星野リゾートで“旅”を満喫しよう。都市観光ホテル「OMO5 東京大塚」って?

一度は泊まってみたいと憧れる、「星野リゾート」の宿泊施設。今回ご紹介するのは2018年5月に誕生した、星野リゾートが展開する4つ目のブランド「星野リゾート OMO5 東京大塚」です。これまでの宿泊そのものを楽しむためのホテルとは異なり、“街を楽しむという視点”から生まれた新しいスタイルのホテルだそう。今回は、実際に宿泊してきた筆者がその魅力をお伝えしたいと思います。

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このまとめ記事の目次

一度は泊まってみたい「星野リゾート」

星野リゾート
皆さんは「星野リゾート」についてご存知でしょうか?星野リゾートは、ラグジュアリーブランドの「星のや」・リゾートホテルの「リゾナーレ」・温泉旅館ブランドの「界」、そして今回ご紹介する新しいスタイルの都市観光ホテル「星野リゾート OMO(おも)」を含めた4つのサブブランドとその他施設を運営しています。
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日本初のグランピングリゾートや、全室オーシャンビューの美しい景色を一望できるリゾートホテルなど、宿泊するだけで非日常の世界を体験することができます。

そんな星野リゾートの4つ目のブランド「星野リゾート OMO(おも)」が2018年4月オープンの北海道旭川に次いで、東京都の大塚に5月オープン。今回は実際に宿泊してきた筆者がその体験をもとに「星野リゾート OMO5 東京大塚」の魅力をお伝えします◎

寝るだけでは終われない「星野リゾート OMO5 東京大塚」

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活気のある商店街や、都電荒川線が走るレトロな街並みが印象的な東京都「大塚」。そんな大塚の駅から徒歩1分の場所に「星野リゾート OMO5 東京大塚」は位置しています。この「星野リゾート OMO」というホテルは、“街を楽しむという視点”から生まれた星野リゾートの新しいスタイルの宿泊施設なんだそう。
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フロントのある4階まで専用のエレベーターで上がると、そこには大塚の街をより楽しめるようにと設置されたつり革や降車ボタンが。これ実は、都電荒川線との期間限定のコラボレーションなんだそうですよ。到着した瞬間から、このお茶目な仕掛けにワクワクとした気持ちが抑えられません。
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こちらがチェックインをするフロントなのですが、開放的かつとってもカジュアルな雰囲気で驚きました。ホテルの入り口近くにフロントを置かず、あえて奥のほうのゆったりとしたロビーラウンジの近くに置くことで、堅苦しさを感じず、リラックスした気分に。

また、自動チェックイン機が置かれているのでとっても簡単に、気軽にチェックインを済ませることができるのも便利ですね。

都市観光の拠点となる「OMOベース」

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4階に到着するとまず目につくのが、この「ご近所マップ」。壁一面に大きく掲示されインパクトも抜群なこちらは、“ゲストにはホテルにこもらず、街に出かけてほしい”という考えのもと、ホテルから歩いて約10分圏内のおすすめスポットを掲載しているそう。

実際にOMOのスタッフさんが大塚の街を歩いて選び抜いたこだわりのスポットばかりなので、街歩きがとっても楽しみになりますね。
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また、OMOが提案する“都市観光の新しい楽しみ方”を宿泊者に存分に味わってもらおうと考えられたのが「Go-KINJO(ゴーキンジョ)」というサービス。まるで親しい友人と一緒にお出かけするような感覚で、それぞれ5つの得意分野を持つ「OMOレンジャー」と街歩きを楽しむことができるんです。

お酒好きのための“はしご酒コース”や大塚のニューグルメ、なかなか知り得ないナイトカルチャーなど、バラエティ豊かなプランが楽しめます。2時間1,000円で利用でき、OMOグリーンの散歩コースは無料なのでぜひ予約してみては?
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他にも部屋にこもるのが勿体無く感じてしまうような「OMOベース」という開放的なパブリックスペースも。ご近所マップを見ながらどこへ行こうか話し合ったり、他の旅行者と交流を楽しんだり。定期的にワークショップやイベントも行なっているそうですよ。OMOベースは至るところに遊び心が感じられ、またゆったりくつろぐことができるスペースです。
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同じフロアにはお洒落な雰囲気ただよう「OMOカフェ」も。ここはモーニングやカフェタイム、バータイムと、時間を問わず使うことができるオールデイカフェ。カフェタイムには可愛らしいパンやスイーツなどが並んでいて、とっても魅力的でした。

