雑貨を見つけたり。一人だからこそ、見つけられる、冬の魅力。きっとあなたを楽しませてくれるはず。

自然の中で、ぼーっと立ち竦みたい。ちょっと一人で、自分の存在価値とか、社会における立ち位置とか、そんなもの全て忘れて、ただただそこにいたい。そう思わせる、北海道の「知床半島」。

冬の知床は、ユネスコの世界遺産にも登録されたその美しさを、最大限に訪れる人々に見せつけるような、壮大な景色。夕焼けがだんだんと青い空を侵食するようなその瞬間、時が止まります。