春のお花見旅に出かけてみない?「中国・宿遷市」で巡る花の絶景スポット

春のおでかけと言えば楽しみなのはやっぱりお花見!満開の花に癒されたり、この時期にしか撮れない映えスポットを巡ったり、お花見しながら美味しいものを食べたり、楽しめる時期が限られているからこそ気合いも入るもの。今回は日本に負けないお花見スポットの宝庫中国の宿遷市から、春旅に出かけてみたくなる絶景スポットをご紹介します。

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このまとめ記事の目次

お花見スポットの宝庫「中国・宿遷市」ってどんなとこ?

宿遷市文化広電・観光局
中国江蘇省の北部にある宿遷(しゅくせん)市。秦代末期に劉邦と天下を争い、“西楚の覇王”と呼ばれた英雄項羽(こうう)の出身地と聞けばピンときた中国史ツウの人もいるのでは?項羽の故郷であることを記念して造られた「項王故里(こうおうこり)」は、中国を代表する英雄や漢代の建築様式、さらには西楚文化にも触れることができる本格的なテーマパークで、このためにわざわざ宿遷を訪れる人も多いんだとか。
また世界に誇る白酒のブランド「洋河」と「双沟(しゃんご)」が生まれた地でもある宿遷市。工場見学ツアーでは製造工程を見学するだけじゃなく、ワークショップや試飲も充実していて、お酒好きにはたまらない人気の観光ルートのひとつなんです。
宿遷市文化広電・観光局
さらに中国有数の大きさと水辺の美しさで知られる2つの湖「洪沢(こうたく)湖」や「駱馬(らま)湖」に加えて、「京杭大運河」や「古黄河」と言う2本の古代大運河が流れる宿遷市は、「水の都市」とも呼ばれていて、その自然を活かした水辺の絶景スポットが満喫できる一大リゾート地としても有名なんだそう。
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特に遊園地やウォーターパーク、夕陽でオレンジ色に染まるロマンチックなビーチにリゾートホテルなど、楽しいことがすべて詰まっている駱馬湖湖畔のレジャーパークは長期休暇を利用して訪れる人も多い中国でも人気のスポット!上海から高速鉄道を利用すればアッという間に行くことができるアクセスの良さも多くの人が集まる理由のひとつ。
観光スポットに恵まれ一年中飽きることなく楽しめる宿遷市ですが、いつ訪れるか迷ったならば絶対におすすめしたいのは、ズバリ春!人気観光スポットが色とりどりの花で埋め尽くされるこの時期は、まさに地上の楽園のような美しさに包まれるんです。しかも花の種類が豊富でお花見が楽しめる期間が長いことも魅力!今回はそんな宿遷市で見つけた、いつか訪れたいお花見スポットを存分に紹介します。

お花見ポイントがギュっと詰まった最強スポット「三台山国家森林公園」

宿遷市文化広電・観光局
圧倒的なスケールがあって、足を踏み入れた瞬間から別世界に迷い込んだような絶景体験ができる「三台山国家森林公園」。園内には水辺の絶景、広大なお花畑、フルーツパーク、霧に覆われた森の世界、高さ60mの塔などワクワクするような絶景スポットが集まっている宿遷で人気ナンバーワンの観光名所。駱馬湖湖畔のレジャーパークにも程近く、併せて観光に訪れる人も多いんです。
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そんな三台山国家森林公園が人気スポットである理由のひとつが、訪れる季節によってまったく違う絶景が見られるから!梅の花、桃の花、梨の花、サルスベリなどいろいろな種類の花が植えてあり、ほとんどの季節でお花見が楽しめるんです。中でも春は数多くの花が満開になる三台山観光のベストシーズン!この後は、園内にある春に見頃を迎えるお花見エリアを紹介していきます。

奇跡のコラボレーションが実現!「梨蘭会」

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春に三台山を訪れる人のほとんどがココを目指して来場している!と言っても過言ではないほどの人気エリア「梨蘭会」。この場所はかつて梨園だった場所。日本では梨の花を鑑賞する習慣がないので、どんな花が咲くか見たことのない人も多いかも知れませんが、白くて可愛らしい花が固まりになって咲き、真っ白な雲や花の上にそっと降り積もった雪のような可憐な美しさがあるんです。
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さらにその梨の樹の下に無数に植えられているのは「二月蘭」と言う柔らかな薄紫色の花。東京ドーム7個分もある広大な梨蘭会では、毎年3月下旬から4月上旬になると梨の花と二月蘭が同時に満開になり、言葉を失うほどの幻想的な光景を生み出します。
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真っ白な梨の樹のトンネルと、その下にどこまでも広がる薄紫色のお花畑はまさに奇跡のコラボレーション。その光景を目に焼き付けようと全国から観光客が大勢集まり、1日で最高10万人が訪れることもあるんだとか!この場所でしか見ることのできない奇跡の光景は一生に一度は見に行くべき絶景です。

