写真好きにはたまらない珍しいスポット5選!ー知る人ぞ知る穴場「成都・中国」篇ー

今、気になってるフォトジェスポットってありますか?近場のフォトジェスポットは行きつくした、もっと珍しいフォトジェスポットに行って見たい!と思ってるなら、海外に目を向けてみるのはいかが?今回注目するのは、私たちのまだ知らない魅力があちこちに隠れている日本のすぐお隣、中国。その中でもフォトジェスポットの宝庫と言われる四川省の成都市から、話題のスポットを王道から最新まで幅広くご紹介します。

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このまとめ記事の目次

映えスポットが続々登場の中国・成都市が気になる!

PIXTA
三国志をはじめとした奥深い歴史文化あり、スケールがケタ違いな大自然あり、そしてパンダの繁殖基地で絶品激辛グルメもある四川省の成都市。中国では長期連休などの観光シーズンになると常に人気の旅行先上位にランクインする注目度の高い都市です。成都にある人気スポットの多くは、四川省に伝わる文化や歴史にまつわる魅力がギューっと詰まっているのが特徴で、成都でしか味わえない特別で濃厚な時間を過ごすことができるのも人気の理由。
そしてフォトジェスポットの宝庫でカメラ女子御用達のホットスポットが続々と誕生している成都は、映えを求める旅好きな人にぴったりな旅先。今回は根強い人気を誇る定番フォトジェスポットからオープンして間もない新たなランドマークまで一挙にご紹介。これを読んだら成都へフォトジェ巡りの旅に出かけてみたくなること間違いなし!

①▷どんな視点でも最高の写真が撮れるフォトジェの王道「寛窄巷子」

提供:GoChengdu.cn
まずは成都の定番観光スポットで、フォトジェの王道でもあるレトロ風情が楽しめるスポットから。「寛窄巷子(クゥアンジェイシャンズ)」は成都で唯一清朝時代の古い街並みがそのまま残るエリア。三本ある通りの間に建つのは四合院と言う中庭を取り囲んだような建築様式の建物。中国の西南部なのに北方様式の建物が建つと言う珍しい場所で、「成都市三大歴史文化保護区」のひとつです。
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石造りの建物と石畳の続くレトロな街並みは、どんな角度から切り取っても最高の写真が撮れるまさに“映え”スポット。思いのままに路地を歩きながら、四川の銘茶を味わったり、火鍋を堪能したり、アーチ門の先に素敵な店を見つけたらふらりと覗いたり、軒先に飾ってある色鮮やかな伝統装飾を探してみたり。成都らしいのんびりした時間を満喫するのがおすすめ。
目の前で繰り広げられる伝統工芸の職人技も必見ですが、時間があれば「舒耳郎(シューアーラン)」と言う伝統技法を駆使して耳掃除をしてくれるプロの技を体験してみるのはいかが?古い街並みの中にも、スタイリッシュでセンスあふれるお店が増えている寛窄巷子は、夜になるとライトアップされロマンチックな雰囲気に一変。写真を撮る手を少し休めて、夜景を眺めながらお酒とおしゃべりを楽しむ大人な時間も堪能してみて。

②▷千年古鎮と近代建築の風格漂う穴場スポット「安仁古鎮」

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こちらも古い街並みが広がるスポットですが、その始まりは唐の時代にまでさかのぼると言う歴史ある「安仁(アンレン)古鎮」。静かで落ち着いた雰囲気の古鎮は「四川最美古村鎮(四川で最も美しい古い村)」にも選ばれる名スポット。千年古鎮の風格の中にも昔ながらの風情がそのまま残っていて、生活の息吹すら感じられるのどかな雰囲気が魅力です。
20世紀初頭の雰囲気が残る紅星街、樹人街などの小径、中華民国時代の雰囲気とアートが融合したような空間で読書をしながらコーヒーや中国茶が楽しめる「安仁書院」などオシャレで写真映えするエリアを巡りながら、小腹がすいたら露店で気軽にローカルフードを堪能するのがおすすめの楽しみ方。
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また清から民国の時代にかけてこの辺りを本拠地にしていた劉氏の屋敷も見どころ。1928年築の老公館と1941年築の新公館の新旧の邸宅は、四川の伝統建築と西洋の建築様式を融合させた中国でもかなり珍しいもの。完全な状態で残っているだけでも驚きですが、所蔵されていた歴史的にも貴重なコレクションは2万点を超える規模。古い街並みだけじゃなく、中国の近代建築も同時に鑑賞できる安仁古鎮は一見の価値アリ!

