【公共交通機関利用】時間に身をまかせて。1泊2日で巡れる、ぐるり会津旅スポットリスト(日本遺産)

地方を旅する時、レンタカーで巡るのも良いけど、できれば地元の電車やバス(時にタクシー)を利用して観光したいこともありますよね。このルートでは公共交通機関+徒歩でアクセスできる会津のスポットをご紹介。有名どころから、徒歩だからこそ訪れられる、ちょっとした穴場スポットまで網羅しました。また、今回の記事では、Instagramで人気のカメラマン「BOKU-Japan Travel(@boku_travel)」さんにご協力いただき、素敵なお写真とコメントをご提供いただきました。幻想的にまとめてくださった動画と共にお楽しみくださいませ!

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このまとめ記事の目次

今回巡ったスポットはこちら

by RETRIP

このルートを巡った方は…

by BOKU
◉カメラマン紹介:BOKU
日本の美しい一瞬を切り取るカメラマン。「後世へ遺していきたい日本の伝統や魅力を伝える」をモットーに全国行脚。森の香りや空気の冷たさ、湿度までが伝わってくるような幻想的な景観から、人々の熱気が眼の前に迫るようなにぎわいの様子までワンフレームに収め、国内外に多数のフォロワーを持つ。今回参加したカメラマンの中では最年少。

制作動画はこちら!

出典:www.youtube.com

極上の会津|日本遺産「会津の三十三観音めぐり」filmed by BOKU - Japan Travel(@boku_travel)

日本遺産「会津の三十三観音めぐり~巡礼を通して観た往時の会津の文化」を、Instagramなどで人気のインフルエンサー・BOKU ...

在来線でアクセス可能!会津の自然が育んだ"川×線路"の名景

会津川口(あいづかわぐち)駅付近 / JR只見(ただみ)線周辺

会津若松駅始発のJR只見線。一級河川の只見川(ただみがわ)沿いを走り、会津の山々と涼やかな川の風景を堪能できる路線として、旅好きだけでなく鉄道好きの方々からも人気の高いローカル線なんですよ。

会津川口駅は朝と夕方に川霧が発生し、自然に囲まれた立地ならではの景観を楽しむことができるスポットとしても知られています。
◉BOKUさんコメント
この場所ではドローン撮影を行いました。安全を考えて上空からの撮影としましたが、平日に訪れたので日中でも観光客が少なく、開けた景色を存分に撮影できました。一つアドバイスですが、只見線の本数は限られているので、観光に出かける前に帰りの電車の時刻をしっかり確認していくのを忘れないようにしてくださいね。

物言わぬ荘厳な佇まい。会津で行きたい歴史的スポット(日本遺産「会津の三十三観音めぐり」)

*日本遺産「会津の三十三観音めぐり(あいづのさんじゅうさんかんのんめぐり)」について、詳しくは記事の最後にご紹介しております。

石塚観音(いしづかかんのん)

正式名称は真言宗石塚山蓮台寺 石塚観音。大蛇退治の伝説や豊かな歴史を持ち、陸奥会津藩第2代藩主・蒲生忠郷(がもうたださと)の母が信仰した場所として知られ、また、こちらのお寺に安置されている石塚観音は、会津三十三観音の札所の一つとして巡礼者に親しまれています。
かつては会津三十三観音随一の賑わいがあったそうですが、戊辰戦争(ぼしんせんそう)の際に戦場となったため、その兵火により多くが焼失してしまったとのこと。 なお、西若松駅から徒歩数分の場所にあるため、訪れやすさが魅力的なスポットでもありますよ。

◉BOKUさんコメント
早起きして夜明け近くの早朝に訪れました。あまりに早い時間だったので前日にタクシーの迎車予約をしておきました。現地につくと境内には朝霧が立ち込め、なんとも言えない雰囲気に包まれていたのが印象に残っています。撮影時(2023年10月中旬)はまだもみじが色づき始めた頃でしたが、最盛期ならもっと鮮やかな景色が楽しめるのではないでしょうか。

野寺薬師堂(のでらやくしどう)

会津に仏教を伝来したと伝わる徳一大師(とくいつだいし)が創建したと言われる「会津五薬師」の一つで「南方薬師」と呼ばれているスポット。平安時代の建物とあって、その風格は一言では表現しきれない奥ゆかしさを感じられます。建物の前にそびえる大きなイチョウの木がアクセントとなり、四季の移り変わりと共に歴史に思いを馳せられる地でもありますよ。
◉BOKUさんコメント
こちらも早朝に訪れました。幻想的な雰囲気に包まれた一帯に踏み入れると、すっと伸びる参道の両脇に、立派な太幹の木がそそり立っており、目に入ってきた瞬間ぐっとインパクトを感じました。田んぼに囲まれた場所なのですが、参道の入口からお堂に向かう景色だけでなく、お堂の前から入口と田んぼのある方角を望む景観もまた新鮮で美しいと感じました。

