テーマ① 絶景
旧:二月堂から見える夕焼け
まずは王道の絶景スポットをご紹介します。東大寺の中の高台にある「二月堂(にがつどう)」は、奈良を代表する舞台づくりの仏堂です。その歴史は長く、はじめて創られたのはなんと8世紀の奈良時代。江戸時代に一度焼失したものの、1669年に再建されて今なお残っています。
外観だけでも歴史を感じさせる迫力が伝わってきますが、中でも見晴らしの良い二月堂の舞台から眺める景色は格別なんです!
外観だけでも歴史を感じさせる迫力が伝わってきますが、中でも見晴らしの良い二月堂の舞台から眺める景色は格別なんです!
二月堂の舞台からは奈良市街地や生駒山を一望することができます。特に夕暮れ時には、山に沈む夕日と二月堂に灯された吊り提灯がマッチして、より幻想的な世界に浸れます。24時間いつでも拝観できるので、風景の変化が楽しめるのも二月堂の魅力の一つ。夜間に参拝する際には静かにお参りしてくださいね!
新:興福寺中金堂の朝焼け
対象となるオススメの絶景は、およそ300年ぶりに再建された興福寺(こうふくじ)の中金堂(ちゅうこんどう)とともに見られる「朝焼け」です。
この中金堂は、2018年10月に再建されたばかりのお堂。五重塔や東金堂(とうこんどう)など有名なお堂がずらりと並ぶ興福寺の中央に位置し、その美しい外観と堂内の釈迦如来坐像(しゃかにょらいざぞう)の荘厳なお姿を一目見たいと日本中から観光客が押し寄せています。
この中金堂は、2018年10月に再建されたばかりのお堂。五重塔や東金堂(とうこんどう)など有名なお堂がずらりと並ぶ興福寺の中央に位置し、その美しい外観と堂内の釈迦如来坐像(しゃかにょらいざぞう)の荘厳なお姿を一目見たいと日本中から観光客が押し寄せています。
そんな話題の中金堂を見るには、早朝がオススメ。凛とした空気の中、観光客の少ないお堂の神聖な空気を満喫することができます。中金堂と五重塔越しに見える朝焼けが美しく、まさに絶景の新スポットと言えるでしょう。
ちなみに、中金堂の一般拝観は9時からとなっているので、釈迦如来坐像を見たい場合には、拝観時間に訪れてみてくださいね。(拝観料:大人500円、中高生300円、小学生100円/税込)
ちなみに、中金堂の一般拝観は9時からとなっているので、釈迦如来坐像を見たい場合には、拝観時間に訪れてみてくださいね。(拝観料:大人500円、中高生300円、小学生100円/税込)
テーマ② スイーツ
旧:千壽庵吉宗のわらびもち
続いては話題のスイーツをご紹介していきましょう。奈良に来たらぜひとも立ち寄りたいのが、創業80年以上を誇る老舗(しにせ)の銘菓店「千壽庵吉宗(せんじゅあんよしむね)」。ここで作られる和菓子は原料や製法にこだわっているので、素材本来の旨味を感じられて大人気なんです!
なかでも、お店を代表する「生わらび餅(600円+税)」は全国からファンが押し寄せるほどの人気商品。国産の本わらび粉と甘藷(かんしょ)でんぷんを独自の配合で練り上げ、半日寝かせたあとに熟練の職人さんの手によってカット、選別されて店頭に並んでいます。
食べるとしっとりとした舌触りから始まり、口の中でトロッと溶けたわらび餅は食べた後に上品な甘さが広がります。近鉄奈良駅やJR奈良駅でもお土産は購入可能ですが、風情あるお座敷と美味しいお抹茶を楽しむために、是非店頭にも足を運んでみてくださいね。
食べるとしっとりとした舌触りから始まり、口の中でトロッと溶けたわらび餅は食べた後に上品な甘さが広がります。近鉄奈良駅やJR奈良駅でもお土産は購入可能ですが、風情あるお座敷と美味しいお抹茶を楽しむために、是非店頭にも足を運んでみてくださいね。
新:まほろば大仏プリン
続いてご紹介するのは、「まほろば大仏プリン本舗 プリンの森」というカフェで販売される「まほろば大仏プリン」です。「奈良スイーツ」と呼ばれるほど、最近の奈良にはかわいらしいスイーツが多いのですが、このカフェはその代表的なもの。プリンをイメージした黄色いパステルカラーの外装がかわいすぎるとSNSでも最近話題になっているお店です。
外装だけでなく、店内も迷路のような入り組んだ作りになっていて、まるでおとぎ話の世界に飛び込んだかのような気分が楽しめます。市街地からは少し距離がありますが、その独特の世界観を楽しみたいお客さんが後を絶たないんです!