③▷まるでアート作品!創造と技術が集結した話題度No.1スポット「五岔子大橋」

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海や川に架かる大きな橋や個性あふれるデザインの橋など、街を彩る風景のひとつとして“絶景”や”映え”の要素に欠かせない存在でもある橋。2020年、成都に登場した「五岔子(ウーチャーズ)大橋」は開通後すぐに成都で一番ホットなスポットとしてSNSで話題をさらった歩道橋。
話題になった理由は、他にはないユニークな橋の形状。二層構造のこの橋は、上層部と下層部が交差して、無限記号「∞」の形になっているんです。これはドイツの数学者メビウスが発見した「メビウスの帯」が由来。橋のある高新区は成都における文化クリエイティブ産業の中心にもなっていて、実は日本とも縁の深い場所。そんなエリアの無限の可能性や発展を表しているんだそう。
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注目すべきは形状だけじゃないんです。上層部は橋の両岸にあるサイクリングロードとつなげることで歩行者だけじゃなく自転車での走行も可能に。さらに下層部には劇場の観客席のような大階段が造られ、ゆったり座りながら風景を楽しむことができるスポットになっているんです。
夜にはライトアップされ、光のトンネルに入ったような不思議な感覚が楽しめる五岔子大橋ですが、そのユニークな形状を際立たせるために、あえてシンプルでスタイリッシュな照明を採用。夜空にフワっと浮かび上がるような独特で幻想的な雰囲気が見どころです。ぜひ夜にゆっくり訪れてみて。

④▷歴史ある商業ストリートが真っ赤なランタンで幻想的な世界に…「錦里」

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「錦里(ジェンリー)」と書いた門をくぐると、そこには広がるのはレトロな街並みと曲がりくねった石畳の道。ここは秦漢時代からすでに栄えていた商業エリアのひとつで、今は清朝の建築様式を再現した建物が立ち並ぶ歩行者専用のショッピングストリート。諸葛亮や劉備の祀る成都の観光名所「武侯祠」も同じエリアと言うこともあって、三国文化と四川の伝統文化の両方が楽しめる成都でも特に賑わっている人気のスポット。
通りの両側には、成都ならではの伝統的な工芸品を売るお店がずらり。お箸や中国茶、レトロなデザインのランタンなんかはお土産にもぴったり。三国志の張飛にちなんだ「張飛牛肉」、竹串刺した肉や野菜を煮込み特製のタレに付けて食べる「鉢鉢鶏(ボボチキン)」など四川の伝統グルメ巡りをするのもおすすめの過ごし方。写真も撮りたいけど、ショッピングもグルメも目白押しで時間があっという間に過ぎてしまうかも!
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理想は昼も夜も満喫して欲しいけれど、もしどちらかに絞るならおすすめは圧倒的に夜!真っ赤なランタンで辺り一帯がライトアップされる夜は、幻想的と言う言葉がぴったりな錦里一番の映えタイムでバーや茶館がもっとも賑わう時間。店内の生演奏や歌声に酔いしれながらゆっくり錦里の夜を楽しんで。

⑤▷四川のすべてが詰まった総合レジャータウン「成都融創文旅城」

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2020年9月、成都の都江堰エリアに出現したのは何種類ものレジャー施設、星付きホテル、ショッピングモール、劇場を一ヵ所に詰め込んだワールドクラスの総合レジャースポット「成都融創文旅城(成都サナック文化観光タウン)」。季節や天候、年齢層を問わずに楽しめる今一番勢いがあると話題のスポットです。
1日8,000人受け入れ可能で年中スキーが楽しめる屋内スノーパーク、いつでも常夏気分でプールも温泉もアトラクションも揃うウォーターパーク。さらに遊びながら四川の歴史や文化を体験できる屋外遊園地で並んででも絶対に乗りたいのは三国時代の戦場や峡谷の間を猛スピードで駆け抜けていく絶叫マシン!
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演劇界の巨匠が設計に携わったことで話題の劇場では蜀文化をテーマに、音や光、水などの舞台装置を駆使した大規模なパフォーマンスが楽しめたり、ショッピングモールでは四川省の無形文化遺産の職人やアーティストが集まっていて様々なコレクションを見て実際に購入することも。
とにかく一日では時間が足りない、内容が盛りだくさんの成都融創文旅城ですが、四川省伝統の建築様式を模したものやパンダをテーマにしたものなど園内にホテルが三カ所も揃っているので帰りの心配ご無用なのもうれしいポイントのひとつ。
どのエリアとも四川の文化を随所に取り入れていて、この地域ならではのオリジナリティあふれる風景が散りばめられているので、“思いっきり遊びたいけど写真も撮りたい…!”。そんな葛藤すら楽しみたいスポットです。

フォトジェスポットを探しに成都へ行こう

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いかがでしたか?レトロな街並みからアートな橋、総合レジャータウンまで中国の成都市にある話題のフォトジェスポットをご紹介しました。一つの都市とは思えないほど色とりどりのラインナップ。なかなか海外旅行へ行けない今だからこそ、解禁されたときのために情報収集をしながら準備運動を始めておきましょう!
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