最新スポット登場!神秘の峡谷から絶叫クライミングまで、夏の南京おすすめの過ごし方

夏の旅行を計画するならどんなところへ行きたい?開放的な気分になれる夏にはやりたいことも行きたいところもたくさんあるはず。リゾートでのんびりしたり、避暑地でゆったり過ごしたり。それとも刺激的なアトラクションで汗を流す?今回はそんな夏らしい過ごし方が一度に叶えられる場所、中国の南京市から極上レジャースポットの数々をご紹介します。

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このまとめ記事の目次

実は夏がおすすめ?最新スポットも登場の南京市から目が離せない!

南京市文化・観光局
日本のお隣にあって直行便を使えは3時間程度で行くことができる中国・南京市。現在江蘇省の省都である南京市は、かつてさまざまな王朝の都として500年以上も栄えるなど歴史ある都市で、「中国四代古都」のひとつとしても知られる場所。
明時代の遺跡を中心に、古都ならではの歴史スポットがコンパクトにまとまっている南京市は中国を代表する人気観光都市で、古代建築の集まる「十里秦淮」を中心に、歴史風情はもちろんロマンチックで写真映えするスポットが多いことも人気の理由。
南京市文化・観光局
歴史スポットの宝庫である一方、実は大自然を満喫できるレジャースポットなど新たな観光地が続々と登場している南京市は、都会の喧騒を離れてのんびりと休暇を過ごすのにぴったりな都市としても注目されているんだとか。
日本と同じように長い梅雨のある南京市も、梅雨が明ければいよいよ夏旅本番!今回はオープンしたばかりの最新スポットから、自然の中でゆったり過ごしたい人におすすめの避暑地や暑さを避けての屋内スポットまで、夏にこそ行きたい南京の注目スポットをご紹介。次の海外旅行先はこれで決定!

夏もアクティブに。アウトドア好きならここへ

①▷世界最大の屋外クライミング施設が登場!「金陵矩陣」

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まずは夏だって屋外で思いっきり体を動かしたいと言うアウトドア派におすすめスポット「金陵矩陣(金陵マトリックス)」。ここは2020年11月にオープンしたばかりの最新アドベンチャー施設で、世界最大の屋外クライミングが楽しめるとさっそく話題になっているスポット。
森の中に突如姿を現し来場者の目の前に立ちはだかるのは、ビル6階分と言う今までに見たこともないほど巨大なジャングルジム。ハイキングやサイクリングなど、アウトドアが楽しめる人気のスポット「聚宝山公園」の一角にできた施設とは思えないほどの規模に誰もが圧倒されるはず!
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1階は親子で楽しめるキッズエリア、2階から5階はさまざまなアトラクションに挑戦できる大人用のチャレンジエリアと、難易度別に全部で139種類にもなる空中アスレチックが一ヵ所で楽しめるのは世界でもここだけ!
注目のアトラクションは、らせん状に1080度も回転する「クレイジー滑り台」。あっという間に滑り落ちてしまうためジェットコースターすら超える恐怖感を感じますが、一度滑ると何回もやりたくなる中毒性も。最大15mの高さまで上がる「空中ブランコ」はうっかり空に放り出されそうな感覚に絶叫してしまうこと間違いなし。5階の高さから見下ろす景色にまず足がすくむ「バンジージャンプ」や、完全に空を飛んでいる気分になれる長さ180mの「ジップライン」もおすすめ!
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アトラクションを一通り楽しんだら、施設の屋上にある展望台へ立ち寄っていくのを忘れずに。すぐ近くを駆け抜けていく高速鉄道や聚宝山公園の豊かな自然に囲まれた絶景が一望できます。これだけの施設だけど、南京中心部から車で40分程と言う好立地で、交通機関でのアクセスも良いので観光客でも気軽に行けるところもポイントです◎

