• はてぶ
  • あとで
一年で一番ラッキーが溢れる香港の"旧正月"。「幸運」引き寄せの習慣を現地の人に聞いてみた!

皆さん「旧正月」ってご存知ですか?旧正月は旧暦の元旦のことで、中国をはじめ香港や台湾、シンガポールなどでは一年でもっとも重要な祝日として、新暦の元旦よりも盛大にお祝いされる日。今回は古くからの文化や習慣を大切にし、伝統的な“おまじない”や占術も重んじると言う「香港」から、旧正月にまつわる様々な習慣をご紹介。地元愛たっぷりの香港人による“幸運引き寄せ術”を学んで「幸せ」のおすそ分けをいただきましょう!

当サイト内のおでかけ情報に関して

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、施設によって営業時間の変更や休業の可能性があります。おでかけの際には公式HPでご確認ください。また、外出自粛要請の出ているエリアにおいて、不要不急のおでかけはお控えください。
RETRIPでは引き続き読んで楽しめるおでかけ情報を発信していきます。

このまとめ記事の目次

香港の旧正月って?

提供:香港政府観光局
東洋と西洋の文化が行き交い、パワフルでエネルギーに満ちあふれている香港。美食や絶景、目の眩むようなネオンの街並みなど、どんな季節に訪れても楽しめる場所ですが、実は1年で一番香港の街が活気に溢れる時期は「旧正月」。香港の人たちにとって平和、繁栄、健康や幸福を運んできてくれる最もワクワクする期間なんです。
旧正月は毎年暦によって日付が変動しますが、2021年は2月12日から15日。この期間中、香港の人たちは日本の初詣のように車公廟(チェ・クン・ミュウ)や黄大仙祠(ウォン・タイ・シン)と言った寺院にお参りに出かけ、家内安全の願いを込めてカラフルな風車を買ってくるんです。風車には風でクルクルと回ることで運気が好転していくと言う意味が込められているんだそう!さらに、ビクトリア・パークで開催される旧正月フェアでお祭り騒ぎを楽しむのも香港の旧正月のお約束!
その他にも様々な幸運を引き寄せるための習慣がある香港。今回は食事、飾りつけ、ファッションなど、香港の人たちが旧正月に合わせて準備している伝統習慣をインタビュー形式でご紹介。旅行しているだけではわからないちょっとディープな香港の文化を知れば、次の香港旅行がもっと楽しくなるかも!

①縁起の良い食べ物「エビ」を家族でいただく

提供:香港政府観光局
「旧正月の時期に家族全員で集まって食べる特別なディナーにはいつもエビが入っていました」と語るのは「Humid With A Chance Of Fishballs Tours」の創立者、ヴァージニア・チャンさん。日本でも縁起物として食されることの多いエビですが、香港で旧正月に食べるその理由は、広東語での「ha(ハー)」という発音が笑い声のように聞こえ、幸せを引き寄せる縁起の良い食べ物だからなんだとか!
提供:Virginia Chan
さらに日本の女子たちも気になるエピソードを教えてくれたチャンさん。まずは旧正月に合わせてトップスや下着を幸運が舞い込むと言われる赤で買いそろえ初日に着用するそう。そして祖母や叔母たちと出かけた時に、旧正月用の満開の梅の飾りをみると、その梅の木の周りを時計回りに3周走ることで恋愛運アップを狙うんだとか。日本では知られていないおまじない。ぜひこっそりとトライしてみて!

②幸運を引き寄せるグッズ集めや占いをする

提供:香港政府観光局
幸運アイテムを集めたり新たな1年を占うことも、香港ではとても大切にされている伝統文化。「チルドレン・メディカル財団」のCEO、エステラ・ファン・ランさんは、観光スポットとしても人気の旺角(モンコック)にあるフワラーマーケットで毎年「健康と富、家族の調和」を意味するバンブーの幹と水仙の花を手に入れるそう。
さらに幸運のエネルギーを引き寄せるために赤いランタンを家に飾ることも重要な伝統のひとつだと教えてくれました。日本と違い花屋が同じエリアに一堂に集まる香港。フォトジェニックなスポットとしても有名な旺角のフラワーマーケットは香港を訪れたならぜひ立ち寄ってみて欲しい穴場スポットの一つなんですよ。
提供:Estella Huang Lung
また中国の占いを大切にする家庭で育ったと言うランさん。今でも家族のために占いは欠かさず、正月には干支のお告げにも注意を払うそう。実は「占い」は香港で人気の観光ルートのひとつ。黄大仙(ウォンタイシン)では旅行者でも気軽に体験できるので運気アップを狙うなら要チェックです◎

