永福町駅の北口を出て、大通りを一本入ったところに「木花日和（このはなびより）」はあります。少しわかりにくいところにありますが、お店の名前が書かれた看板が目印です。門を入って、少し右手に進んだところにお店の入り口があります。

筆者は平日に訪れたのですが1時間ほどの待ち時間で、かなりの人気店なので予約をするか時間に余裕を持って訪れることをおすすめします。お店の前にはその日のメニューが書かれた黒板があるので、何を頼もうか考えながら待つのがおすすめです。

店内にはお座敷の席もあり、古民家のような落ち着いた雰囲気が魅力的です。まるでおばあちゃんの家でくつろいでいるかのような、どこか安心できる素敵な空間が広がっています。店内には本も置いてあるので、読みながら注文したメニューを待っているのも良いですね。

こちらのお店では、お昼時にいただけるランチメニューも充実しています。「本日のスープセット」は選べるメインのスープとパン、サラダがセットになった逸品。筆者は「ごぼうとマッシュルームのポタージュ」をいただいたのですが、ゴボウの風味がしっかりしていてもったりとした口あたりのスープはかなり食べごたえがありました。付け合わせのパンは固めの食感で酸味があり、スープとよくあいます。

こちらは「黒パンプレート」です。酸味のある全粒粉の黒パンの上の具材を、4種の中から好きなものを2種チョイスできます。写真は「生ハムとモッツァレラチーズ」、「季節のフルーツとモッツァレラチーズ」ですが、どちらも固めのパンとの相性が最高です。スープとフレッシュなサラダもセットになっています。

がっつりランチを楽しみたい方におすすめなのが「ごはんプレート」です。筆者が訪れた日には、ターメリックライスとごろごろお肉が入ったチキンカレーを注文しました。辛味はほとんどなく、お肉のうまみがしっかりしていてごはんがすすみます。付け合わせのサラダはいちご、キウイ、りんごなどのフルーツがごろごろ入っており、花もちりばめられた見た目にも美しい逸品です。

木花日和を訪れたら、デザートも見逃せません。大人気の「プリン」は数量限定で、お昼にはなくなってしまうこともあるので必ずゲットしたい方は早めに訪れるのがおすすめです。固めで弾力のあるプリンは甘さひかえめで、砂糖の優しい甘さがしっかりしているカラメルとよくあいます。器の底にはカラメルがたっぷり入っているので、贅沢にプリンと絡めながらいただくのがおすすめです。

こちらの「チーズケーキ」は、旬のいちごがたっぷりと盛り付けられたスイーツです。しっかり焼かれたチーズケーキは甘さ控えめで、甘酸っぱいいちごとよくあいます。チーズケーキの上には大ぶりのいちご、いちごの風味がしっかりしたジャム、とろりとした口どけの生クリームのほか、さくっとした食感が楽しめるピンク色のメレンゲがトッピングされています。

永福町にある古民家カフェ「木花日和」の魅力をご紹介しました。いかがでしたか？吉祥寺エリアは、大人な雰囲気の落ち着いたスポットが多くあります。ぜひ、次のお出かけの参考にしてみてはいかがでしょうか。（なお情報は記事掲載時点のものです。詳細は公式サイトなどでも事前確認することをおすすめします）