やっぱり美味しい!日本じゃ食べられない、南国フルーツ5選

ベトナムは南国フルーチの宝庫です。日本は、世界でも特に美味しい果物の産地なのですが、ベトナムでは、日本じゃ食べられない美味しい果物が満載です。そして、とにかく安いんですよ。果物って、庶民が普通に食べられないとですよね。

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このまとめ記事の目次

南国フルーツとは

南国フルーツで思い浮かぶのは、マンゴーやドリアンでしょうか。更には、パイナップル。すいか・バナナ・パパイヤ等もありますね。どれも、ベトナムで買物に行けば、普通に売っています。でも、日本の高級果物の方が美味しいかも。ベトナム生活だと、フルーツは誰でも気軽に食べられる食材、とっても安くて美味しいんです。もちろん、市場で買うフルーツは、信じられないほど安くて。今回はフルーツ特集、日本人には馴染みのないフルーツをチョイスして、ご紹介します。

① ドラゴンフルーツ

まだ日本に住んでいた頃、よくタイのバンコクに仕事で行ったんだけど、その時のホテルの朝食に、必ずあった果物がパイナップル・パパイヤ、そしてドラゴンフルーツ。かなり細身に切ってあって、室温状態。さほど、好んで食べなかったんだよね。でも、ホーチミンに移住してから知った、ドラゴンフルーツの美味しさ。冷蔵庫でしっかり冷やして、上の写真のように2つか4つにカット。後は手掴みで、果肉を皮から剥いて、あっ、簡単に剥けるんですよ。そして、そのままかぶりつくんです。口中にドラゴンフルーツが広がって、この時の美味しさは、何とも言えないんですよ。上品もいいけど、やっぱり1番美味しく食べないとねぇ。
【基本情報】
ドラゴンフルーツはサボテン科の果実で、中南米、ベトナム、マレーシア、カンボジア他の東南アジアや東アジア、イスラエル等で主に栽培されています。近年では、日本でも栽培されていますね。ベトナムから日本へ入り始めた頃は、ピタヤと呼ばれていました。ドラゴンフルーツの名は、ベトナムから輸出する際、中国語から直訳的に英語にした販売用の商品名だったんです。果皮は光沢のある鮮やかな赤色、ピンク色が代表的ですが、黄色もあるんですよ。果肉も、白色、黄色、赤いゼリー状の種類があって、それぞれ、味も風味も少しずつ違います。ドラゴンフルーツには、アルブミン、アントシアン、ブドウ糖、リン酸、ポリフェノール、食物繊維、カロチン、カルシウム、鉄、ビタミンB1・B2、ナイアシン、ビタミンC等の栄養素が含まれていて、健康食品としても注目されているんです。赤肉種に含まれる色素は天然色素として染料や口紅などに使われています。

② ジャックフルーツ

現在住んでいる、ホーチミン市内のローカル地域。我が家のすぐの所で、毎朝賑わう路上の朝市。その中の、果物屋さんというか、バナナとジャックフルーツだけを売っているお店。ここのおばさんと仲良しになって、前を通るとたびにどっちか若しくは両方を買わされます。どっちを買っても1万ドン(53円位)って安さ、それでいて、1度には食べきれない量なんです。移住した頃、、スーパーで売っていたジャックフルーツ、手に取ったらドリアンのような匂いがきつくて、なかなか手がでなった。でも、ある日食べてみてから、すっかり虜になってしまいました。この記事を書いている今も、横にはジャックフルーツが御控中です。
【基本情報】
和名は、漢語由来のバラミツ(波羅蜜)とも呼ばれますね。ジャックフルーツは、木の幹や太い枝に連なってぶら下がり、長さ70cm、幅40cm、重さ40-50kgに達することもあり、世界最大の果実といわれるんです。その形は、歪んだ球形や楕円形が多いのですが、ときに円柱形となり、長さにも差があります。果実の表面には数mmのいぼ状の突起があって、熟すと全体に黄色になり、強烈な甘い匂いを放ちます。熟した果肉は甘くて、そのまま生で食べます。樹脂分を含んでいるので瑞々しさには欠けますが、弾力や粘りのある食感がいいんですよね。熟していない果実は野菜として、タイ料理、ベトナム料理やインドネシア料理などで煮物、炒め物などにも使われるんですよ。種子は焼くか茹でることで食用にされる。栗の様な風味になるんです。