②▷南京の新しい遊び方を発見!「南京浜江游輪」

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新しい屋外アトラクションと言えば見逃せないのは、2021年5月にデビューしたばかりの「南京浜江遊輪(南京リバークルーズ)」。長江沿岸にある観光スポットを豪華クルーズ船に乗りながら巡る約2時間の船旅が楽しめるリバークルージングです。「南京長江大橋」や「閲江楼」など長江沿岸にある10カ所以上の名所を船上と言う特別な空間から鑑賞することができることから、この夏一番の注目スポットとして大きな話題に!
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4階建てのクルーズ船は吹き抜けのホールやらせん階段、大理石のフロアなど豪華な内装に乗りこんだ瞬間からワクワク感がこみ上げます!室内からゆっくり景色を楽しみたいなら360度ガラス張りでどの席からも最高のリバービューが楽しめる2階席へ、屋外で心地よい風を感じながら絶景鑑賞したいなら、フードコーナーもある3階のスカイデッキへ。さらに上の4階展望フロアはクルーズ船で一番の特等席!
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自然の中に歴史文化がうまく溶け込んだ優美な観光スポットが多い南京。川沿いがピンクに染まる桜の季節、ノスタルジックな風景に酔いしれる紅葉の季節、美しい雪景色が待っている冬など船の上からも四季折々の風景が感じることができるのもクルージングの魅力。運が良ければスナメリが遊びにくることもあるんだそう!
豪華クルーズの旅が盛り上がっている長江。都市間を行き交う長距離クルーズが多い中、今回のように2時間で沿岸の絶景ポイントが凝縮されているショートクルーズなら、旅行者でも気軽に楽しむことができますよね。フェリーターミナルもリニューアルするなど、デビューしたばかりの南京リバークルーズはこれからもどんどんバージョンアップを図っていく予定もあるそう。今後の動向にも要注目です!

避暑地でリフレッシュ。自然の中でゆっくりしたい時にぴったり

③▷新たな映えスポットが加わってパワーアップ!「南京牛首山文化旅遊区」

南京市文化・観光局
2015年に公開されて以来、あっという間に南京を代表する観光名所の仲間入りしたのは「南京牛首山文化旅遊区」。大自然の中に建つ大きな仏塔と芸術的な現代建築、その内部には煌びやかで巨大な地下宮殿があり、豪華絢爛なショーを楽しむことができると聞くとテーマパークのようですが、実はここは南北朝時代が始まりとされる中国仏教の聖地で、2010年に大報恩寺で発掘された「仏頂骨舎利」が収められている由緒ある寺院。
春になると桃の花が一斉に咲き誇る桃の庭園「桃花渓」や、高さ88メートルから鮮やかな山々を一望できる「仏頂塔」のある牛首山は絶景スポットとしても有名。その風流な絶景を楽しむために全国各地から観光客が集まるんだとか。

金陵小城

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そんな牛首山エリアがこの春、新たな観光スポットを携えてパワーアップ!2021年5月にオープンしたのは古代六朝時代の建築様式をモデルに街並みを再現し、タイムスリップしたような気分が満喫できるテーマパーク「金陵小城」。
ゼロから造られたとは思えない古風で奥深さのある街並みは、まるで長い歴史の絵巻物の世界に足を踏み入れたような不思議な感覚に。園内には伝統衣装を販売するお店もあり、購入した衣装を身にまとった女の子たちが集まる最新の映えスポットとしてもさっそく話題になっているんだとか。
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夜になるとライトアップが始まり風景が一変する金陵小城。屋根を彩るブルーの装飾は他では見られない独特な美しさ。池や小川に反射してより一層カラフルで煌びやかになった園内を歩いていると、幻想的で夢のような世界に引き込まれます。
それぞれの建物では六朝時代の世界を映し出したオリジナル映像を楽しんだり、古代の楽器の生演奏を聴いたり、じっくりと時間をかけて楽しみたいスポットです。まだ日本では知られていない今のうちに、誰よりも早く訪れてみて!

④▷神秘的な峡谷へ足を踏み入れる「天生橋景区」

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自然に囲まれ空気が澄んだ場所で観光したり食事を楽しんで心身ともにリフレッシュすることができる避暑地を訪れるのは夏旅の醍醐味。「天生橋景区」は新金陵四十八景にも選ばれている南京有数の絶景スポットで、大自然を満喫できる上に高速鉄道の駅や空港から30~40分程と言うアクセス抜群の言うことなしのスポット。
メイン観光エリアの「臙脂(えんじ)河」は両側に断崖絶壁が続く、神秘的な雰囲気すら感じる場所。全長7.5キロ、川幅10メートルの河は長い年月をかけて自然にできた峡谷のように見えるのですが、実は明代の1393年に皇帝朱元璋(しゅ・げんしょう)の命によって造られた人工の運河なんです!岩を削り山を切り開いて造られたと言うその運河は人の手で造りだされたとは思えない、まさに神業。
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さらにその運河工事の最中に生まれたものが、世界に二つとないとても珍しい石橋「天生橋」。運河を掘り進めている中で行く手をふさいでいた一つの巨石。船を通す箇所だけを大きくくり抜いたことで、残った部分が自然に橋になったと言う天然の岩なんです。
そんな臙脂河や天生橋の伝説ともいえるような絶景は、遊覧船に乗りながら楽しむことができます。心地よい風を感じながら当時の大変な作業を想像したり、移り変わる景色を眺めていたら20分間の船旅もあっと言う間。2002年には歴史あるこのエリアの新しい絶景スポットとして全長64mのつり橋も完成。さまざまな角度から景色を楽しんでみて下さいね。
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ほかにも桃や桜の名所で春になると一面に美しい白やピンクの世界が広がる「鳳凰井景区」、波のように上下にウェーブしながらスピードの緩急をつけて滑っていく長さ100mのロングスライダーや「天生橋博物館」など、一日中楽しめるスポットが各所に散りばめられています。

