【コラボ出演】ピース又吉がYouTubeで花火や熱海への思いを語る!#エピソード花火

RETRIPで提供をしている企画『#エピソード花火』にピース又吉さんがコラボ出演!ピース又吉さんが熱海海上花火大会を現地で鑑賞し、その興奮冷めやらぬままYouTubeチャンネル「渦」で花火や熱海への思いを語っていただきました。数多くの文豪が過ごした熱海の観光スポット「起雲閣」で撮影した動画は必見ですので是非最後までご覧ください。

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このまとめ記事の目次

まずは熱海海上花火を現地で鑑賞

熱海花火の感想はいかがでしょうか?

[又吉] 想像していたよりも凄いですね。花火との距離が近く、熱海は山に囲まれているので音が反響してとんでもない迫力がありました。年間で10回以上も開催されているというので、夏だけでなく秋や冬にも花火が見られるのは珍しく、しかもこれだけ大規模なのはなかなかないですよね。

この1、2年は花火大会も中止になっていたので、見ることができなかった人は多かったと思います。しかも、この夏も制限があったことで秋に集中して開催しているのも取り返している感じがしていいですね。

この季節(11月中旬)の花火はどうでしたか?

YouTubeチャンネル「渦」
[又吉] 花火は圧倒的に夏のイメージですが、秋になると空が高くなって、空気も澄んできますし、冬は冬であったかい格好で見るのもおもしろい。普段と違う気候、環境で見られたのはよかったですね。

『熱海花火』のこと、『火花』との関連について

熱海の花火を見るのは何回目ですか?

YouTubeチャンネル「渦」
[又吉] 正直、見るのははじめてだったんです。花火自体、僕自身は3年ぶりですかね。コロナ前の夏に見ましたね。

自分が書いた小説『火花』のなかでも熱海の花火大会の場面を書いているんですが、あれは熱海の花火大会の動画を検索して見たものを書きました。ただ、花火が夏だけでなくて年に何度も開催されているのは知っていましたし、熱海にも何度も来ていたので、お店が出ていたり、あの道はこうなっているだろうなといった想像で描いたんです。

想像で書かれていたんですか?

YouTubeチャンネル「渦」
[又吉] 冒頭の花火大会の場面は夏ということで割と人を多くし、後半の部分では秋か冬だから人は少なめなどと想像して書きました。ですから、今日の花火大会を見ていて、割とうまく描けていたなと(笑)。

もし、小説を描く前に見ていたら、花火の音とか、花火の描写は違うものになったかなと思いますし、もっと臨場感のある感じで書けたかなと思います。花火が自分に降り注いでくるくらいの迫力がありましたし、山に囲まれているので反響するというところも小説に書いてはいますが、あんなに反響するとは思いませんでしたね(笑)。

花火大会の時間も20分ということですが、40分でやるところを20分でやってしまったような花火の数でしたよね。花火と花火が重なり、空を埋め尽くそうとしているのかなと思うくらい。あれはホントに贅沢でなかなか見られないですよ。

又吉さんの#エピソード花火(花火の思い出)

そもそも花火への思い入れは強いのですか?

YouTubeチャンネル「渦」
[又吉] 今のコンビであるピースを結成する前に「線香花火」というコンビをやっていて、それは僕が中学生くらいの時に自分でつけたコンビ名だったんです。

だから、もともと花火は大好きで、手持ち花火も良いのですが、やはり打ち上げ花火が好きですね。なんというのかな、目をつぶっていてもわかる空に上がった時の音と、響く感じが心地よくて、花火の姿、形も圧倒的にかっこいい。地元にいた頃は花火大会に電車に乗って見に行くくらいでしたね。

ただ、上京してお笑い芸人になってからはお金が無くなり、一緒に行く人もいないので行かなくなりました。しかも、仕事はないけどネタづくりや稽古があったので、花火大会のために予定をあけることがない十数年を過ごしたことで、「オレは花火好やけど、花火はオレのことが好きではないからな」と、いつからか愛憎相半ばする状態になってしまいました。例えるなら、仲良い友だちの誕生日会に僕だけ誘われていなくて、ひとりで街を歩いている時に誕生日会をしている十数人と出くわしてしまったみたいな。花火が見てはいけないものになっていたんです。

今は花火にどんな思いがありますか?

