アジアではあまり知られていない観光エリア「グラン・カナリア島」は、アフリカ大陸・モロッコの横にあるスペイン領の小さな島。色々な顔を見せてくれるこの島の魅力に惹かれる方も多く、ヨーロッパでは知らない人はいないと言われるほど、とても人気で有名なバカンスの過ごし先の一つになっています。スペインでもないモロッコでもない独自の文化が根付いています。ドイツのフランクフルトから飛行機で4時間、気温は1年中通して急激に暑くなったり寒くなったりしないのでとても過ごしやすいです。

この島に来たら、大自然溢れる絶景を見るべきです。圧巻の景色は、どの角度から見ても綺麗であり、日本からはるばる観光に来て本当によかったと思うでしょう。中でもRoque Nublo（ロケヌブロ）は、グラン・カナリア島で有名なスポットの一つです。少し山を登らないといけないのですが、プチハイキングの末に見える景色と、高くそびえ立つ不思議な岩を眺めるだけで疲れなんて吹っ飛んでしまいますよ。

こちらは、Pico de las Nieves (ピコ・デ・ラス・ニエベス)というところです。ぜひ、夕日の時間帯に見ることをおすすめします。太陽が沈む様子を高台から暖かい空気とともに見れるこの景色は、涙が出るほど美しいです。運がいいと、雲海も見えるとか。ロマンティックな場面にはもちろん、親友とこの旅行に来れた幸せを噛みしめるには、うってつけの瞬間ですね。日が入ってしまってからは少し寒くなるので、薄手の羽織ものを持参した方が無難かもしれません。

村や町の風景もとても綺麗です。特に「Tejeda（テヘダ）」という村は、綺麗に統一された家々が素敵な風景を演出しています。こちらはスペインで美しい村の一つとされているそうで、どこもかしくもがインスタ映えです。

また、綺麗なビーチや市場がある港町「Mogan（モーガン）」も行きたいところ。いたるところにお花が飾られていたり、日によってはマーケットも開催されているようです。また、レストランもあり、美味しい海鮮を使ったご飯も食べることができます。

次に、Dunas de Maspalomas（ドゥナス デ マスパロマス）を紹介します。なんとグラン・カナリア島には、砂丘もあります。この砂丘を抜けるとビーチもあります。なんとも不思議な風景ですよね。開放感いっぱいなので、日頃の疲れをゆっくりと癒してくれるでしょう。

もちろん、サンセットのビューポイントの一つとしてもとても綺麗です。こちらの砂丘は、約4キロ続いており、近くに位置するアフリカ大陸のサハラ砂漠から風に運ばれて砂が溜まってできたと言われています。

州都・Laspalmas（ラスパルマス）は、先ほど紹介した少しローカルな町や村と違い、都会的な要素がある場所です。大きなショッピングモールもあり、大きな観光都市として多くの方が行き交います。こちらも長く続くビーチの雰囲気がとてもよく、綺麗です。ショッピングも十分楽しめるのでお土産を買うにはとても便利なところです。

スペインといえば、やはりパエリアですよね。海に近いため、海鮮料理がとても美味しいです。スーパーの海鮮売り場も充実しており、日本では見たことない海鮮が並んでいるので、見ているだけでも楽しいですよ。

この小さな島にも大聖堂はあります。Catedral de Santa Ana（カテドラル デ サンタ アナ大聖堂）は、16世紀から19世紀にかけて作られた、この島を象徴するかのような大聖堂です。外観が綺麗なのはもちろん、上に登り、街全体を見下ろすこともできます。また、大聖堂付近を散歩するのも楽しく、綺麗な街並みを近くで感じるだけで異世界に入った気分になれますよ。

他にも「Iglesia de San Matías」など、この小さい島にはこじんまりとした教会や大聖堂があります。教会や大聖堂は外観だけでなく、中に入っても素敵なステンドグラスなど心が洗われますよね。ビーチやショッピングでは絶対に味わえないような安堵感や癒しを求めに行ってみてはいかがでしょうか。

いかがでしたでしょうか？今回は、グラン・カナリア島でしたい5つのことをご紹介しました。究極の癒しの空間を島全体で作ってくれる「グラン・カナリア島」。卒業旅行や大事な人との旅行先の一つにしてみてはいかがでしょうか。(※なお情報は記事掲載時点のものです。詳細は公式サイトなどで事前確認することをおすすめいたします。)