③ マンゴスチン

以前は、マンゴスチンって、美容にいい成分ってくらいの知識しかなくって。おぼろげに果物ってことは分かってたんだけど、ホーチミンに住んで依頼、何で今まで食べなかったのか!まぁ、日本じゃ、なかなか生の物は手に入らないんだけど。マンゴスチン、淡い甘さで、どんどんいっちゃいます。お皿一杯買ってきても、毎回、あっという間なんですよね。ベトナムでは、高級の部類なんだそうですけど、それでも安い!高級でも何でも、お安いなら、たくさん食べちゃいますよね。
【基本情報】
ベトナムでマンゴスチンはほぼ年中出店頭に並びますが、国内産の旬は4月~6月です。マンゴスチンの木は気温が25℃以下になると育たないため、ベトナムではメコンデルタ地方、東南部を中心に栽培されています。ベトナムで最も美味しいのは、ビンズオン省のライティエウ産のマンクッライティエウと言われています。マンゴスチン選びのポイントは、皮が濃い紫のものが食べ頃です。なるべくヘタが緑色で、持って皮が硬すぎず、弾力のあるものを選びましょう。マンゴスチンはとっても美味しい果物なのですが、更に、果皮にはキサントンと呼ばれるポリフェノールの一種の抗酸化成分が豊富に含まれているんです。天然の抗生物質 と言われ、抗菌・殺菌作用、抗ウイルス作用、抗炎症作用、滋養強壮作用がある他、強力な抗酸化作用、 がん細胞を攻撃するナチュラルキラー細胞の活性を高める効果 があるんですって。でも、皮は苦くてとても食べられないですよね。ベトナムでは昔から、乾燥させて民間療法の薬として使用されているそうです。

④ ランブータン

会社の帰り、バイクで送ってくれたスタッフが、途中の路上で、チョムチョム美味しいよって。あそこで売ってるから、買いませんか?よく分からないまま、言われるがままに買って、家に帰って、まじまじと眺めたのが、ランブータンです。なんともグロテスクチックで、食べるのちょっと・・・。でも、せっかくだしで、とげが刺さらないのかなぁなんて思いながら、教えてもらったように、爪で2つに割って見た中身。透き通った乳白色で、美味しそう。口に入れた瞬間、思ってなかった優しい甘さで、正に、南国のフルーツだ!って。マンゴスチン系の味なんだけど、また、ちょっと違うんですよ。ちなみに、とげは柔らかくて、刺さりませんでした。
【基本情報】
ランブータンは東南アジア原産の中型から大型の熱帯の果樹です。マレー語でランブーが「毛」「髪」、それに接尾辞タンの「~もの」が付いて「毛の(生えた)もの」という意味なんです。熱帯果実のライチーやリュウガン(竜眼)と同じ系統で、味も雰囲気も似てますよね。ランブータンの木は常緑樹で、果実が熟して色づきだすと、葉の緑と相まってとっても奇麗なんです。平均的な大きさの木だと、5,000~6,000個、それ以上の果実をつけるんですよ。種は油脂に富んでいて、工業的に重要な果物でもあるんです。食用油やセッケン製造に使われています。そして、根、樹皮、葉は医薬品や染料としても使われているんですよ。

⑤ ザボン

最後の御紹介、私の大好きな柑橘系のザボンです。言ってみれば、グレープフルーツを大きくして、水分が少なくしっかりさせた感じです。色も同じで、黄色とピンクの2種類。味は、これまたグレープフルーツ系ですが、少し苦味があります。この苦みが病みつきになるんですよ。スーパーでは、上の写真のように、果肉だけをパックにして売っています。でも、元々は、とっても大きく、分厚い皮に守られています。街では、この丸まま買ってくることも。皮をむいて、食べると、更に満足感で一杯になるんですよ。果物好きの私には、もう堪りません。
【基本情報】
熱帯系のかんきつ類、原産地は東南アジアのベトナムの辺りのようです。 日本では九州で栽培されているんですよね。 宮崎では確かボンタンと呼ばれているのでは。 ボンタン飴、懐かしいですね。ベトナムでは、厚い皮を剥いて、そのまま食べるます。更に、和え物の材料にもなるんです。 ホーチミンのレストランで、和え物を注文すると、ザボンの果肉が入っていて結構美味しいんですよ。

南国のフルーツが美味しすぎる

南国フルーツ5選、いかがでしたか?
ベトナムには、まだまだ、たくさんのフルーツがあります。種類も豊富すぎて、毎日違う物を買ってきても、食べ尽くせない感じです。それに、毎日買っても、家計を圧迫する金額じゃないのが嬉しいですよね。ただ、日本で大好きだった、あのジューシーな桃と大粒で甘い苺が食べられないのが、少し残念。でも、それを補ってもあまりある美味しいフルーツ満載なのがベトナムなんです。

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