YouTubeチャンネル「渦」
[又吉] 30歳になったくらいから、「行ける時があれば行けばよいのではないか」という当たり前のことに気づいて(笑)。それまでも勝手に思っているだけだったんで、その後は割と行くようになりましたね。

熱海の花火大会を見たい気持ちはありましたか?

[又吉] 熱海の花火大会はいつか必ず見なきゃと思っていました。自分の小説の冒頭とラストに書き込んでいるくらいですし、大事な場面として書いているので、今日ようやく見られて良かったです。

これまでも熱海の方からお手紙もらった時に「花火の場面読みました。懐かしかったし、あの描写を読んでいると、これは熱海の花火大会にちゃんと足を運んでくれている人の視点だ」ということが書かれていて。動画では見たんですけど、実際は見ていないから、なんか裏切ってんのかなぁと思いつつも「通信教育なんやけどなーって(笑)」。とはいえ、小説書いている時期に熱海には頻繁に来ていましたよ。

熱海にはよく来ていたというのはお仕事ですか?

[又吉] 小説を書くためとか、それ以前の文筆の仕事の時でも一日休みがあったら、その時に抱えている原稿をすべてもって熱海に来て、丸一日、十数時間書き続けて東京に戻っていました。だから観光とかもほとんどしていなくて、宿にチェックインする前にちょっと見まわったくらいでしたね。

そう考えると『花火』や『熱海』は特別なものですか?

YouTubeチャンネル「渦」
[又吉] そうですね。思い入れはめちゃくちゃありますし大事な場所です。
花火に関しても、小説に書いている場面と凄く似たことがあったんです。九州の花火大会のことで、花火にはそれぞれのスポンサーが呼ばれるんですが、そのなかで、「○○ちゃん、いままでありがとう。結婚しよう」というプロポーズのメッセージが付いた花火が上がったんです。でも、その花火が企業と個人の差もあって凄く小さなものだったんです。

僕は最初、あまりのスケールの違いに笑ってしまったんですが、そしたら、お客さんたちが恥かかさんようにするというか、花火に匹敵するくらいのみんなの拍手が会場を覆ったんです。僕は笑いながらも、人って怖い反面、凄く優しくて、こういう時に人間の良さが出るよなと思いながらも花火を見に来ているからこそ、そんな気持ちになれるんじゃないかと思い、花火って良いもんやなぁと思った記憶があります。それがなんとなく自分の小説と似てて、忘れられない花火の思い出になっていますね。

あなたの『#エピソード花火』は?

#エピソード花火 とは?

今回、ピース又吉さんに念願の熱海海上花火大会を鑑賞いただき、花火や熱海への思いを語っていただきました。みなさまにもそれぞれ、花火大会の思い出やエピソードがあるのでは?
RETRIPでは2021年10月から『#エピソード花火』という取り組みを行っています。開催が見送られ、なかなか見ることができない花火大会。その思い出やエピソードをみなさまがお持ちのSNSアカウントからハッシュタグ『#エピソード花火』を付けて投稿してみませんか?
新しい形で花火大会を楽しむ、花火大会を応援する投稿をお待ちしています!

また、本記事でご紹介した内容も含め、ピース又吉さんのエピソードはYoutubeチャンネル「渦」でご覧いただけます!ぜひ動画でもチェックしてみてくださいね。

花火大会開催情報

<花火大会開催情報>
開催日:12/5(日)・12/12(日)・12/18(土)・12/25(土)・2022年 1/9(日)・1/15(土)

※詳細は熱海市観光協会HPでご確認ください。 
※社会状況により開催状況が変更されることがあります
 開催時間:20:20~20:40
※雨天決行・荒天中止
 開催場所:熱海湾
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