外装だけでなく、店内も迷路のような入り組んだ作りになっていて、まるでおとぎ話の世界に飛び込んだかのような気分が楽しめます。市街地からは少し距離がありますが、その独特の世界観を楽しみたいお客さんが後を絶たないんです!
もちろん、かわいいだけではありません。オーナーがこだわって作ったプリンは、なめらかでしっとりとした味わいの「カスタード」味から、お茶の良い香りが特徴的な奈良名産の「大和茶」味、こくのある甘みが楽しめる「ショコラ」味など、様々な種類が楽しめます。
県外からもこのプリンのために奈良を訪れるリピーターがいるのだとか!近鉄奈良駅でも購入可能ですが、せっかくならメルヘンな世界を楽しめる「プリンの森」カフェに行ってみませんか?
県外からもこのプリンのために奈良を訪れるリピーターがいるのだとか!近鉄奈良駅でも購入可能ですが、せっかくならメルヘンな世界を楽しめる「プリンの森」カフェに行ってみませんか?
テーマ③ 宿
旧:奈良ホテル
続いてのテーマは「宿」。奈良で定番の宿と言えば、明治42年(1909年)に創業し、チャールズチャップリンやヘレンケラーなどの著名人や、皇室関係者も数多く訪れた由緒正しい「奈良ホテル」です。外観の古風な佇まいからも歴史の重みを感じられますが、サービス面ももちろん一流。細部まで行き届いた接客対応で、まさに特別な時間を過ごすことができます。
屋内に入ると、広々としたホールと気品のある赤いじゅうたんがお出迎え。まるで明治時代にタイムスリップしたかのような感覚になります。いたるところに歴史ある調度品や美術品が展示されており、温かみのあるレトロなバーや重厚華麗なダイニングルームなど、どこを撮っても絵になる美しさ。
奈良ホテルに泊まるために奈良に来るお客さんも多いのだとか。今年(2019年)の4月からは110周年を迎えた記念イベントを多数用意しているとのことなので、この機会にぜひ宿泊してみてはいかがですか?
奈良ホテルに泊まるために奈良に来るお客さんも多いのだとか。今年(2019年)の4月からは110周年を迎えた記念イベントを多数用意しているとのことなので、この機会にぜひ宿泊してみてはいかがですか?
新:紀寺の家
次に、新しい宿としてご提案したいのが、古い町家を改修して作られた宿泊施設「紀寺の家」です。「住まうように泊まる」をコンセプトとしたこちらの宿は、プランの違う5つの町家が用意されており、町家ならではの温かみのある空間をベースに、床暖房やふかふかのベッドなど泊まりやすいアレンジも加えて提供されています。
「奈良での暮らしをゆったりと楽しんでもらいたい」という思いから、広々とした室内にはあえてテレビを設置せず、美味しいコーヒーが飲めるようにと簡単に挽けるコーヒーミルと豆が備え付けてあったり、自分たちで作ったお米と近くで採れた野菜を使った朝食がおかもちで運ばれたりと、日常からは遠く離れた環境で心安らぐ時間を過ごすことができます。
ちょっと特別な奈良の町宿で、日々の喧騒を忘れてリラックスしてみませんか?
ちょっと特別な奈良の町宿で、日々の喧騒を忘れてリラックスしてみませんか?
