歴史と伝統が根付く町、茨城県結城市。伝統工芸品の“結城紬”が支えるこの城下町には、ヨーロッパの田舎のような風雨息を放つカフェもあってまさに和欧折衷といえるでしょう。今回は、そんな結城市に行く、日帰り観光プランをご紹介します。(なお情報は記事掲載時点のものです。詳細は公式サイトなどでも事前に確認することをおすすめします。)
情報は記事掲載時点のものです。施設によって営業時間の変更や休業などの可能性があります。おでかけの際には公式HP等で事前にご確認ください。また、当サイトではアフィリエイトプログラムを利用しており、ご紹介するお出かけスポットや商品に、アフィリエイトリンクを設置している場合があります。RETRIPでは引き続き、行き先探しに役立つおでかけ情報を提供していきます。
織物の町、茨城県結城市へ
ユネスコも認める絹織物が名産の町
茨城県結城市は、名産品の“結城紬”と呼ばれる絹織物がユネスコの無形文化遺産にも登録されている、伝統と文化にあふれる町です。古くから城下町としても栄えてきた結城市ですが、町を歩いてみるとヨーロッパの原風景のようなお店も。今回はそんな結城市への小旅行プランをご紹介します。
【11:00】結城に到着
結城市には、東京都内から電車で約2時間、車で約1時間30分ほどで行くことができるので、週末の小旅行にはぴったりです。歴史感じる建物と、非日常的な空間をのんびりと楽しんでくださいね。
【11:30】欧米の田舎感じる「cafe la famille」へ
ヨーロッパの古民家のような外観
そんな伝統はびこる結城の町に似つかわしくない外観のカフェ、「cafe la famille(カフェ・・ラ・ファミーユ)」は、駅から徒歩約15分の場所にあります。真っ白な塀に、錆びついた門がお出迎えしてくれるこのお店、まるでヨーロッパの田舎の風景を切り取ったようです。
ヨーロッパの原風景を思わせるようなこのお店は、オーナーが実際に訪れたフランスの田舎の風景をイメージして作られています。ヨーロッパ雑貨に加え、緑と光に満ちた空間は、自然と人の温もりが感じられます。
人気メニューはガレット!
ランチメニューは、フランスの家庭的な料理がベースになっています。中でも人気なのは、具だくさんのガレットです。茨城産のそば粉をはじめ、結城産食材を使ったイチオシメニューは、なじみのない一品でもホッとさせてくれます。
カフェタイムには、イチジクをはじめとした旬の果物を使ったスイーツなんていかがですか。このお店では、料理が提供されるまでの間の時間も有意義に楽しむために、お庭の散歩をする方もちらほら。時間にとらわれない、のんびりで素敵な空間です。
お隣には雑貨店も併設
カフェのお隣には、オーナーが経営する雑貨店も併設されています。ヨーロッパの蚤の市などで手に入った古着やアンティークの雑貨が並べられています。その数々は、これまで人に使われてきた輝きを静かに放っているように感じられます。
中にはアーティストさんたちによってデザインされた品もあります。一つ一つ丁寧に手作りされた品々の美しさは、結城の町に根付くものづくりの伝統をしっかりと受け継いでいるようですね。
詳細情報
3.24
5件116件 3.00
0件0件 【14:00】結城の織物見物へ
結城の歴史と文化をなぞって
結城市の伝統的な絹織物である“結城紬”、中には機織りや藍染めの体験ができる施設もあります。せっかく結城市を訪れたなら、ご両親へのお土産や夏の浴衣なんかにもぴったりな結城紬の魅力や歴史に触れてみてくださいね。
つむぎの館
観光名所「つむぎの館」は、結城紬の魅力や情報を発信している観光施設です。生産量が年々減少している絹織物の素晴らしさや美しさは、やはり本物に触れてみてわかること。ぜひ立ち寄って、手織りの価値をいま一度確かめてみては。
結城 澤屋
結城紬の老舗“奥順”がひらくお店、「結城 澤屋」でも結城紬を見ることができます。『あらためて きものに出会う』がコンセプトのこのお店では、古風な織物だけでなく、洋服にも似合うワンポイントでかわいい小物を購入することもできますよ。
詳細情報
-
0件36件 3.00
0件0件 【16:00】カフェでのんびり一休みも
+cafe うぐいす
町の住宅地の一角にたたずむリノベーションカフェ「+cafe うぐいす」は、予約制のランチや手作りスイーツが自慢のお店です。日本茶アドバイザーなど数々の肩書を持つ店主セレクトのお茶も注目の一つですよ。
ぱんや ムムス
地元の人気ベーカリー「ぱんや ムムス」は、築100年以上の古民家をリノベーションしており、おもてなしの温もりが感じられるお店です。ふんわり優しいパンを店内の円卓でいただけます。翌日の朝食に買って帰るのもいいですね。
詳細情報
3.03
0件0件 3.03
0件0件 結城で和欧折衷を楽しむ小旅行を!
いかがでしたか。日本古来の伝統の町では、結城紬の美しさに触れるだけでなくヨーロッパの原風景に飛び込めて、まさに和欧折衷な小旅行がかないます。みなさんも次の週末なんかにいかがですか。