③伝統的な飾り付けに夢中になる

提供:Claire Yates
「旧正月は一年で一番好きな時期」と話すのは「The Lion Rock Press」の設立者クレール・ヤテスさん。お正月の飾りつけと言えば日本にも多くの伝統や習慣がありますが、ヤテスさんはおばあ様から旧正月にまつわる様々なお祝いの習慣を受け継いでいるんだそう。“木から落ちた花びらを掃除せずにそのままにしておく”という言い伝えもその一つ。
提供: by Sharon McCutcheon on Unsplash
彼女が最も夢中になるのは、旧正月ならではの伝統的な飾りつけ。特に大きな花瓶に入れたフワフワで真っ白な“ネコヤナギの木”や黄金の“レンギョウの花”がゴージャスで美しいんだとか!そして香港では旧正月の時期になると玄関先に置かれる“ミカンの木”も、富と繁栄を運んで来ると言われる大切な装飾。飾り終わった後にみかんの皮を剥いて乾燥させることもヤテスさんにとっては大好きな習慣。
一つ一つ大切に受け継がれている伝統風景が見られるのはこの時期ならでは。ゴージャスで美しい装飾が街中にあふれる香港に出会うため旧正月を狙って旅してみるのもおすすめですよ。

④特別な「お祝い料理」で新年を迎える

提供:by Jason Leung on Unsplash
香港へ行ったら一度は泊まってみたい憧れのホテル、「マンダリン・オリエンタル香港」にある広東料理レストラン「Man Wah(マン・ワー)」の総料理長を務めるウォン・ウィンケウンシェフからは、新年の特別な料理にまつわる紹介が!
毎年旧正月を迎える前に厨房のメンバーにクラシカルでラッキーなメニューを提案してもらい、旧正月の特別なお祝い料理として披露するんだそう。今回は吉兆のシンボルとして知られる「蟹の身と卵のエッグヌードル」に決定。「青菜の腐乳炒め」もシェフのお気に入りのお祝い料理の一つで、仏教では古くからの言い伝えで野菜には心身を浄化する作用があるそう。腐乳(ふにゅう)と言うのは沖縄の伝統料理「豆腐よう」にも似た豆腐を発酵させた食べ物。一度食べたらクセになる人も多いと言うので香港で見かけたらぜひ挑戦してみて!
提供:Mandarin Oriental, Hong Kong
日本で大晦日に大掃除を行うのと同じように、旧正月の前は家の隅々を掃除をすることも忘れないと言うシェフ。さらに香港では幸運を呼び込む習慣のほかに不運を呼び込まないための避けるべき習慣もあり、旧正月期間には散髪や新しい靴の購入はしないそうですよ。

⑤香港版「お年玉」と、ラッキーカラー"赤"を身にまとう

提供:香港政府観光局
日本のお正月と言えば子どもたちが楽しみにしているお年玉がありますが、実は香港でも「利是(ライシー)」と言う同じような習慣があるんです。そんな習慣について紹介してくれるのは、出版社の設立や編集業など多方面で活躍しているコニー・ウォンさん。
「旧正月の前には銀行で新札を手に入れる」と言うのは日本も同じですが、香港では「利是」は、おめでたい赤や金色の利是封(ライシーフォン)と呼ばれる袋に包みます。さらに子どもだけではなく、家族や友人、会社の従業員や後輩など自分よりも若い人に対して幅広く渡すと言うのにも驚き!
提供:Conny Wong
「美しい飾り付けにライオンダンス、素敵なフワラーマーケットで賑わい、香港が本当に生き生きする旧正月の時期が大好き!」と言うウォンさん。旧正月の初日には不幸を追い払うラッキーカラーの赤いファッションを必ず身にまとうことも忘れないそう。
「この時期の香港なら体の奥底からエネルギーを感じられ、誰もが周りの幸せやポジティブな気持ちを感じることができる」そんなことを聞くと、旧正月の香港を訪れてみたい気持ちがグッと高まっちゃいますね。

