春夏秋冬それぞれ違って楽しい!南京市で見つけた写真に撮りたくなるスポットとは

日常を忘れてふと旅に出てみたくなったり、多忙な仕事に一区切りついて急に休みが取れたとき、日本から近くて季節を選ばずいつ訪れても楽しめる海外旅行先があったらいいなって思いませんか?今回はそんなちょっとわがままな願いを叶えられる、おすすめの旅行先「中国・南京市」をご紹介します。季節ごとにさまざまな魅力があるから、リピーターになる人も多いと言う南京市。あなたならどの季節に訪れたいですか?

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このまとめ記事の目次

四季折々の楽しみがある南京市ってどんな場所?

南京市文化・観光局
「南京」って聞いたことのある人は多いと思うけれど、実際どんな場所かご存知ですか?江蘇省の省都である南京は、「中国四大古都」のひとつとしてもよく知られている都市。古代や近代時期の遺跡など歴史的なスポットが多く残る中国でも人気の観光地なんです。
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また中国らしい雄大な自然にも恵まれていることに加えて、古代建築の立ち並ぶロマンチックな風景も有名で、“こんな絶景見てみたかった!”と思えるスポットが満載の、今注目の旅行先。今回はそんな南京市で見つけた、絶景に出会えるスポットを季節ごとにご紹介します。

①▷ピンクに染まる絶景「牛首山(ぎゅうしゅざん)」

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大自然に囲まれた中に建つ大きな仏塔とスタイリッシュな現代建築が印象的なこの場所は、中国仏教の名山である「南京牛首山文化旅游区」。南京の四大名勝地のひとつです。特に2015年にできた「仏頂宮」は、仏教の聖地とは思えない、とっても煌びやかな巨大な地下宮殿があり、イルミネーションなど豪華絢爛なショーを楽しむことができることもあって人気の観光スポット。
※公演の詳細については、日本語のホームページ(http://jp.niushoushan.net)をご覧ください。
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そんな牛首山で一番人気のシーズンは春。南京には「春牛首」という言葉があり、地元の人は春になると牛首山に遊びに行くんだそう。牛首山一帯が桃の花で埋め尽くされる春には、各地からその絶景を楽しみに観光客が集まってくるんだとか。高さ88メートルの「仏頂塔」にも上って色鮮やかな牛首山の絶景を鑑賞していくことも忘れないで!

②▷レトロ建築がズラリ「頤和路(いわろ)民国時期公館景観エリア」

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中華民国時代の建築物が立ち並ぶ「頤和路民国時期公館風貌区」と呼ばれるエリアは、南京でも指折りの人気オシャレスポット。当時の政府高官の家や大使館などに使われていた高級住宅地で、1930年代の建築様式、文化様式を楽しむことができるんです。
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南京の重要な近代建築群が集まるため「民国建築博物館」とも言われているこのエリアは、春になると美しいバラの花が塀の上から顔を出す、華やかな路地に様変わり!街歩きがグッと楽しくオシャレな雰囲気になっちゃうんです。この時期にしか見られない洋館とバラのコラボレーション。是非ちょっぴりオシャレをして訪れてみて。

③▷桜まつりや桜ランも!「玄武湖(げんぶこ)公園」

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日本人にとって、春の楽しみと言えば満開の桜を愛でるお花見!実は南京でも日本と同じように桜のお花見が楽しめる場所があるんです。南京の玄関口「南京駅」に降り立つと目の前に広がる大きな湖「玄武湖」。三国志の時代に呉の孫権が水軍の訓練を行ったとも言われる歴史のある公園で、今では広大な園内をのんびり散歩したり、ボートに乗ってデートしたり、地元の人たちに親しまれている場所。
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そんな玄武湖公園は、南京でも最も美しい桜スポットの一つと言われていて、春になると満開の桜が玄武湖畔を覆い一面ピンク色に染まるんです。2017年から始まった桜まつりは、あっという間に南京を代表するイベントになり、今では毎年600万人の観光客が訪れるそう。桜の中を走る「桜ラン」も人気。背丈が比較的低いので、桜の花に囲まれたような写真も撮れるんだとか。ぜひ次の春には南京でお花見を楽しんでみては?