カラフルなパッチワークの世界「衲田花海」

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“縫い合わせた花の海”を意味する「衲田花海(のうでんかかい)」は、広大なエリアの中に600以上のお花畑が集まっている、おとぎの世界のような場所。ヒャクニチソウ、キバナコスモス、ひまわり、ヒナゲシなど50種類以上の花が南北に黄・赤・紫の3色の世界観を造り出し、それはまるで縫い合わさった大きなパッチワークのように見えることから「衲田」の名前が付いたんだそう。
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近くで見ても美しい花々ですが、エリア内にはお花畑を上から眺めることができる空中遊歩道「虹の橋」もあるのでいつもと違った視点からお花見を楽しむこともできます。ベストシーズンは毎年春(4月中旬から6月中旬)と秋(9月中旬から11月中旬)。同じ場所でも季節によってガラリと雰囲気が変わる衲田花海。秋のお花見旅も計画したくなっちゃうかも!

幻想的な森林散策で気分もリフレッシュ「霧森桟道」

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非日常感たっぷりの「三台山国家森林公園」の中には、森林のマイナスイオンを浴びながらリフレッシュできる全長1キロの森の散歩道のエリアもあるんです。都会の喧騒を離れて大自然の中でゆったり過ごしたいときにはピッタリ。
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この散歩道は森の上を散策しているような気分が味わえる空中桟道になっていて、さらに時間によっては人工の霧が辺りを包み込み、幻想的な雰囲気を造り出してくれるんです。春や夏には鮮やかな緑、秋には黄色や赤に染まる森の中で、おとぎの国に迷い込んだような独特な世界観を味わうことができます。自然のパワーを感じながら森林散策すれば、日頃の悩みも運動不足も吹き飛んじゃうかも!

水面に映る雄大な絶景鑑賞「鏡湖」

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「三台山国家森林公園」に訪れたなら、水辺の絶景に立ち寄っていくのも忘れないで。園内には全部で8か所の湖があり、それぞれが違った美しさを醸し出しているのですが、中でも一番大きい「鏡湖」は、公園の中にあるとは思えないような雄大な山水風景が鑑賞できるスポット。
まるで鏡のように回りの風景が湖面に映り込む様子はあまりの美しさに思わずうっとり。湖面が澄んでいるからこそ見られる光景なんです。湖、橋、東屋や回廊が織りなす風情ある水辺の絶景は中国庭園ならでは。カラフルな春のお花とあわせて目に焼き付けておきたい風景です。

まだまだ続くお花見旅。こんなところもおすすめ!

まるで地上の楽園「洪沢湖湿地」

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中国五大淡水湖のひとつで、上海ガニの産地でも有名な「洪沢(こうたく)湖」の湖畔にあるのが国立自然保護区にも指定されている「洪沢湖湿地」。ここは200種類を超える植物や80種類以上の魚類が生息、毎年50万羽を超える渡り鳥が飛来すると言う生き物たちの楽園であり、豊かな自然を活かした絶景スポットが点在している中国を代表する景勝地。
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全長15キロの船旅を楽しみながら湿地の文化について学べる水中迷路、まるで洪沢湖の水の中の潜り込んだような体験ができる水族館、天然のBGMを聴きながら湿地帯の上をお散歩、展望台に上ればバードウォッチングもできる深呼吸の道など、数え出したらきりがないほどのさまざまな自然体験が一年中楽しめる「洪沢湖湿地」。でも実は一番訪れて欲しい季節は園内がカラフルな花で埋め尽くされる春!
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梅の花、桃の花、チューリップ、芍薬など春に満開を迎える花々が園内を彩り、ここに暮らす生き物たちが一斉に目を覚ましたような生き生きとした風景が広がっていくのが目の当たりにできるんです。地上の楽園のような「洪沢湖湿地」で花の美しさに癒されながら、思いっきり深呼吸しましょ!

