チーズと絶景溢れるスイスの田舎町!アッペンツェルでしたい7つのこと

皆さんはアッペンツェル、と言うドイツ、オーストリアの国境近くにある昔ながらの田舎町をご存知ですか?この街は周囲を山々に囲まれ、都市部には中世から残る長い伝統を受け継ぐ教会や、可愛らしく塗装された家が立ち並んでいます。今回はまるで絵本の中にいるかのような気分を味わえるアッペンツェルに行ったらぜひやりたい7つのことを紹介していきます。(なお情報は記事掲載時点のものです。詳細は公式サイトなどでも事前確認することをおすすめします。)

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このまとめ記事の目次

スイスの街 アッペンツェルって?

※画像はイメージです

スイスにある街、アッペンツェルはスイスで最も小さな州である、アッペンツェル・インナーローデン準州の州都です。またドイツ、オーストリアの隣に位置するため言語は主にドイツ語が飛び交い、約6千の人々が暮らす小さな街です。中世の街並みが残されたこの街の建物はカラフルなものが多く、とても美しい街並みが広がっています。意外にも電車でのアクセスが良いこの街の魅力とぜひしたい事を7つ紹介したいと思います。

① アッペンツェル鉄道でアッペンツェルへ!

今回紹介するスイスの山あいに位置する都市、「アッペンツェル」へは、日本からの直行便が出ているチューリッヒからゴッサウ、という駅でアッペンツェル鉄道へ乗り換えて向かいましょう。所要時間はおよそ2時間ほどでアクセスする事が出来ます。
車窓から眺める景色はアッペンツェルに近くにつれ山の緑に囲まれていき、これぞスイス、というような絶景が広がります。チーズの生産が盛んなこの街では牛が多く放牧されており、のどかな風景が楽しめます。時折見かける教会を見ると、まるで中世にタイムスリップしたかのような気分になりますね。

② 世界指折りのアッペンツェラーチーズを味わう。

アッペンツェラー・チーズ工房

続いて紹介するのは街の名前がチーズの名にもなったアッペンツェラーというチーズです。アッペンツェル名産のアッペンツェラーはハードタイプのチーズで、白ワイン・塩・スパイスなどを混ぜて発酵させるため、独特な風味があります。また、熟成期間が長いほど濃厚な味に仕上がり、チーズ好きにはたまらないのだとか。
アッペンツェラーを味わうのならぜひ訪れたいのがこちらのアッペンツェラー・チーズ工房
(Appenzeller Schaukäserei)です。シュタインという場所にあるこちらの工房では製造工程の見学が可能で、併設するカフェではチーズ料理を味わうことも出来ます。

Appenzeller Schaukaserei

Dorf 711 CH-9063 Stein AR Switzerland

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3.00 00

③ ランツゲマインデ広場で政治に触れる

ランツゲマインデ広場

スイスでは憲法で直接民主制が定められているため、画像のように国民が政治に積極的に参加する光景がみられます。またこの光景がみられるのは基本的に年に1回限りで、4月最終日曜日に行われています。この日は多くの人が集まるため、訪れる際は日程に注意してプランを考えた方がいいかもしれませんね。
広場の中心に立っているこちらの像は、見てわかるように右手をあげています。なぜだかわかりますか?スイスは全世界でも稀な直接選挙を掲げる国で、街の人々がその気持ちを忘れないように、との願いを込めて建てたとも言われています。普段この広場は駐車場として使われているので、車には十分注意して足を運んでみてください。

Landsgemeindeplatz

Landsgemeindeplatz 9050 Appenzell

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④ ゼンティスの展望台で絶景と絶品ランチを味わう

ゼンティス山 / アッペンツェルから電車とゴンドラで1時間半程

こちらはアッペンツェルの駅から電車とゴンドラを乗り継いで1時間半程の場所にあるゼンティス山の展望台になります。多少市街地から離れた場所にはなりますが、壮大な絶景を眺めることができるために訪れる価値は非常に高いです。ここはアッペンツェル・アルプスの最高峰で、周辺のよりも標高が高いため眼下に広がる大パノラマを見渡すことができる展望台が山頂に設置されています。
展望台にはちょっとしたレストランも用意されており、スイスならではのソーセージなどを味わうことが出来ます。眼下に広がる絶景と共に味わうランチはきっと忘れる事はないでしょう!またハイキングコースなども用意されているので大自然を全身で感じながらハイキングをするのもいいですね。
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Säntis

Säntis, 9658 Schwende District, Switzerland

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⑤ 緑溢れる大自然の中をハイキング

ゼーアールプ湖 / アッペンツェルから電車と徒歩で1時間程

さて次に紹介するのはこちらの絶景、「ゼーアールプ湖」になります。こちらもアッペンツェル市街地からは少し距離がありますが、ハイキングをするのにはぴったりなスポットです。アクセス方法はアッペンツェル鉄道でヴァッサーラウエンという駅に向かい、そこからはハイキングで湖へ向かいます。
駅からは山を登る必要がありますが、超えてしまえば残りは平坦な道。車の乗り入れが禁止されているそうなので、自分のペースで楽しむことが出来ます。また、5月下旬から6月初旬から中旬頃に訪れると、あたり一面が色彩々の花に包まれ、まるで天国のように美しい景色が広がるそうです。時期を調べて訪れてみてはいかがですか?

⑥ お土産はアッペンツェルの民芸品を!

ここ、アッペンツェルでは昔から豊かな自然を生かした畜産業や農業で栄えた街として繁栄していました。しかし産業革命前後の1800年頃から雲行きが怪しくなり、家内工業として女性が民芸品を作るようになったそうです。そのため現在でも刺繍や伝統衣装、そして人形や絵画などが伝統として残っており、街の至る所で目にすることができます。
ここで紹介したものはほんの一部なので訪れた際は是非是非街を回って自分好みの民芸品を探してみてください。どれも地元の人の手作りなので自然と愛着が湧いてしまいますね。何百年もの歴史を受け継いできたアッペンツェルの民芸品、チーズとともにぜひお土産にいかがですか?

⑦ 絵本のようにカラフルな街並みをお散歩

最後に色彩豊かなアッペンツェルの街並みを紹介します。この街は先ほどのランツゲマインデ広場を中心に複雑に入り組んだ構造をしていますが、全体としては小さな街なので地図を片手に1日あれば十分に回りきることができます。

ハウプト通り( Hauptgasse)

ランツゲマインデ広場から東に伸びるハウプト通りは、いわばこの街のメインストリートであり、市庁舎や博物館、教会などが立ち並びます。また上に示した赤く輝くお店は薬局で、多くの人がここで記念撮影をするそうです。撮影の際は周囲には十分気を配るようにしましょう。

いかがでしたか?

大自然に囲まれ独自の歴史や風習を持った街、アッペンツェル。この街が持つポテンシャルはこの記事だけでは書ききれません!チーズ好きなあなたも、ハイキングが楽しみなあなた、そしてインスタ映えを狙うあなたもぜひ足を運んでみてはいかがですか?(なお情報は記事掲載時点のものです。詳細は公式サイトなどでも事前確認することをおすすめします。)

アッペンツェル

Appenzell Switzerland

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