宿泊者専用のカフェかと思いきや、実は宿泊者以外の方も“穴場カフェ”のように利用することができるんだそうですよ。

秘密基地気分が楽しい「YAGURA Room」

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さて、気になる客室をご紹介します。客室数は全部で125室で、一言で表現すると“秘密基地”のよう。とってもワクワクする空間でした。「櫓(やぐら)」をコンセプトに、宿泊を楽しむための仕掛けや日本のくつろぎの形を再現したデザインが印象的です。

フロアには畳が敷かれており室内全体でヒノキ材をたくさん使っているので、安らぎと居心地の良さを感じられます。
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19平米ほどの小さな客室には、窮屈さを感じることがないように様々な工夫がなされています。まず感じたのが、天井の高さ。また寝室の「やぐら寝台」が中2階にあるので、まるで2フロアに分かれているかのように感じられ、“屋根裏部屋”のような空間に胸がときめきます。天井まで広がる窓からは、都会の街の様子をいつでも見ることができ、開放的な気分になれますよ。
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筆者はここのソファスペースが大のお気に入りでした。素足でくつろぐことができる和紙材の畳、また周囲をヒノキに囲まれているため、まるで自分の家のような深い安らぎと心地よさを感じられます。

また、現代版にアレンジされた「箱階段」の裏側は、機能性溢れる収納スペースになっており、“無駄のない”空間の使い方はさすがです。限られた空間を活用できるよう壁にはドライヤーやタオルなどが掛かっており、見せる収納はほかのホテルとは違った良さがありますね。
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また、客室に付いたお風呂も魅力の一つ。通常ホテルや旅館の客室に付いているお風呂はこじんまりとしたものが多いですが、しっかりとスペースが確保された「星野リゾート OMO5 東京大塚」のお風呂場は宿泊者のニーズに合わせた造りのように感じました。

観光でたくさん歩き回った後やお仕事帰り、また外国人観光客にも嬉しい日本式の浴槽は、肩までしっかり浸かることができ、また洗い場があるのもポイントですよね。客室によって異なる色をした壁のタイルは、ポップで可愛らしい印象を与えてくれます。
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サイズ別に用意された可愛らしい部屋着もおすすめ。持っていきたいけれど、荷物になるのはイヤ...そんな方はぜひホテルで借りてみるといいかも。ゆったりと着心地の良い部屋着は200円でレンタルすることができ、お部屋でリラックスして過ごすのに最適。街歩きを存分に楽しんだ後は、お風呂にゆっくりと浸かって、お部屋での時間も楽しみたいですね。

旅のテンションを上げる朝食“ヴォロヴァン”

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ぐっすりと寝た後は、朝食も旅の楽しみのうちの一つではないでしょうか。「星野リゾート OMO5 東京大塚」の朝食は食べるとテンションが舞い上がるような、そんなメニューが用意されていますよ。

イチオシはフランスの家庭料理である「ヴォロヴァン」なんだとか。一体どんなメニューなのか気になりますよね。朝食は開放的なOMOカフェでいただきましょう。
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フランス語で“風に舞う”を意味する「ヴォロヴァン」は、サクサクとした軽い食感のポット型のパイ。パイの中身は、ごろっとお肉や具材の入ったビーフシチューや、ホテル一押しの魚介のフリカッセ、色とりどりのサラダ、フルーツの4種から選ぶことができます。サクッとしたパイにナイフを入れると中から具材やソースが溢れ出します。
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どれも具だくさんかつ食べ応え満点で、一日のパワーをつけるにはもってこいですね。お好みのヴォロヴァンにサラダもしくはスープ、ドリンクのついたお得なセット「OMOrning」がおすすめですよ。また、その他にもパンやベーコンなどが乗った洋食セットや単品のデニッシュやキッシュなどもあるので、その日の気分に合わせて選んでみてくださいね。

“星野リゾート OMO”で旅をもっと楽しもう

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「星野リゾート OMO5 東京大塚」をご紹介しました。いかがでしたか?日本のくつろぎの形を追求したお部屋はもちろん、街歩きが楽しくなるようなホテル内の様々な仕掛けや、OMOレンジャーと一緒に大塚の街を満喫できるサービスなど、宿泊だけでなく都市観光をより楽しくする工夫がたくさん。

あなたもぜひ「星野リゾート OMO5 東京大塚」に宿泊してディープな街歩きを楽しんでみては?(なお情報は記事掲載時点のものです。詳細は公式サイトなどでも事前確認することをおすすめします。)

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