ちょっと早めの春旅なら「洪沢湖湿地梅花まつり」

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東京ドーム2.8個分の広さの中に2万本以上の梅の樹が植えられていると言う洪沢湖湿地の梅園。毎年2月下旬の満開になる時期に開催されるのが「洪沢湖湿地梅花まつり」。中国では梅は幸福、長寿、平和など5つの“福”を象徴するとして「五福花」と呼ばれる縁起の良い花なんだそう。
梅の花と言っても実は種類はいろいろ。ここ洪沢湖湿地の梅園にはバラエティ豊かな品種の梅が集められているので白、ピンク、赤のほかに黄色い花などカラフルに梅観賞が楽しめます。
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さらに梅花まつり期間中は梅園内でさまざまなイベントも開催。満開の梅の花に囲まれた池での鵜飼、古典芸能のショー、その道のプロによる伝統的な切り絵や書道のパフォーマンスや体験、そして梅をテーマにしたフードやお土産が販売されるのもこの期間中だけ!一番のおすすめは中国伝統衣装をレンタルして梅園で撮影できるサービス。まるで古典の世界にタイムスリップしたような素敵な思い出ができますよ。

ピンク色の花の海に溺れる「芍薬園」

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洪沢湖湿地の春のお花見スポットと言えば忘れてはいけないのが、毎年4月下旬から5月中旬にかけて満開になる「芍薬園」。中国では「六大名花」のひとつにも数えられ、古くから愛情を表す花として人々に愛されてきた芍薬。その高貴でエレガントな雰囲気は日本でも江戸時代から鑑賞用として楽しまれ、昔から美人をたとえるときにも使われてきた花。見た目の美しさはもちろんですが、漢方でも女性にはなくてはならない生薬として親しまれてきた芍薬。
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そんな芍薬がここでは1万株近くも植えてあり、見頃になると一斉に咲き誇るんだそう!一つ一つが大きく豪華な雰囲気のある芍薬の花は存在感も抜群。上品なのにパワフルでその日の気分を一気にアゲてくれる効果も。ゆっくりお散歩しながらじっくり芍薬を鑑賞した後は、四人乗りの自転車をレンタルして園内をサイクリングするのもおすすめです。

おすすめ宿泊スポットはココ!

せっかく春の宿遷市を訪れるなら、お花見スポットにそのまま泊まっていくなんて言うプランはいかが?今回は「三台山国家森林公園」にある2つの宿泊スポットをご提案。あなたならどっちに泊まる?

花に囲まれたプライベート空間でリラックス「三台山花仙子客桟」

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「三台山花仙子客桟」は、全24室とこじんまりしながらプライベート感たっぷりの贅沢な気分が満喫できるホテル。小さな石積みの門にピンクの花が覆った可愛いエントランスからいきなり女子たちの心を鷲づかみにされる!と2018年開業時から大きな話題に。客室内はシンプルなインテリアに統一されながら、花の妖精を意味する「花仙子」の名前のとおり室内の所々にさり気なく花が飾ってある温かい心配りも。
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どのお部屋も広く余裕のある間取りで、さらにデラックスサイズのベッドでゆったり過ごせるのも魅力。洗面やバスルームも広々と使いやすい導線になっているのは女子にはうれしいポイントです。森林公園内にある立地を活かしたお花畑や竹林、緑の小径など自然に囲まれたホテルはリラックス効果も抜群です。

ここがホテル?「三台山海棠湾軽奢リゾートホテル(ツリーハウスエリア)」

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大自然と一体となったような、特別な体験がしたいならこちらがおすすめ!目の前にツリーハウスが無数に並ぶ光景を見ても、ここが宿泊施設だとは思えないかも知れません。が、ここはそのツリーハウスのひとつひとつが客室になっている、とっても珍しいラグジュアリースタイルの宿。
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客室の数は全部で47。見た目に可愛いく珍しいだけじゃなく、広くて機能的に設計されている客室は一般的なホテルと変わらない気分で過ごすことができます。すべてのツリーハウスにテラスが付いているので、ちょっとテラスに出てみるだけで大自然の中に一瞬で足を踏み入れることができちゃうのも魅力。
日中は緑や花を、夜には星空を眺めて、朝はちょっと早起きして小鳥のさえずりや風の音に耳を傾けながらゆったりコーヒータイムなんていう贅沢な時間を独り占めしちゃお!

いかがでしたか?

宿遷市文化広電・観光局
中国・宿遷市で楽しめるお花見スポットをご紹介しました。一つ一つのスケールも大きく、様々な種類の花が楽しめる中国のお花見スポット。同時にほかの絶景スポットも満喫したり、そのまま宿泊できちゃうのはココだけ!今度、春のお花見旅を計画するならぜひ宿遷市をチョイスしてみて。

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