島時間に身を任せて。海ときらめきで心を満たす『新島』の贅沢旅プラン

静かな時間の流れる旅が恋しいみなさんへ。次の旅先の候補に「東京の島」を選んでみるのはいかが?東京都に属している東京諸島(伊豆諸島、小笠原諸島)は、海と山の豊かな自然に囲まれ、ゆったりとした”島時間”を堪能できる今注目のスポットなんですよ。今回はこの伊豆諸島の中から「新島(にいじま)」にスポットを当て、「東京の新しい贅沢」を堪能できる1泊2日のモデルプランを、島の見どころ共にご紹介します。

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このまとめ記事の目次

1日目

【8:00】新島へ向けて、いざ出発!

今回の旅の出発地点は2箇所から選べます。一つは竹芝桟橋(竹芝駅、浜松町駅より徒歩圏内)発➔船利用、もう一つは調布飛行場(調布駅、三鷹駅、武蔵境駅などからバス・タクシー移動)発➔飛行機利用です。
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ゆったり旅気分に浸りたい方や海が好きな方は、船がおすすめですが(大型船で最短8時間30分、高速ジェット船で最短2時間20分)、移動時間を短縮したい方や空からの絶景が好きな方は飛行機がおすすめ(フライト時間は40分程)です。
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島についたらレンタサイクルまたはレンタカーを借りましょう。新島の大きさは中心部なら徒歩での移動も可能ですが、季節により天候が変わりやすいこともあるので、念の為、移動手段を手配しておくと便利ですよ。

【12:00】島で人気の焼き立てパンをテイクアウト

移動手段をGETしたら、まずはランチをいただけるお店へ。せっかく旅で知らない土地を訪れたなら、地域で愛されている「ココにしか無い」お店に立ち寄ってみるのは醍醐味ですよね。新島には、スーパーや個人商店、カフェ&バーなどもあり、特にゲストハウスに宿泊を予定している場合はテイクアウトできるお店が重宝するんですよ。
なかでも島の人の温かみと懐かしく素朴な雰囲気を感じられるスポットとしておすすめなのは「かじやベーカリー」。フワフワの高級食パンを始め、カスタードクリームが入った丸い形が特徴の「UFO」、まさに"断面萌え"なサンドウィッチやお惣菜パンが人気のパン屋さんなんです。
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どのパンもとても柔らかいので、優しく持ち帰るのがポイントですよ。また、余裕があればカフェでコーヒーをテイクアウトし、「和田浜(わだはま)」という美景ポイントでいただくのもおすすめ♪敷物を持参して、ピクニック気分を味わってみるのも、旅行ならではの過ごし方ですよ。(カフェのご紹介は後述にて。)

【13:00】新島のシンボル「モヤイ像」を巡ってみよう!

美味しいパンでお腹を満たしたら、島巡りへ出発!海風を受けながら、美しい青の海を横目に眺められる「本村前浜海岸(ほんそんまえはまかいがん)」を通れば、まるで海外のリゾート地のような雰囲気を感じながら、島を堪能することができるんです◎
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島巡りで是非注目してみていただきたいのは、島中に点在する「モヤイ像」。実は新島は、イースター島の「モアイ像」を模した「モヤイ像」が制作された場所としても有名なんです。「モヤイ像」といえば渋谷に設置されているものが有名ですが、実は新島から寄贈された物なのだそうです。

ちなみに、"モヤイ"という名前は”モアイ”をもじっているだけでなく、新島の方言「もやい=協力する・助け合う」という意味も込めた名前とのこと。また、日本では新島でしか採れない貴重な「コーガ石」を利用して作られているんです。(コーガ石の詳細については後述にて。)
提供:東京観光財団
モヤイ像にたくさん出会えるのは「新島港」付近。女性の横顔のようなものから、亀などの生き物を模したものやピラミッドといったものまでさまざまな像があるんですよ。また、可愛らしく座っているモヤイ像が「羽伏浦(はぶしうら)公園」にあり、こちらはポストカードになるほどの人気!移動しながら島の山々や樹々も目にできるので、海以外の島の自然も体感してみてはいかが?