⑥ライオンダンスに魅了されて、ライオンダンスロボットを製作

提供:香港政府観光局
旧正月をお祝いするにあたって「ライオンダンス(獅子舞)」は邪気を払い幸運を運び、無病息災を願う吉祥のシンボルとしてとても重要な伝統の一つ。躍動感あふれる動きに、華やかさと迫力が融合したライオンダンスは若い世代にも人気が高いんです。
そんなライオンダンスに魅了された一人が30代の玩具デザイナー、ウォン・イン・フーンさん。その出会いは子どもの頃に通っていたカンフー道場。道場の壁に掛かっていたライオンダンスの獅子の頭に惹きつけられ、毎年旧正月になると父親がミニチュアサイズの獅子の頭を買ってくれていたんだそう。そして今ではウォンさん自身がライオンダンスからインスピレーションを得た独自のロボット型玩具をデザイン。「ACGHK 2020(香港動漫電玩節)」に作品を持ち込むと瞬く間に海外から注目されたそうです。
提供:香港政府観光局
伝説によるとライオンダンスは元々旧正月のおおみそかに現れる「年獣」と言う獣を退治するために誕生したと言います。そして伝統的なライオンダンスは中国の北方と南方ではそれぞれに見た目や動きの特徴が異なり、香港でよく見られるのは南方の広東省佛山発祥のものなんだそう。旧正月の時期なら香港のあちこちで本格的なライオンダンスを見ることができますよ。目の前でその迫力を体感したら邪気も吹き飛んで幸せが舞い込んでくるかも!

⑦旧正月を迎える前に、徹底的に家をきれいにする

提供:Coco Chan
ソウルコーチでアカシックガイド&メンターと言うスピリチュアルな領域で活躍しているココ・チャンさんから学ぶのは、旧正月を迎える前に行うべきシンプルだけど大切なこと。チャンさんは毎年旧正月の前には“家の浄化”を欠かさないと言います。その方法はとっても簡単!家の中にある「いらなくなったもの」を徹底的に断捨離し、隅々まで美しく掃除すること。
提供:by Karolina Grabowska from Pexels
日本でも昔から大晦日には大掃除をする習慣がありますが、香港でもそれは同じ。一年間で溜まった古いエネルギーを追い出し、新しいエネルギーを迎え入れるための準備を整えるためにとても大切な習慣なんだそう。しかも、新年になってから掃除をすると逆に不運をもたらすとも言われているんだとか…!寒い季節にはどうしても億劫になってしまう大掃除。新たなエネルギーや幸運を取り込むために次の年末には重い腰を上げたほうが良いかも?!

香港の「幸福」習慣を取り入れて、ハッピーな一年を!

提供:香港政府観光局
香港の旧正月にまつわるさまざまな“幸運を引き寄せるための習慣”をご紹介しました。伝統文化や古くからの習慣をとても大切にしながら過ごしている香港の人たち。新しい年により多くの幸運を呼び込むための過ごし方の数々は、日本の私たちも参考になるものが多かったのでは?観光だけではわからなかった香港のディープな文化を知ったら、ますます香港が恋しくなっちゃうかも!海外渡航が解禁になる日を楽しみに、「香港で旧正月文化を体験する旅」を今から計画してみませんか?

今年はおうちで「香港の旧正月」をバーチャルイベントで楽しめちゃう!

提供:香港政府観光局
今年の香港の旧正月は、オンラインを使ったバーチャルイベントで楽しめちゃうんですよ!かわいい牛のマスコットとともに、海を超えた日本で幸せいっぱいの香港を体感できちゃうイベントは全部で2つ。香港政府観光局の特設ページからアクセスできますので、旧正月期間中に参加してみてくださいね♪

「E-Cards」でデジタルポストカードを送っちゃおう!

提供:香港政府観光局
「E-Cards」とは、オンライン上で作れる電子グリーティングカードのこと。香港旧正月バージョンでは、可愛らしいオリジナルマスコットをアニメーションでカードに乗せられちゃうんです。お祝いの気持ちを込めた「E-Cards」を大切な人とシェアして、世界中をハッピーで満たしてみてくださいね!

「AR Camera Filters」でかわいいマスコットと一緒に写真を撮って、SNSにUPしちゃおう♪

「AR Camera Filters」は、InstagramやFacebookに投稿できるスマホカメラアプリ。起動して写真や動画を撮ったら、旧正月のお祭り気分が溢れるデコレーションやオリジナルマスコットで加工して、Instagram・Facebookに投稿してみて♪旧正月の明るい気分をシェアして幸せを集めてみてはいかが?
この他にも、香港の旧正月文化がわかるYoutube動画もあるので参考にしてみても良いかも(英文、中文字幕のみ)。
出典:www.youtube.com

Celebrating Chinese New Year the Hong Kong Way

China, Hong Kong, Hong Kong: Auspicious and refreshing experiences bring New Year celebrations to new heights.

また、香港政府観光局の公式ホームページ(英語表記のみ)では、旧正月を楽しめるコンテンツが登場予定とのこと。気になる方は覗いてみてくださいね♪ページのTOPに出ているこちら(下記)のバナーが目印◎
提供:香港政府観光局
さあ、おうちで幸せ溢れる香港の旧正月を楽しみましょう!