①九寨溝の渓谷
まず最初にご紹介するのは、透き通ったエメラルドカラーの水の色が印象的な『九寨溝(きゅうさいこう)』です。四川省の北部に位置する自然保護区で、世界自然遺産として1992年に登録されています。
谷間に9つの村が存在することから『九寨溝』と呼ばれており、有名な湖だけでなく、その他100以上もの湖や、沼、渓流などなんと50kmにも渡る範囲すべてが自然遺産として登録されているんです!
谷間に9つの村が存在することから『九寨溝』と呼ばれており、有名な湖だけでなく、その他100以上もの湖や、沼、渓流などなんと50kmにも渡る範囲すべてが自然遺産として登録されているんです!
その大規模な遺産の中でも、やはり目を奪われるのは、このエメラルドに染まる湖。水中に含まれる成分や光の屈折など様々な現象が起因し、水中に沈む木々がはっきりと見えるほど、透明度が高く、より一層神秘的な景色として、多くの人々が訪れるスポットなんです。
『九寨溝』の中でも「五花海(ごかかい)」が特段透き通った青を見ることができ、地元でも有名なフォトジェニックスポットになっているんだとか。秋には、周りの木々が紅葉して色づいていくので、さらに幻想的な景観を楽しむことができるのでおすすめ◎
『九寨溝』の中でも「五花海(ごかかい)」が特段透き通った青を見ることができ、地元でも有名なフォトジェニックスポットになっているんだとか。秋には、周りの木々が紅葉して色づいていくので、さらに幻想的な景観を楽しむことができるのでおすすめ◎
②黄龍
続いてご紹介するのは、世界有数のカルスト地形『黄龍(ほわんろん)』です。こちらは、先ほどご紹介した九寨溝から約50kmほど離れた場所に位置しており、同年1992年に自然世界遺産として登録されました。
石灰岩の層が棚田のように入り組んだその様子が、山肌をうねる巨大な龍のように見えることから『黄龍』と名付けられ、その名の通り、まるで龍が山を登っていくかのような景色が広がっています。
石灰岩の層が棚田のように入り組んだその様子が、山肌をうねる巨大な龍のように見えることから『黄龍』と名付けられ、その名の通り、まるで龍が山を登っていくかのような景色が広がっています。
『黄龍』の水は、黄・緑・青・茶など、場所や日の差し込み方で様々に変化していくのが特徴的!特に晴れた日には、陽の光をあび、神々しい金色になる場所もあるのだとか。まるで宝探しのようで、なんだかワクワクしてきますよね◎
大自然の中で、ちょっと足元が心配だな思っている方もご安心ください!およそ3.5kmもの遊歩道が整備してあるので、気にせずゆっくりと美しい景色を堪能することができます♪
大自然の中で、ちょっと足元が心配だな思っている方もご安心ください!およそ3.5kmもの遊歩道が整備してあるので、気にせずゆっくりと美しい景色を堪能することができます♪
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③峨眉山・楽山大仏
続いてご紹介するのは、中国の宗教の聖地『峨眉山(がびさん)』です。峨眉山は、中国三大霊山、中国四大仏教名山として挙げられ、古くから道教・仏教の聖地として多くの方が訪れるパワースポットです。
標高3099mもある『峨眉山』は、麓から頂上までの間に気候が様々に変化し、それによって多くの動植物が生息いるまさに“自然王国”。自然景観を楽しめるスポットとしても大人気◎ケーブルカーから見える景色は緑に溢れており、圧巻ですよ!
標高3099mもある『峨眉山』は、麓から頂上までの間に気候が様々に変化し、それによって多くの動植物が生息いるまさに“自然王国”。自然景観を楽しめるスポットとしても大人気◎ケーブルカーから見える景色は緑に溢れており、圧巻ですよ!
こちらのスポットには、なんともう一つ世界遺産があるんです!それがこの『楽山大仏(らくさんだいぶつ)』崖に削られた『楽山大仏』の高さは世界最大級と言われ、奈良の大仏のなんと5倍もあるんです!国家によって造られることが多い大仏ですが、この『楽山大仏』は民衆の力によって、およそ90年の歳月をかけ造られたのだとか。大きさもさる事ながら、当時の技術の高さに圧倒されること間違いなし。
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④青城山・都江堰
青城山
続いてご紹介するのは、道教の名山『青城山(せいじょうざん)』です。道教発祥の聖地でありながら、青々とした豊かな自然に囲まれる景勝地としても有名なスポット。2000年に世界文化遺産として登録されました。
一年を通して緑に覆われていることから『青城山』と名称され、どの季節に訪れても自然の恩恵を全身に受けることができます。青く茂る山々でリフレッシュしつつ、中国の歴史を辿ってみてはいかがでしょうか。
一年を通して緑に覆われていることから『青城山』と名称され、どの季節に訪れても自然の恩恵を全身に受けることができます。青く茂る山々でリフレッシュしつつ、中国の歴史を辿ってみてはいかがでしょうか。
都江堰
もう一つ世界文化遺産として有名なのが『都江堰(とこうえん)』です。紀元前256年頃に8年もの歳月をかけて建設された古代の水利・灌漑(かんがい)施設で、2000年以上経った今でも水害対策に役立てられている現役の施設なのだとか。
この歴史を覆す工事を牽引した李冰(りひょう)親子が祀られている「二王廟(におうびょう)」という寺院からは、『都江堰』を一望できる絶景スポットもあるので、訪れた際にはぜひチェックしてみてくださいね!
この歴史を覆す工事を牽引した李冰(りひょう)親子が祀られている「二王廟(におうびょう)」という寺院からは、『都江堰』を一望できる絶景スポットもあるので、訪れた際にはぜひチェックしてみてくださいね!
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⑤四川ジャイアントパンダ保護区群
最後にご紹介するのは、『四川ジャイアントパンダ保護区群』です。日本でも人気のパンダですが、実はここ中国の四川が故郷なんです!年々生息数が減ってきているパンダですが、特にジャイアントパンダは絶滅危惧種に指定されています。
そんな中、中国・四川省内にある7つの自然保護区と9つの風景名勝区が『四川ジャイアントパンダ保護区群』として、2006年に世界自然遺産として登録されました。
そんな中、中国・四川省内にある7つの自然保護区と9つの風景名勝区が『四川ジャイアントパンダ保護区群』として、2006年に世界自然遺産として登録されました。
保護区内に棲むジャイアントパンダは、約500頭にものぼり世界最大の生息地として広く知られています。この広大な『四川ジャイアントパンダ保護区群』の総面積は、なんと約9200k㎡以上!その中には、ジャイアントパンダの他にも、レッサーパンダやユキヒョウなど希少動物や5,000種以上の植物が自生するまさに“緑の楽園”として、多くの動植物が暮らしています。
登録地域の臥龍(がりゅう)保護区内の、パンダの研究所「ジャイアントパンダ保護研究センター」では、パンダの餌やり体験や記念写真の撮影など、ここでしかできない体験が◎
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いかがでしたか
今回は中国・四川省にある世界遺産を紹介してきました。世界遺産の他にも四川省には、絶景ポイントや、本場・四川の味を楽しめるお店がたくさん!次の長期休みはお隣の国・中国へ足を伸ばしてみてはいかがでしょうか♪(なお情報は記事掲載時点のものです。詳細は公式サイトなどでも事前確認することをおすすめします。)