百目貫地蔵堂(どうめきじぞうどう、百目貫大公孫樹)

こちらは猪苗代三十三観音に含まれているスポット。現在、猪苗代三十三観音のうち二十数ヶ所は民家敷地内にあるものの、一般に開放されているものも数多く、その中でも特徴的なスポットがこちらです。

訪れてまず目に入るのは「大公孫樹(大イチョウ)」。町の指定天然記念物となっているこちらの木の高さは約30メートル、幹周り5.2メートル、枝の広がりは20メートル以上あるとのことで、推定される樹齢は約1000年!「逆さ公孫樹」とも呼ばれ多くの方々に愛され守られてきたそうです。
◉BOKUさんコメント
お堂はイチョウの木に比べてとてもこぢんまりしています。イチョウの木は見上げるほど大きく、銀杏もたくさん落ちていました。磐梯山(ばんだいさん)を遠くに望め、猪苗代エリアに降り立っている実感も湧きましたね。ちなみに、山が近かったからか気温がとても低く(電車内が暖房でとても暖かかったこともあり寒暖差をより感じたので)、厚着が必要だなと感じました。

ホントは教えたくない。知る人ぞ知る会津の"ウマい"スポット

つるのIORIカフェ

2021年8月12日に再オープンしたこちらのカフェ。日帰り温泉施設としても利用できる「早戸温泉(はやとおんせん) つるの湯」に隣接しており、こだわりのお食事やスイーツをいただけるスポットなんです。木の温もりを感じる温かい雰囲気の店内では季節に合わせたメニューでほっこりできますよ。(2023年10月取材時点では、喜多方のパン屋さん『たんたんどる』の厚切り食パンを使ったパンと福島県産牛を使用したビーフシチューが提供されていました。)
ちなみに、付け合わせで提供されるフルーツピクルスや、お食事メニューとして提供されることもある「フルーツ地鶏激辛カレー」などフルーツを活かしたメニューもあります。

◉BOKUさんコメント
とにかく美味しすぎて食べすぎてしまいました(苦笑)。カフェとは言えど、料理のボリュームはしっかりあり、人気のビーフシチューとカレー、さらにポトフまでいただいてしまい大満足。フルーツピクルスは料理の合間に食べると程よい口直しになり、気づいたら食べきっていましたね。

会津喜多方ラーメン館 本館(あいづきたかたらーめんかん ほんかん)

会津ならではの味として食べ逃せないものの一つが「喜多方ラーメン」。その製造工程を知るところから試食、商品購入までをまるっと叶えられるのがこちらの施設です。

施設内に入ったら、まずは製造工程展示を見てみましょう。実際に使用されているラーメンの製造設備が展示されているほか、小麦粉から1食分の麺ができるまでの製造プロセスが写真と共に説明されていますよ。
製造工程を理解したら、屋台になっている試食コーナーで喜多方ラーメンをいただいてみて。出来上がりまでを知ってから食べるラーメンの味はまた格別なハズ。美味しさを堪能したあとは、ご自宅用またプレゼント用に喜多方ラーメンを購入してみるのも良いかも!ちなみに会津ならではのキャラクターグッズなどのお土産も並んでいますよ。

◉BOKUさんコメント
店舗の外に試食コーナーの屋台があり、さっぱり醤油味の喜多方ラーメンを試食させていただきました。試食でありながら、しっかり量があり、ちょっと小腹を満たすにもちょうど良いかも…とも思いました。スタッフの方に勧めていただいた薬味「にんにく味噌」が絶品でした!

Cocco tree(コッコツリー)

卵と牛乳を贅沢に使用したなめらかなプリンとふわふわのパンケーキが楽しめるカフェがこちら。実は「喜多方ラーメン館 本館」に隣接しているお店なんです。明るいウッド調の店内は開放的でありながら可愛らしく、心地よいランチ&カフェタイムを満喫できるスポットになっていますよ。ソファー席などもあり、小さなお子様連れのファミリーでも利用しやすいのもおすすめポイントです◎
こちらでいただくなら、まずは「とろ〜りなめらかプリン」や、軽い口当たりが病みつきになるスフレパンケーキ「わたぐもパンケーキ」を選んでみて。また、もう少しボーリューミーな甘さが欲しい気分なら、パンケーキの上にブリュレプリンを乗せた「ぷりんブリュレパンケーキ」もおすすめですよ。ちなみに、スイーツ以外にもお食事メニューも豊富です。

◉BOKUさんコメント
お店ではプリンをいただきました。「とろ〜りなめらかプリン」という名前の通り、とっても柔らかく、口の中でとろっと溶けてなくなっていくような心地よい口当たりでした。店内の落ち着いた雰囲気にも魅力を感じ、特に窓から陽が差し込む様子にはふと心奪われ、カメラに収めてしまいました。

