自分を見つめ直すリトリートタイム。会津で過ごす、1泊2日御堂×絶景旅スポット【日本遺産】

社会の喧騒から距離をとり、旅先で出会う時間と安らぎのなかで、じっくり自分と向き合うひとときを過ごしたい方へ。極上の旅時間を満喫できる、とっておきの「極上の会津」はいかが?今回は、福島県の会津エリアで永きに渡り守られ、受け継がれてきたスポットと、自然景観と人々の営みが融合した唯一無二の絶景スポットをご紹介します。また、今回の記事では、Instagramで人気のカメラマン「村井 克貴 | Lifestyle Film(@mkxpresar)」さんにご協力いただき、素敵なお写真とコメントをご提供いただきました。よどみない絶景の連続に涙してしまいそうな動画と共にお楽しみくださいませ!

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このまとめ記事の目次

今回巡ったスポットはこちら

by RETRIP

このルートを巡った方は…

by 村井克貴
◉カメラマン紹介:村井克貴(むらいかつき)
和歌山県出身・在住のフリーランス映像クリエイター。元銀行員で培ったコミュニケーション力を用いて、大好きな和歌山での映像制作に携わっている。インタビュー映像を得意とし、2022年に和歌山県と制作した作品が「日本国際観光映像祭」のファイナリストに選出。動画だけでなく写真撮影、SNSでの広告運用から代行投稿など、地域密着型にてトータルクリエイティブを担う。

制作動画はこちら!

出典:www.youtube.com

極上の会津|日本遺産「会津の三十三観音めぐり」filmed by 村井 克貴 Lifestyle Film(@mkxpresar)

日本遺産「会津の三十三観音めぐり~巡礼を通して観た往時の会津の文化」を、Instagramなどで人気のインフルエンサー・BOKU ...

会津とゆかりの深い御堂が魅力(会津の三十三観音めぐり)

*日本遺産「会津の三十三観音めぐり(あいづのさんじゅうさんかんのんめぐり)」について、詳しくは記事の最後にご紹介しております。

宮崎聖観音堂木造聖観音坐像(みやざきしょうかんのんどうもくぞうしょうかんのんざぞう)

集落の中にひっそりと佇む「宮崎大悲堂」。こちらに安置されているのが、寄木(よせぎ)づくりの聖観音坐像です。鎌倉時代の中期の作品であり、平安末期の様式の影響を受けたと言われているそう。印を結ぶ手の形が"おはじき"を弾く際の形に似ていることから「おはじき観音」とも呼ばれています。1974年に福島県の重要文化財に指定されていますよ。
◉村井さんコメント
今回は特別に区長様にご案内いただきました。お堂は、会津坂下消防署金山出張所の少し手前にある道を入っていくとあり、クラシカルな集落の風景の中に溶け込み異次元の空気さえ感じました。あまり大きなスポットではないので、10〜15分ほどの滞在でしたが、建物の作りが特徴的ですので、建物好きの方はもっとじっくり楽しめるかもしれません。

法用寺観音堂(ほうようじかんのんどう)

720年、徳道上人(とくどうしょうにん)によって開基されたお寺。会津で二番目に古い寺院とも言われています。火災により一度焼失するも、徳一大師(とくいつだいし)により復興されたとも伝わっているそうですよ。 境内には木造金剛力士像(もくぞうこんごうりきしぞう)や虎の尾桜(とらのおざくら)、会津最古の厨子(ずし)、室町時代の銅鐘(どうしょう)など多くの文化財が保管されており、なかでも本尊である十一面観音像は「火中仏」として秘仏とされ、現存する版木から姿を想像できます。
福島県の重要文化財に指定されている立派な風格の三重塔からは、会津の仏教文化の歴史をひしひしと感じ取ることができるかも。

◉村井さんコメント
今回訪れたスポットの中でも特に「行ってみて良かった!」と思えたスポットの一つがこちらです。森の中にポコっと突然出現するお堂には、驚きを凌ぐほど、その存在感に圧倒されてしまいました。木々のざわめきや鳥のさえずりが響く敷地内には癒しの空気が漂い、呼吸をしているだけでもマイナスイオンを感じるような、印象深いスポットでした。

ここへ行かずして会津を語れない!会津指折りの歴史的宿場町

大内宿(おおうちじゅく)

大内宿は1981年に国の重要伝統的建造物郡保存地区に選定されたエリア。会津エリア指折りの観光スポットで、日中にはたくさんある駐車場がいっぱいになってしまうほど観光客で賑わいます。また、国内の観光客だけでなく、海外(特にアジア圏)からの方も多く、世界的にも認知度が高いスポットなんですよ。
茅葺き屋根(かやぶきやね)の民家が道沿いにずらりと並ぶ光景はまるでタイムスリップしたかのよう。均一の取れた美しい町並みには、ため息さえ漏れてしまいそうなほどです。