【15:30】港に立ち寄ってお土産探し♪

せっかく新島まで来たなら、新島ならではのお土産がほしいですよね♪新島のお土産には、強い辛さがクセになる「島とうがらし」やこれを利用した「ペペロンオイル」、名産の「くさや」をはじめとするお魚商品、明日葉(あしたば)を使用したお菓子などがありますが、これらをまとめて購入できるお店の一つに「いさば家」があります。
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新島港船客待合所の建物に入っているこちらのお店では、新島のお土産をまんべんなく取り揃えているので、とても便利。また、配送もお願いできるので、島自慢の焼酎など、重ためのお土産も気兼ねなく購入できるのが嬉しいところです。
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お店の向かい側には観光協会があるので、観光スポットをもっと知りたくなったら立ち寄ってみても良いかも。また2Fには食堂と、港を一望できるエリアもあるので、併せて利用してみてくださいね。(食堂の休業日、エリアの閉鎖日があります。)

【17:00】天然温泉が身近に。美しい海とともに癒やされる時間♪

新島は以前から、若者が長期の休みに訪れる"首都圏から一番近いリゾート地"の一つとして親しまれてきました。特に、大切な人や仲良しのグループで海水浴や散歩をしながら思い出づくりをするスポットとして知られてきたんです。ですが、他のリゾート地にはあまり見られないおトク感の有るスポットもあるのが、新島の魅力なんです。
提供:東京観光財団
実は間々下(まました)海岸沿いに、無料で利用できる天然温泉「湯の浜露天温泉」があるんです。夏場は海でマリンアクティビティを楽しんだ後に水着で入れるスポットですが、足湯もあるので、島巡りの途中に立ち寄りやすい足休めスポットでもあるんですよ。
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ちょっと一息つく気分で訪れれば、目の前に広がる海と小さな島の景色を眺め、ぼーっとできちゃいますよ。利用する際はタオルの持参をお忘れなく。地域の方も利用されている温泉なので、ルールとマナーを守って楽しんでくださいね。

【18:00】居心地の良いゲストハウスにチェックイン

そろそろ日も落ちてきたので、お宿にチェックインしましょう。新島にはゲストハウスや民宿がたくさんあるのですが、今回ご紹介するのは、カジュアルモダンな雰囲気が人気のゲストハウス「YoSoBe(ヨソーベー)」です。
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リビングには大型のテレビとソファ、ハンモックがあり、奥のスペースは調理ができるようになっているんです。なので例えば、友人同士で泊まりに来て、近所のスーパーで買い出しをしつつ、好きな料理を作りあってアットホームな夜を過ごすこともできちゃいますよ。
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お部屋は1人でゆったりくつろげる広さなので、バカンスだけでなく、ワーケーションのお宿としても人気なのだとか。シンプルだからこそ、我が家にいる感覚に近い過ごし方ができるのがゲストハウスや民宿のいいところ♪他にも様々な作り・こだわりのあるお宿が新島にはあるので是非調べてみてくださいね。

二日目

【10:30】まるでエーゲ海?美しい"白"の空間から見る海を堪能

二日目の新島。太陽に照らされたミルキーブルーの海と爽やかな波の音が響く、背伸びしすぎていないリゾート感が、今日も島全体にただよっています。こんな日は、いつもより長めにしっかり寝て、ゆったり準備をしたら、まずは羽伏浦海岸に向かいましょう。

こちらには新島のシンボルとも言える真っ白なメインゲートがあるんです。羽伏浦海岸は高い波が押し寄せるスポットでもあるため、サーファーのメッカとも言われているスポットなんですよ。
提供:東京観光財団
海のダイナミックさを感じられるスポットなので、サーフィンをする方でなくても楽しめる海岸です。白のメインゲートはカメラ映えするので、さまざまな角度から記念写真を撮ってみても良いかも。
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メインゲートをくぐったところから眺める海岸線は目を見張るほど美しいので、こちらも是非見ておきたい景色。波が激しいスポットなので、安全のため、風が強い日や満潮の時間帯を避けて訪れるようにしてくださいね。

【11:30】おしゃれ♡話題のカフェで島ごはんを満喫

映えスポットとダイナミックな島の波を満喫したら、海岸線に沿って和田浜方面へ。島に来たなら一度は食べておきたい「島ごはん」。せっかくなら、ゆっくりとした時間の流れの中でいただきたいですよね。
提供:POOL islandcafe market
島の雰囲気をゆったり堪能できる食事ができるお店として、「POOL islandcafe market(プール アイランドカフェ マーケット)」はおすすめの一つ。セルフリノベーションし、海街らしい爽やかな内装に模様替えした店内が可愛らしいんですよ。
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こちらでは、お店の方が手作りで提供する絶品島ごはんをいただけますよ!おすすめはガパオライスやロコモコ。新島流にアレンジされたリゾート飯でお腹を満たしてみてはいかが?ちなみに挽きたてコーヒーはテイクアウト可能です。(前述でパンと共にご紹介したコーヒーです。)