お酒好きへのお土産も。会津若松随一の観光スポット

会津若松城跡(あいづわかまつじょうあと、鶴ヶ城)

会津若松城跡(鶴ヶ城、つるがじょう)は、会津若松(あいづわかまつ)市のシンボル的スポット。その歴史は古く、1384年に葦名直盛(あしななおもり)によって築かれた東黒川館(ひがしくろかわやかた)が起源と言われており、その後、1593年に蒲生氏郷(がもううじさと)によって鶴ヶ城と命名され、天守閣を含む建物は現在の形に生まれ変わったそうです。戊辰戦争では新政府軍の攻撃に耐えたことから、難攻不落の城として名を馳せました。明治時代に一度、建物は取り壊しになったものの、1965年に再建し、2011年に幕末当時の赤瓦に屋根瓦が取り替えられ(国内唯一とのこと)、当時の風格を取り戻しました。
天守内部は博物館となっており、会津の歴史に触れることができます。 また、鶴ヶ城公園内には約69,000坪もの広大な敷地があり、国の史跡に指定されています。 公園内にはさまざまな桜の木が植えられ、春には美しい桜の花が咲き誇り、夜にはライトアップも行われ、夜桜を楽しむことができるそうです。

◉BOKUさんコメント
駅前からバスやタクシーでアクセスしやすいスポットでした。日中と夜に訪れましたが、雰囲気の違いを感じられて面白みもありました。また季節を変えて訪れてみたいですね。会津の中心部ではありますが、夜はバスの本数がぐっと減るので、先にタクシーの手配をしておいた方が良いかもしれません。

お土産に地酒をGET:磐梯酒造(ばんだいしゅぞう)

明治23年創業である「磐梯酒造」は、名水百選に選ばれた「磐梯西山麓湧水群(ばんだいにしさんろくゆうすいぐん)」の伏流水と地元の契約農家で生産された酒造好適米を原料に使用し、地元の杜氏(とうじ)によって丹精込めて作られているのだそう。特におすすめの銘柄は「会津桜(あいづざくら)」。会津産の古代米を使用して作られた朱色のお酒なんです。この色味は天然色素によるものとのこと。 軽い渋みと共にお米の華やかな香りや甘さを感じられますよ。

※鶴ヶ城内売店にて購入可能。
◉BOKUさんコメント
こちらのお酒は「いちごジャムのような赤色が美しいな」と思い購入。今回ご一緒した他のカメラマン(村井さん、めーんさん、弥桜さん、ぴさきさん)と共に試飲をしてみましたが、日本酒でありながら独特の風味があるので、特に「日本酒好き」の方におすすめだねと話していました。

見どころいっぱいの「極上の会津」を満喫してみよう♪

いかがでしたか?今回は、公共交通機関+徒歩でアクセスできる観光スポット・歴史を感じるスポット・ちょっとした穴場スポットまでご紹介しました。皆さんもその土地でしか乗れない電車やバス、時にタクシーを駆使して会津の様々な一面を巡ってみる旅をしてみませんか?

今回ご紹介したスポットについて深掘り|日本遺産「会津の三十三観音めぐり」

提供:極上の会津プロジェクト協議会
今回ご紹介したお堂や観音像が安置されている寺院などは、「会津の三十三観音めぐり」として文化庁の「日本遺産(Japan Heritage)」に認定されています。

「日本遺産」には、地域に根付いた歴史的魅力や特色を通じ日本の文化・伝統のストーリーを語る上で欠かせない、有形・無形の様々な文化財群が含まれています。
提供:極上の会津プロジェクト協議会
会津には、日本国内に仏教が伝来した平安時代初期、奈良の都より訪れた徳一大師により仏教が広められ、元より地域に根付いていた山岳信仰と結びつくなどし、独自の発展を遂げました。

江戸時代には全国的に観音めぐりブームが起こり、会津では当時この地域を治めていた保科正之により地域内の観音めぐりが整備されたそうです。主に地域の女性グループ(観音講)で、現在の女子旅のような形で実施されることが多く、巡礼の際は、お堂を前に皆で「御詠歌(ごえいか)」を詠い納めたとのこと。旅の途中には温泉地などに立ち寄り、日頃の疲れをねぎらい合いながら、グループ内での親交を深めたと言われています。現在も会津地域には観音めぐりを行う風習が残っています。

会津17市町村と民間団体でつくる「極上の会津プロジェクト協議会」では、会津地域の「日本遺産」をはじめ、さまざまな観光情報を「極上の会津」公式サイトで公開中です。

全部揃えたくなる!「会津遺産カード」にも注目◎

なお、会津の日本遺産スポットの近くにある指定窓口で、御朱印サイズのカード「会津遺産カード」をGETできますよ◎市町村によって絵柄も色も違っているので、ぜひ揃えてみてくださいね!

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