室内でゆっくり。インドア派ならコンパクトな観光地巡り

⑤▷今の受験とはケタ違いの難関?!「南京中国科挙博物館」

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暑さを避けて屋内施設でゆっくり過ごしたい時には、博物館巡りがおすすめ!風情ある古代運河や歴史的建築の集まる南京最大の人気観光スポット「夫子廟・秦淮風光帯」周辺は博物館の宝庫でもあるんです。
中国で唯一地下に造られていると言う珍しい博物館「南京中国科挙博物館」。“科挙”と言うのはかつての中国で行われた官僚登用のための試験のこと。優秀な人材を発掘するためとても過酷な競争だったことは知る人も多いのでは?ここは、そんな科挙の試験会場として1168年の宋の時代に建てられた後、明清時代を経て最盛期には2万人以上の受験生が一度に試験を受ける中国最大規模の科挙試験会場となった場所。
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当時の受験生たちが実際に使っていた道具や試験問題、回答用紙など科挙の歴史に関する貴重なコレクションが展示されて、時代ごとの科挙の内容や変化の様子がわかるようになっているのが特徴。最新の映像技術を駆使した展示エリアは博物館と言うよりも、アートミュージアムのよう。
「号舎」と呼ばれる当時の個室試験場が再現されたエリアで受験生の気分になって写真を撮るのは定番人気。合格者の名前が張り出されている「金榜」と呼ばれる掲示板では歴史に名を残した偉人の名前を見つけることも。「状元」と言うトップ合格者しか座れない椅子にもぜひ座ってみて。ただ、あまりにリアルな展示に思わず自分の受験生時代を思い出してしまうかも!
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古代の竹簡が壁一面に使われているなど、古代と現代が融合した個性的な建築スタイルも注目される一方で、屋外エリアには中国に現存する中で最も古い科挙試験会場の建築物で、試験の指揮命令の役割を果たす場所だったと言う「明遠楼」や試験での不正を防ぐため、外部との連絡を遮断する役割のあった「飛虹橋」など、見どころも満載。

⑥▷南京に息づく民俗文化を体験「南京市民俗博物館」

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南京に伝わる民族文化や昔ながらの習慣を知り、体験することできるのは「南京市民俗博物館」。実はここは清朝末期の文人、甘熙(かん・き)が過ごしていた邸宅で、清代から中華民国初期の頃の伝統的な建築様式がそのまま保存され、「南京市明清三大景観」の一つにもなっている歴史的価値のとても高い場所。2006年には国の文化財にも指定されました。
通称「九十九間半」と呼ばれるほど大規模な邸宅ですが、実際にはさらに多く100部屋以上あることから中国最大の平民住宅とも言われているんだとか!
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優雅で見ごたえのある歴史的建築を堪能しながら、南京の奥深い伝統文化を見学し体験したり、無形文化遺産にもなっている伝統曲芸のパフォーマンスを間近で鑑賞できるのは南京市民俗博物館ならでは。
伝統工芸品のお土産が種類豊富なこともこの博物館の魅力ですが、せっかく訪れたなら手作り体験に挑戦していくのもおすすめ!南京の伝統的な灯籠「秦淮灯彩」や「南京切り紙」、「南京絨花」と呼ばれる宮廷貴族の女性たちの髪飾りとしても使われてたベルベット生地の装飾品など、南京ならではの体験から選ぶことができます。暮らしに根づいた文化を知ることで、南京がもっと身近に感じられるかも!

いかがでしたか?

南京市文化・観光局
中国有数の古都ならではの王道歴史スポットに加えて、新しいスポットも続々と登場している南京市。今回ご紹介したものはタイムリーな最新スポットがほとんどなので、過去に南京を訪れたことのある人でも知らないスポットが多かったはず!ぜひ次の夏旅には南京へ出かけてみませんか?
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