◉村井さんコメント
店先では、お店の方が道ゆく観光客にお店の紹介などの会話をしている姿が見られ、懐かしい日本のワンシーンのように感じました。路地などに目を向けると、日光がうっすら差し込んでいて、美しさに胸を打たれ…言葉にも写真にも収めきれない時間が流れていました。こちらも、「行ってみて良かった!」と思えたスポットの一つでした。

大内宿を見渡すならココ:大内宿見晴台(おおうちじゅくみはらしだい)

大内宿の最奥にある見晴台。広場のような場所ではなく、林道(ほぼ通路)のようなこぢんまりとしたスポット。とても人気のスポットで並ぶこともあるため、時間に余裕を持って訪れてみると良いかも。急な階段を登った先にある見晴台からはずらりと並ぶ茅葺き屋根の民家を俯瞰(ふかん)して眺められ、その光景は各種SNSでも人気を集めている唯一無二の景観です。
なお、大内宿は山あいにあるため、天気が変わりやすいスポットでもあります。雨が降ってしまうと階段がぬかるみ、足元が悪くなってしまうためお気をつけくださいね。

◉村井さんコメント
今回のスポットの中で、一番写真映えする撮影ポイントだったのではないでしょうか。特に見晴台に関する案内板などは立っていませんが、たくさんの観光客の方々が列をなして順番を待っているので見つけやすいですよ。山の中にあるので秋口には寒さもひとしおで、日中でもダウンジャケットを着ていたくなるほどの気温でした。

SNSでも話題。「〇〇」で食べる名物お蕎麦を体験♪

そば処こめや

大内宿に来たら食べておきたいご当地グルメが「ねぎそば」。エリア内にはこのそばを提供しているお店がたくさんありますが、なかでも長い歴史を持つ「そば処こめや」は人気店の一つなんです。掘り炬燵(こたつ)席だけでなくテーブル席もあるので、おみ足が悪い方でも利用しやすくなっていますよ。

そもそも、ねぎそばは長い一本のネギをお箸がわりに使うユニークな蕎麦なのですが、会津では婚礼などのお祝いの際に、「そば口上」を行ってからいただく風習が伝わっているそうです。
「そば処こめや」で提供されるねぎそばは、しっかりとしたコシと食感が特徴。蕎麦の風味とお汁の旨み、これにネギのアクセントが加わり、満足感たっぷりのお食事を堪能できますよ。

◉村井さんコメント
ねぎそばはとにかく100点満点に美味しかったです!お店のお客様のほぼ全員が頼んでいたメニューで、ネギの長さに圧倒されましたが(スーパーで売られているような一本ネギと同じ長さで提供されました)、食べ切らなくても大丈夫と説明があったので、食べ切れる限りいただきました。お店の入口には囲炉裏があり、川魚が焼かれていたのですが、田舎の親戚の家に帰った時のような懐かしい雰囲気もあってくつろげる空間でした。

足を伸ばして会津ならではの自然絶景&特徴的スポットへ

第一只見川橋梁(だいいちただみがわきょうりょう)ビューポイント

この一帯は「紅葉の美しい鉄道路線ベストテン」で第1位、「雪景色のきれいなローカル線ベストテン」で第3位に選ばれるなど、鉄道景観が国内外で高く評価されているエリア。近くには第二只見川橋梁を見られるポイントもあり、観光客やカメラマンで賑わいを見せています。橋を通過する前に、鉄道から警笛が発せられるので、これが撮影の合図。ゆっくり橋を渡っていく橋と山川の絶景をワンフレームに収めてみて!
◉村井さんコメント
ドライブには最高のスポットだと思います。線路と川と並行するように道路があるので、電車と並走できるのも面白いところかなと感じました。道路はひたすら一本道が続くので、道に迷う心配もあまりありません。ただ、道中にトイレスポットがないため(ビュースポット近くの道の駅までありません…)、早めに済ませておくのが良いでしょう。

ちなみに、今回はドローンで撮影をしてみました。電車が橋を渡る直前まで車両が目視できないため、橋を渡る前に鳴らされる警笛がとても重要でした。

かねやまふれあい広場

※上空からの写真(ドローン撮影)

国道252号沿いにあるこちらの広場からは、自然と人々の暮らしが調和した大志集落(たいししゅうらく)の全景を望むことができます。 四季折々に異なる美しい景色が特に人気で、晩春から秋までの雨上がりに発生する川霧や、冬には雪景色の景観など、訪れるたびに新しい表情を見せてくれる素晴らしいスポットなんですよ。
また、こちらからは幻想的な水鏡現象が楽しめるスポットでもありますが、天候にも寄るため、ベストショットが撮れるかは運次第。なお、鉄道好きからも評判のスポットなので、JR只見線の列車が通過する瞬間を狙って訪れる方も多いのだとか。