④▷これぞ夏の風物詩「ホタル観賞」

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夏の風物詩と言えば、闇夜に灯る光が美しいホタル。日本でも古くから親しまれてきたホタル観賞ですが、豊かな自然と美しい水辺のある場所でしか見られないことから、最近では日本でも見られる場所が徐々に減っているそう。そんなホタル観賞は南京でも大人気。
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霊谷寺のある一帯は、中国内でもっとも保存状態が良いと言われるホタルの生息地。その幻想的な風景を写真に撮るために、国内のみならず海外からも観光客が訪れるんだとか。幻想的だけどどこか儚い雰囲気は夏の暑さも忘れさせてくれるはず。訪れた際には懐中電灯やスマホのライトを消してホタルを驚かさないように静かに鑑賞しましょう。もちろん足元にはご注意を。

⑤▷避暑地でのんびり「南京珍珠泉(ちんじゅせん)風景区」

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夏に南京を訪れたなら、ちょっと足を延ばして避暑地でゆったり過ごしてみるのもおすすめ。南京駅から車で1時間もあれば行ける「南京珍珠泉風景区」は、自然に囲まれた総合レジャーパークで、特に夏に人気の観光スポット。一番の見どころは森の中にあるエメラルドグリーンの透き通った湖。竹で作られた筏(いかだ)に乗ってゆったり水上散歩、なんて言う一風変わった楽しみ方もできるんです。
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他にも「南京珍珠泉風景区」には北京にあるはずの「万里の長城」が同じ寸法で再現されていて、まるで本物のような万米の長城が南京の避暑地で体験できたり、絶叫マシンが揃った遊園地、ウォータースライダーのある人工ビーチや自然動物園などもあり、遊びつくそうと思ったら1日では時間が足りないかも!

⑥▷博物館巡りならまずはここ!「南京博物院」

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気温の上がる夏の観光には博物館巡りもおすすめ!1933年と中国で最も早い時期に開設された博物館のひとつ「南京博物院」は、中国最高峰の総合博物館で、北京の故宮博物院と台北故宮博物院とともに、「中国三大博物館」として知られています。歴史博物館、美術館、所蔵庫の六つに分かれていて、歴代中国の貴重な品々が鑑賞できます。所蔵品は42万点もあり国宝級、国家一級の貴重な作品が多く残っているのも特徴。
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中国の街並みを再現した展示エリア、京劇鑑賞のできる劇場エリアはもちろん、風格のある建物や色鮮やかな館内の装飾など、敷地内には写真に撮りたくなるスポットが盛りだくさん!時々特別展も開催していて、例えば日本でも人気の景徳鎮のような焼き物など馴染み深い展示もあるので、中国の文化や歴史に詳しくなくても楽しめます。外国人観光客も含めて入場料は無料なのもうれしいポイントです。

⑦▷紅葉色に染まる世界遺産「明孝陵(みんこうりょう)」

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暑さも和らぎ、過ごしやすい気候になってくる秋は、南京でも観光のベストシーズンと言われています。食欲の秋にはグルメ旅もおすすめですが、秋ならではの風景を満喫しながら散策して体を動かすのはいかが?
秋のおすすめの1ヵ所目は「明孝陵」。紫金山の南麓に位置する明の太祖洪武帝朱元璋と后妃の陵墓で、そのスケールは日本人の想像をはるかに超えるもの。2003年に世界遺産にも登録された場所なのですが、外国人観光客はまだ少ない穴場スポットなんだとか。
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ここは秋になると山の一帯が赤や黄色に染まる紅葉の人気スポット。特に「明孝陵」の参道にあたる石像路は必見です。合計12対もの巨大な石像がずらりと並ぶ参道はそれだけでも圧巻なのに、紅葉シーズンには赤や黄色の絨毯を敷いたように一面カラフルに!この光景を目に焼き付けるために秋を選んで出掛けるのもいいかも。とても広大なエリアなので歩きやすい服装で出かけて下さいね。

⑧▷中国四大紅葉スポット「棲霞山(せいかざん)風景区」

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南京の紅葉スポットと言えば、もう一ヵ所外せないスポットが。その美しさに清代の乾隆帝が「第一金陵明秀山」と褒めたたえたとも言われる名所で、今では中国四大紅葉名所のひとつとなっている「棲霞山風景区」です。
北には長江、残りの三方を山に囲まれた自然豊かな棲霞山風景区は、秋になると山が一面真っ赤に染まり、歴史ある建築物や湖との組み合わせが更に魅力的な光景を生み出すことから、毎年多くの観光客を魅了しています。
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また「棲霞山風景区」は中国国家レベルの旧跡遺跡が集まり、南朝時代の石刻「千佛崖」や隋代の「舍利塔」など仏教遺跡が残るなど見どころも豊富。南京の中心部から公共交通機関で気軽に行けくことができます。

