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⑤ASW TEA HOUSE（ASWティーハウス）
先ほどご紹介した「世代群」が最初にプロデュースしたのは迪化街にある「永楽市場」向かいの「小藝埕」。かつて台湾初の西洋薬局「屈臣氏大薬房（ワトソンズ薬局）」だった建物です。その2階には英国スタイルで紅茶や中国茶が楽しめるカフェ「ASW TEA HOUSE」が。
西洋クラシックなインテリアに囲まれながらオーナーこだわりのお茶がサンドウィッチやスコーンなどの軽食と共に楽しめます。おすすめは迪化街の街並みが見下ろせる窓側の席。台湾レトロ風情が漂う迪化街を眺めながらゆったりと流れる極上の時間を満喫して下さいね。
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⑥保安捌肆（バオアンバースー）Boan 84
迪化街から東へ5分ほど、延平北路と保安街の交差点近くにあるのはアートスペース兼カフェの「保安捌肆 Boan 84」。実はこちらは1920年代に建てられた「順天外科醫院」と言う元病院をリノベーションしたスポット。建物の正面には今もその名前が大きく刻まれているので、訪れる際にはそれを目印にするのがおすすめ。
1階と2階が吹き抜けになったカフェスペース。席と席の間隔も広めに取ってあり、2階には大きなソファ席もあるのでゆったり過ごせる空間です。元病院と言うこともあり筆者が訪れた際には1階の椅子にはガイコツが座っていると言うサプライズも！カラフルでSNS映えするメニューも揃っているのでどれにするか迷ってしまうかも！
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⑦迪化二〇七（ディホワ207）博物館
大稻埕エリアにあるリノベーションスポットの中にはその建物や街の歴史を伝える博物館やアートスペースも点在していて無料で楽しめるスポットも。おすすめは迪化街に2017年にオープンした「迪化二〇七博物館」。元々は1962年に建てられた「廣和堂藥舗」と言う漢方薬局だった場所です。
周辺のバロック様式とは異なる鮮やかなカラーとカーブを描いた独特な建築が印象的な博物館。内部には人工大理石で作られたちょっとポップで可愛らしい工芸が施され、写真に撮りたいスポットが盛りだくさん。
またこちらは屋上に出ることもでき夕暮れ時には淡水川に沈む夕日を眺めることができたり、3階のカフェスペースではセルフサービスでコーヒーや紅茶をいただくことも。ドリンクは有料ですが迪化街や淡水川を眺めながら比較的ゆったり過ごせる穴場な休憩スポットです。
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⑧仁安（レンアン）医院 UNION HOSPITAL
もう一ヵ所、無料で楽しめるおすすめの博物館が。「迪化207博物館」から徒歩5分ほどの延平北路と涼州街の交差点に、ビルに囲まれながらも圧倒的な存在感を見せるのは「仁安医院」と言う1924年に設立された元病院。台湾で初めての私立医院で当時は多くの人が訪れる総合病院だった場所。現在は歴史的建築物として古跡に指定されています。
1階部分が無料の展示スペースになっていて、当時使われていた医療機器や診察室の様子を知ることができるようになっています。元病院と言っても暗い雰囲気はまったくなく、よく見ると置かれている家具や小物もレトロでおしゃれだったり、天井のライトの装飾も野菜のようで可愛らしいものも。ぜひご自身の目で探してみて下さいね！
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⑨門草行旅 The Door Inn（ザ・ドアイン）
台北でレトロジェニックな旅をするならホテルもレトロなリノベーションスポットに泊まってみるのはいかがですか？リノベーションしたセンスの良いホテルが増えている台北でおすすめは迪化街の一本隣りの通りにある「門草行旅 The Door Inn」。赤レンガの古い建物が多く並ぶこのエリアに突如現れる真っ白な建物が目印です。
一見シンプルですがインテリアデザイナーであるオーナーのセンスが光るスタイリッシュな館内。インテリアだけでなくベッドや布団カバーにもこだわっているそう。お部屋によっては広めの専用バルコニーがあり、大稻埕の街並みを眺めながらのんびり自分だけの時間を過ごすことができますよ。
おしゃれなだけじゃなく、人気観光地や地下鉄の駅にも近く、松山空港にもタクシーで15分程と台北旅行の拠点にとても便利な場所にあるのでリピーターだけじゃなく初めての台湾旅行の人にもおすすめです。
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いかがでしたか？
台北の西側エリアにあるレトロな雰囲気が楽しめるスポットをご紹介しました。東西南北でさまざまな顔を見せてくれる台北の街並み。ぜひ西側エリアならではのスポットであなただけの“レトロジェニック”を探してみて下さいね！（こちらの記事で紹介した情報は2019年5月公開時点のものになります。訪れる際には最新情報をご確認下さい。）