五感をフル活用!全身で味わう日本各地にある「食堂車」7選

みなさん「食堂車」に乗ったことはありますか?移動しながら食事を楽しむことができる食堂車は、視覚も味覚も使って楽しむことができる食事×観光が体現された空間なんです。今回はそんな食堂車を全国各地からご紹介します。なかには予約がなかなか取れないというものもあります。ぜひ、お気に入りを見つけて訪れてみてくださいね。(なお情報は記事掲載時点のものです。詳細は公式サイトなどでも事前確認することをおすすめします。)

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このまとめ記事の目次

①トレインレストラン日本食堂

まず初めにご紹介するのは、「食堂車に乗りたいけれど敷居が高いな…」と感じている方にぴったりの「トレインレストラン日本食堂」です。こちらのレストランは、大宮の鉄道博物館のなかにある、食堂車をテーマにした高級感溢れるレストランです。
明治時代に誕生した食堂車から受け継がれる、ビーフシチューや、ハヤシライス、ビーフカレーなどを味わうことができます。また特徴的なのは、お食事だけではなく、使用する食器などのカラトリ―も「北斗星」という寝台特急で使用されていたもの。気軽に「食堂車」を楽しむならこちらがおすすめです。

詳細情報

トレインレストラン日本食堂

埼玉県さいたま市大宮区大成町3-47鉄道博物館内2階

3.47 019

②旅するレストラン 「52席の至福」

続いてご紹介するのは、西武鉄道が運営する食堂車です。「旅するレストラン 「52席の至福」」は、西武鉄道の有名な観光地である秩父をモチーフにした食堂車です。こちらの予約の申し込みは、毎月第2木曜日の8時00分から始まります。ご興味のある方は、申し込みスタートに合わせて予約をしてみましょう。
こちらの食堂車は、1号車から4号車まであります。4車両の外観は、春夏秋冬をイメージしており、列車に乗る前から、秩父連山の紅葉や、秩父夏の緑を感じることができますよ。お食事はお洒落なイタリアンを堪能できます。

詳細情報

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③TOHOKU EMOTION

続いてご紹介するのは、東日本旅客鉄道が運営する食堂車です。「TOHOKU EMOTION」の走行区間は、青森県の八戸駅から、岩手県の久慈駅です。デザイン、食、アートを通して「新しい東北を発見、体験」していただくことにこだわり、運営されているそうですよ。
三陸の海に面するロケーションを走るので、食事を楽しみながら、のんひりと美しい海を眺めることができますよ。お料理は、東京・広尾の人気フランス料理店を営むシェフが手がけたコース料理となっています。また、使用される食器は、この食堂車のためにオリジナルで製作されたもので、東北地方の伝統工芸が活きています。

詳細情報

TOHOKU EMOTION

岩手県九戸郡洋野町種市第1地割

3.00 019

④海里

続いてご紹介するのは、東日本旅客鉄道が運営する食堂車です。「海里(かいり)」の走行区間は、新潟県の新潟駅から山形県の酒田駅です。列車は「新潟の食」「日本海の景観」などがコンセプトとなっており、その魅力を車内でいただく食事を通して感じることができます。
車両の外装のオレンジ色が印象的な「海里」。車両のなかの座席シートや、壁面も温かみのあるオレンジ色が基調となっています。海や山の景観を楽しみながら、食事を楽しんでみてはいかがでしょうか?食事の内容は、季節や、上りと下りとで異なるので、ぜひ東日本旅客鉄道のサイトを確認してみてくださいね。

詳細情報

海里

950-0086 新潟県新潟市中央区花園1-1−1

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⑤えちごトキめきリゾート 雪月花

続いてご紹介するのは、えちごトキめき鉄道株式会社が運営する「えちごトキめきリゾート雪月花(せつげっか)」です。新潟県の上越地方を走るリゾート列車です。車体は、日本の原風景と調和するような美しいデザインが特徴で、鉄道車両の新人賞も受賞しています。計2号車ある車両の2号車には、桜のモチーフが可愛らしい「さくらラウンジ」というバーカウンターがあります。
上越妙高駅発の午前便では、新潟の食材をフレンチとして味わえる、越後上越フルコースがいただけます。糸魚川駅発の午後便では、和食のフルコースがいただけます。車内では、雪花月が四季の景色と共に走るデザインのポストカードや、新潟の伝統技術の「磨き」が活かされたぐいのみなどを購入することもできます。ぜひお土産として記念に購入してみてはいかがでしょうか?

詳細情報

えちごトキめきリゾート 雪月花

941-0061 新潟県糸魚川市大町1-7−47

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⑥レストラン キハ

続いてご紹介するのは、千葉県のいすみ鉄道が週末を中心に運行する食堂車「レストラン キハ」です。こちらの食堂車は使用している車両が、かつての国鉄で使用されていたものであるため、なんともレトロな雰囲気を楽しめます。もちろん、そのレトロな趣は、外観だけでなく、車両内にも残っています。
レトロなボックスシート、もしくはロングシートのお席でいただけるのは、イタリアンレストランのオーナーシェフを務める方が手掛けたイタリアンを中心としたメニューです。おいしいごはんを頂きながら、春には菜の花や桜が咲き乱れる景色を楽しむことができます。絶景と絶品料理をぜひ全身で感じてください!

詳細情報

⑦四国まんなか 千年ものがたり

最後にご紹介するのは、四国旅客鉄道株式会社が運営する食堂車です。「四国まんなか 千年ものがたり」の走行区間は、香川県の多度津(たどつ)駅から徳島県の大歩危(おおぼけ)駅です。美しい景色を楽しみながら、地元食材にこだわったお料理をいただくことができる「おとなの遊山」がコンセプトになっているそうです。
車両は、古民家をモチーフとした、木目調のインテリアが中心に置かれており、落ち着いた雰囲気が特徴的です。そんな空間でいただくことができるのが、瀬戸内海などで獲れた新鮮な魚介類や、讃岐コーチンや、阿波牛などの贅沢な品々です。また、お食事だけでなく、車両に展示されている伝統工芸品を鑑賞するという楽しみ方もありますよ。

詳細情報

五感で「旅」しよう

いかがでしたか?今回は魅力溢れる日本各地の「食堂車」をご紹介しました。食事をしながら、移り変わる景色を眺めることができる食堂車は、全身の感覚をフル活用して楽しめる、贅沢な体験ですよね。ぜひ、気になる食堂車をチェックしてみてはいかがでしょうか?貴重な思い出になること間違いなしですよ!

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