【12:30】このオリーブ色、新島だけ。希少なガラスに囲まれる

続いては、新島の自然の美しさを手のひらサイズで楽しめるスポット「ガラスアートセンター」に行ってみましょう。新島にはコーガ石(抗火石)という天然石があり、この石を溶かしてガラスにすると、美しいオリーブ色になるんです♪実はこの石、世界で新島とイタリアのリパリ島の2か所でしか採掘されていない希少な石なんです。また、天然石の色だけでこの絶妙な色を出せるのは世界的に見てもとても珍しいそうです!
提供:新島ガラスアートセンター
グラスやお皿などの食器に加え人気なのが「りんご」を模した置物。海外の要人向けのお土産にされたことから、特別な方へのお土産としても人気の高いお品だそうです。天気の良い日に海辺で写真を撮れば、こんな幻想的な一枚もゲットできちゃうかも◎
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また、こちらの施設には、世界中のガラス作家が訪れているそう。併設しているガラスアートミュージアムでは国内外の作家が制作した超絶技巧の作品の展示や、実際に制作している風景の動画を見ることができますよ。キラキラしたガラスアートの奥深さに浸ってみてはいかが?

【時間があれば立ち寄って!】地元産野菜のスイーツ&特産GET

空港や港に行く前に、村の中心部にある「新島農協」に少し立ち寄ってみましょう。こちらでは新島名産の「あめりか芋」や「明日葉」そのほか地元で採れたお野菜やその加工品をGETできちゃうんですよ。
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しかもこちらには、ここでしかいただけないアイスがあるんです!味は2種類あり、一つは明日葉入りのもの、もう一つはあめりか芋を使用したもの。どちらも野菜の甘みとミルクの風味をバランス良く作られてあるので、午後のおやつにはピッタリです。また他にも明日葉を使用したドリンクがあり、はちみつ&レモン配合で、ほんのり甘くスッキリとした味わいでとても飲みやすいんですよ!こちらもおすすめです♪
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店内で売られているお野菜は配送もできるので、本土のお店ではなかなかお目にかかれない貴重なあめりか芋や、お芋のペーストなどを自分用のお土産にするのも良いかも◎こちらでも島名産のお土産を一部販売しているので、買い忘れがあるならここで追加しても良いかもしれませんよ。

思い出とお土産をいっぱい抱えて帰路へ…

※本画像は離着陸以外の時間帯に手持ちのカメラにて撮影しております。離着陸時の電子機器の利用は規定により禁止されておりますので、ご注意ください。 RETRIP

※本画像は離着陸以外の時間帯に手持ちのカメラにて撮影しております。離着陸時の電子機器の利用は規定により禁止されておりますので、ご注意ください。

飛行機や船の時間に合わせて、余裕を持って発着場・港に向かいましょう。かばんには新島で手に入れたお土産をしっかり詰め込んで、心には島での思い出をしまって、、、家までしっかり持ち帰ってくださいね。

いかがでしたか?

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今回は新島で「東京の新しい贅沢」を堪能する1泊2日モデルプランを、島の見どころとともにご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?日々のせわしなさに追われて日常に癒やしが足りていないなら、ゆったりとした時間の流れる新島の贅沢なひとときの中で、明日への活力をチャージしてみてくださいね。

『東京の新しい贅沢へ。』

日々の生活を中心に、経済や社会が常に動き続けている。「東京」にはそんなイメージがありませんか?

今回ご紹介した新島がある"島しょ部"をはじめ、西多摩といった「もうひとつの東京」では、自然の生命力感じるきれいな空気やおいしい水、遮るものがない広大な星空に恵まれた、都会とは違う時間の流れを楽しめます。

そう。「東京」には、都会とはまた違う、私たちの心を満たしてくれる『贅沢=Luxury(ラグジュアリー)』な世界があるんです。

現在、TAMASHIMA.tokyoでは『東京の新しい贅沢へ。=TOKYO’s new LUXURY』をテーマに、多摩・島しょ地域で『贅沢』を再発見・再定義する旅を紹介しています。大都会・東京にはない、新しい体験を探して心を満たしていく、そんな贅沢な「もうひとつの東京」の過ごし方が気になる方は下記のボタンからホームページを覗いてみてくださいね!
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