⑨▷“東洋一”の美しさ「南京師範大学 随園(ずいえん)キャンパス」

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郊外のイメージがある紅葉狩りですが、実は南京の中心エリアにもおすすめスポットがあるんです。それは江蘇省の名門大学「南京師範大学」。多くの学生が在籍する南京師範大学には3つのキャンパスがあり、中でも「随園キャンパス」は“東洋で最も美しいキャンパス”と言われている場所。メインゲートをくぐると、大学のキャンパスとは思えない、まるで博物館や美術館のような光景に驚いてしまうかも!
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丁寧に手入れされた芝生に、緑の木々、風情のある池や遊歩道も目を惹きますが、紅葉の時期になると黄金に染まる回廊は秋に訪れたなら必ず立ち寄ってみて欲しいスポット。随園キャンパスだけなら比較的コンパクトなので、明孝陵や棲霞山と比べて散策しやすいのもポイント。紅葉狩り以外にも予定を詰め込みたい欲張り旅をするならこちらがおすすめです。学生に戻った気分でキャンパス内散策を楽しんで。

⑩▷中国四大温泉地「湯山(とうざん)温泉」

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日本と同じように冬の南京はグッと気温が下がります。そんな季節におすすめなのはやっぱり体の芯まで温まる温泉。実は南京には世界的に有名な温泉リゾートがあるってご存知ですか?南京東部の郊外にある「湯山温泉旅游度假区」は1500年以上の歴史があると言われていて、かつては南朝の王室の人たちも湯治に通っていたとか。もちろん現在では「中国四大温泉地」のひとつに数えられています。
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大自然に囲まれながらゆったり温泉に浸かって体を温めたら、日頃の疲れも取れてリフレッシュできること間違いなし!日本の温泉施設のように設備も整っているので、初めてでも安心して訪れることができますよ。ちょっと贅沢にスパやマッサージでしっかり体を整えてもらうのもおすすめです。
また温泉以外にも大きなウォーターパークやジオパークなどがあって、子供から大人まで一日中楽しめるスポット。じっくり温泉を満喫するもよし、気軽に足湯を楽しんだりレジャースポットで遊びつくすもよし。時間が足りなければ宿泊していくのもいいかも!

⑪▷“世界で最も美しい”梅園「梅花山(ばいかざん)」

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2月から3月にかけて満開になる美しい花と言えば、梅。秋のおすすめスポットとして紹介した「明孝陵景区」には、紅葉スポット以外にも「中国四大梅園」のひとつで、“世界で最も美しい”と言われる梅園があるんです。この梅園はとても長い歴史があり、上品で可愛らしい梅の花は歴代皇帝にも愛されてきたんだとか。今では400品種、4万株余りの梅が植えられています。
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お花見と言ったらお天気の良い日に訪れたくなりますが、実は雪景色の中に咲く梅の花も特別な風情があるんです。雪と梅の花のコラボレーションはまるで水墨画のような趣が。滅多に見ることはできませんが、チャンスがあればぜひ暖かい格好で訪れてみて!また、毎年満開の時期には「南京国際梅花まつり」も開催されているので日程を合わせて訪れてみるのもおすすめです。

⑫▷中国最大規模!「秦淮(しんわい)ランタンフェスティバル」

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中国で冬に行われるイベントと言えば、春節の時期に開催されるランタンフェスティバルは外せません!中国各地で開催されるのですが、南京のランタンフェスティバルは、特に歴史が長く、参加人数や規模は最大級と中国国内でも注目のイベントなんです。
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真っ赤なランタンや、干支や縁起物をかたどった大きなランタンなど、街中が幻想的な景色に包まれるランタンフェスティバル。伝統的なイベントですが、近年では伝統と最新技術を融合させたりと、よりモダンでファッショナブルになっているのも特徴。
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複数の会場に分かれて開催されているので、1ヵ所に絞ってじっくり楽しんだり、ランタンフェス巡りをしたり楽しみ方は様々。南京市内にあって明代の歴史を壮大なスケールで感じることのできる南京を代表する観光スポット「南京城壁」も、この時期にはランタンで装飾され、普段とは違ったカラフルな世界に染まります。

いかがでしたか?

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春夏秋冬、どの季節に訪れても楽しめる南京市の魅力をご紹介しました。定番の観光スポットを巡るのもいいけれど、その季節ならではの景色を探しに出かけてみる旅もいいですよね。近くにあるのに意外と知らないことの多い中国・南京。ぜひ一度足を運んでみて下さい。
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