テーマ④ 体験
旧:鹿の餌やり体験
お次のテーマは「体験」です。奈良に来て、定番だけどやっぱり体験しておきたいのは「鹿の餌やり体験」。奈良公園周辺には、餌付け用の「鹿せんべい」がいたるところで販売されているので、気軽に鹿と交流することができます。
自分のお気に入りの鹿を見つけて、食べさせてみてくださいね。
自分のお気に入りの鹿を見つけて、食べさせてみてくださいね。
新:元興寺でデジタルデトックス(座禅)
次に、新しい体験としてご紹介したいのが、座禅発祥の地とされる元興寺(がんこうじ)での座禅体験。もちろん座禅自体は古くからある修行の一つではありますが、最近ではスマホやPCなどのデジタルから離れ、目を休めて心を穏やかにする「デジタルデトックス」が流行っており、座禅体験がそれにちょうど良いと話題なんです。
元興寺では、一般の方でも気軽に体験できるようにと、期間限定で座禅体験を開催しています。元興寺は、世界遺産にも登録されている歴史あるお寺。そんなお寺の国宝「禅室」というお堂で、座禅体験をすることができるんです!僧侶に息の吐き方や座り方など優しく指導を頂けて、体験が終わるとなんだかスッキリした気持ちになれます。もちろん、後ろから叩かれたりといった怖い体験はないのでご安心を。
元興寺での座禅体験は、2019年は3月までの期間限定で、残るは2月16日、2月17日、3月9日の3回限り。事前申し込みが必要ですので、興味のある方は下記ボタンから確認してみてくださいね。
それ以降は、毎週土曜日の夜に座禅体験を定期的に開催している「瑞雲山 三松寺(ずいうんざんさんしょうじ)」がオススメです。
テーマ⑤ グルメ
旧:彩華ラーメン
最後のテーマは、旅の醍醐味とも言える「グルメ」です!まずご紹介したいのが、奈良のソウルフードと名高い、地元民に愛される「彩華(さいか)ラーメン」です。創業以来、約50年近くも市民に愛されてきたこのラーメンは、醤油ベースの濃いめの味つけに「ラージャン」と呼ばれる独特な辛味が後を引き、ついつい病みつきになってしまいます。
白菜、ニラ、人参などの大量の野菜とコクのある豚肉が入っていて、一見しただけでは麺が入っているかわからないくらいのボリューム。野菜も多いので、女性のお客さんも多く見られるんだそう。ニンニクが効いてるので、元気をつけたいとき、ガッツリ食べたいときにオススメです!
新:akordu(アコルドゥ)
続いて、グルメの「新」としてご紹介したいのが、メニューは「シェフのおまかせコース」のみという「akordu(アコルドゥ)」です。最近の奈良では、奈良の魅力を引き出す高級レストランが増えていますが、ここ「akordu」はその象徴的な存在。
「akordu」という店名は、スペインのバスク地方で「記憶」という意味。人は、昔経験した情景をその香りや温度と共に記憶しているものですが、その記憶を料理の香りで刺激し、奈良の記憶とその四季折々を体感してもらおうと試みたのが、ここで提供されるフルコースです。
もちろん、料理の味も一流そのもの。古都・奈良に眠る記憶を、一流のシェフが作る本格コース料理を頂きながら楽しんでみませんか?
もちろん、料理の味も一流そのもの。古都・奈良に眠る記憶を、一流のシェフが作る本格コース料理を頂きながら楽しんでみませんか?
いかがでしたか?
新しく話題になっているスポットも、昔ながらの観光地も、どちらも捨てがたい奈良の魅力、伝わったでしょうか? 東京からも、新幹線を使えば奈良まで約3時間で行くことができます。魅力ある奈良の新旧スポットを巡ってみてはいかがですか?
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魅力たっぷりの奈良ですが、そんな奈良の宿やレストラン、雑貨屋さんなどの情報が充実しているホームページがこの「うまし うるわし 奈良」。奈良に旅行する前に、一度確認してみてくださいね!