◉村井さんコメント
線路間近まで下りていける道があり、鉄道写真好きにはたまらないスポットだなと思いました。広場にはベンチがあり、お弁当を持ってきて食べているご年配の方々もいてほっこりもしましたね。時の流れがかなりゆったりしており、川や大志集落の風景をずーっと眺めていたくなるような気分になりました。ブルーの川と集落に並ぶ赤い屋根の家々のコントラストも美しかったです。

奥会津シンフォニーロード

「奥会津シンフォニーロード」は、自動車の走行音が音楽として響く"メロディーロード"の一つ。 東北地方では随一のものとして知られていますよ。メロディーロードは、アスファルトに特殊な溝を切り込むことで、タイヤとの摩擦音が音楽のような旋律として奏でられるという仕組みになっています。こちらでは、法定速度で走ると「カントリーロード」が美しく響くように設計されているんですよ。
この特殊な構造にすることで、ついつい飛ばしてしまいがちなところの速度抑制や、眠気防止に役立つ効果があると言われています。また、溝の設計により路面排水性や凍結抑制も向上するというメリットもあるそうです。

◉村井さんコメント
見晴らしがとてもよく、道路沿いのちょっとした車止めスペースから下ってみると、川と山の景観と電車が一緒に見え、会津らしい景色を堪能できますよ。車で走ってみるとカントリーロードの音がクリアに聞こえ驚きました。他にも同じような道路を通ったことがありますが、過去一番しっかり曲が聞こえたように感じました。近くにはJR只見線の早戸駅があり、付近には観光スポットとして人気の渡り船の乗車場もあり、観光客で賑わっていました。

お土産には優しい甘さの"おまんじゅう"を

あわまんじゅう / 小池菓子舗(こいけかしほ)

柳津(やないづ)の名物菓子といえば「あわまんじゅう」!これを製造している菓子店のひとつが小池菓子舗です。地元産100%のもち米と、国産のあわを使用した黄色の生地の中にあんこが包まれ、ふっくらと蒸されたお菓子です。特に出来立ては格別だと評判♪素朴な味わいが特徴で、地元の方からはもちろん、観光で訪れた方々まで、年齢問わず好まれていますよ。
季節によって「桜あわまんじゅう」や「山塩あわまんじゅう」「栗あわまんじゅう」などが登場するのもおすすめポイント。和菓子が苦手な人でも美味しく、一口大サイズなので何個でもパクパク食べられてしまうお菓子です。

◉村井さんコメント
柳津本店にお伺いしました。数年前にリニューアルされたばかりとのことでとてもキレイで広々としていました。あわまんじゅう目当てで既に列もできており、人気ぶりにびっくりしました。お店の方によると、あわまんじゅうは縁起の良い食べ物で、厄除けしたい時に食べているものとのこと。お店の中にオープンキッチンのようなスペースがあり、あわまんじゅうが作られている様子を見ることができますよ。

見どころいっぱいの「極上の会津」を満喫してみよう♪

いかがでしたか?福島県の会津エリアで永きに渡り守られ、受け継がれてきたスポットと、自然景観と人々の営みが融合した唯一無二の絶景スポットをご紹介しました。都会にはない景観や人々の想いに触れる観音めぐりを満喫するリトリート旅に皆さんも出かけてみませんか?

今回ご紹介したスポットについて深掘り|日本遺産「会津の三十三観音めぐり」

提供:極上の会津プロジェクト協議会
今回ご紹介したお堂や観音像が安置されている寺院などは、「会津の三十三観音めぐり」として文化庁の「日本遺産(Japan Heritage)」に認定されています。

「日本遺産」には、地域に根付いた歴史的魅力や特色を通じ日本の文化・伝統のストーリーを語る上で欠かせない、有形・無形の様々な文化財群が含まれています。
提供:極上の会津プロジェクト協議会
会津には、日本国内に仏教が伝来した平安時代初期、奈良の都より訪れた徳一大師により仏教が広められ、元より地域に根付いていた山岳信仰と結びつくなどし、独自の発展を遂げました。

江戸時代には全国的に観音めぐりブームが起こり、会津では当時この地域を治めていた保科正之により地域内の観音めぐりが整備されたそうです。主に地域の女性グループ(観音講)で、現在の女子旅のような形で実施されることが多く、巡礼の際は、お堂を前に皆で「御詠歌(ごえいか)」を詠い納めたとのこと。旅の途中には温泉地などに立ち寄り、日頃の疲れをねぎらい合いながら、グループ内での親交を深めたと言われています。現在も会津地域には観音めぐりを行う風習が残っています。

会津17市町村と民間団体でつくる「極上の会津プロジェクト協議会」では、会津地域の「日本遺産」をはじめ、さまざまな観光情報を「極上の会津」公式サイトで公開中です。

旅の楽しみのひとつにおすすめ!「会津遺産カード」

なお、会津の日本遺産スポットの近くにある指定窓口で、御朱印サイズのカード「会津遺産カード」をGETできますよ◎市町村によって絵柄も色も違っているので、ぜひ揃えてみてくださいね!

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